資生堂が980円の新ブランド投入
淘汰必至の低価格化粧品市場
7月29日、資生堂は1000円を切る低価格の戦略ブランド「専科」を9月中旬に投入すると発表した。化粧水を皮切りに、順次ラインナップを広げていく予定だ。市場想定価格は980円程度で、資生堂が3ケタの価格帯に新ブランドを投入するのは、異例である。
「とうとう資生堂が本気になったか」?。某化粧品メーカー幹部は、警戒感を顕にする。最大手の資生堂が低価格帯市場に本格参入したことで、今後は大手競合他社も追随せざるを得ないだろう。そうなれば、価格競争はさらに熾烈なものとなる。規模に物を言わせた大手が勝つか、隙間を狙って攻める中小が生き残るか。低価格帯市場の乱戦が幕を開けた。
「週刊ダイヤモンド」編集部 前田剛
http://diamond.jp/articles/-/8972
製品として割高なのに加え、為替レートもべらぼうである。
8月上旬で1ドル=86円前後なのに、この会社は1ドル=120円のまま固定されている。実質4割も高い買い物をさせられるとは、いくらなんでも不当な値付けだ。