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◎音楽を楽しむという思いを 吹奏楽部32回サマーコンサート

2009年07月06日 | 公演・演劇・展示
 応援団総部吹奏楽部による第32回サマーコンサートが7月4日、尼崎文化センターアルカイックホールで開催された。演奏はシンフォニックステージ、ポップスステージの2部構成で行われ、訪れた観客を魅了した。【7月6日 神戸大NEWS NET=UNN】

 ファンファーレと共にさわやかな音色が会場を包んだ。第1部の最初の曲は「ホープタウン・ホリデー」。副題に「西インド諸島への旅」とあるように、壮大な自然が思い浮かぶようなリズムやサウンドが流れた。この他に「ずいずいずころばっし」のリズムが入った「幻想曲 幼い日の想い出」、アルメニアの民謡による狂詩曲「アルメニア・ダンス part1」の合計3曲が披露された。

 色々な分野の曲を演奏する目的で取り入れられた第2部のポップスステージ「青春神大きっぷ」では、飛行機の客室乗務員姿をした部員の案内で世界中を旅し、それぞれの国に合わせた曲が演奏された。中でもメキシコの音楽では、サボテンの姿をした部員が曲に合わせてダンスをする演出がとられ会場からは笑いが起こった。アンコール曲を披露し終えると、惜しみない拍手が部員らへ送られた。

 半年前から準備が始まった今回のサマーコンサート。「プロじゃないぶん一生懸命やる姿をみせよう」と部員に言い続けた部長の大山絢加(海事・3年)さん。「観客の人には私たちの演奏を通じて楽しんで欲しかった」と演奏会にかけた思いを話した。
 コンサートに訪れた男性は「第2部のような凝った演出があってとても面白かった。今回初めてだったがまた来たい」と話した。「楽しむ」という思いは伝わったようだ。(記者=松本尚也)

【写真】第2部「青春神大きっぷ」で「メキシカン・ハット」を演奏、演技する団員ら
(7月4日・尼崎文化センターアルカイックホールで 撮影=義原由樹子)

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