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「flash+back」

私の愛車の「過去・現在・未来」

自分の感性で数値化・・・

2017-03-11 19:21:46 | Weblog

  

 

アバルト124スパイダー

そして、

マツダロードスター

 

 

なかなか興味がわいてくる、とてもセンスのある画像を

お借りしました。本当に良く出来ていると思います。

 

上側がアバルト124スパイダー

下側がマツダロードスターND(RS)

 

4060×1740×1240(HB2310)

3915×1735×1235(HB2310)

体躯 mm

 

1130kg 205-45-17(ポテンザRE050A)

1020kg 195-50-16(アドバンスポーツV105)

 

1368cc インタークーラーターボ4気筒

170ps/5500rpm 25.5kgm/2500rpm(Sモード)

 

1496cc ミラーサイクル直噴4気筒

131ps/7000rpm 15.2kgm/4800rpm

 

既に雑誌やHPなどでの試乗記を、もうイヤというほど(笑)

読まれていると思います。

 

 

かなり試乗経験のあるアバルト124。

そして、愛車であるマツダロードスターRS。

 

無謀にも感性による比較を「数値化で評価」します。

5点満点です。

コメントはありません。

 

    トルク トルク特性 回転感 パワー レスポンス 官能度 

124  5      3      2       5        3      2   

ND   2      5      5       3        4      5

 

    スタイル前 横 後 ハンドリング 軽快感 直進性

124  4    4    5       4       3     4

ND   5    5     4         5         5       4

 

以上です。

 

ひとこと言えば・・・・

双方とも100点は付きませんが、85点というところです。


チューニング

2016-12-31 11:24:15 | Weblog

P5-VPS

マツダの汎用スカイアクティブ1.5Lエンジン。

 

ロードスターに興味を持ったのは、1.5Lという

小排気量で、スポーツエンジンとしての素養、資質を

高めたエンジンを搭載したこと。

 

それが、P5ーVP「RS」

 

いろいろと理由はありそうだが(軽量化)、エンジニアが

その気概で・・・汎用エンジンのチューニングの伸びしろと、

ベースエンジンの資質向上を図ってみたかった。

 

このことも理由の一つだと思う。

 

以前、述べたが、(吊るしの)NAエンジンで

エンジン出力のカタログ数値を達成できるものは、

まず、ない。ほとんどない。

 

一部の高性能エンジン以外は。

その中に1,5LのP5-VP「RS」も含まれている。

実馬力は135ps~140ps弱と言われる。

 

ロードスターのP5-VP「RS」は、メーカーが

チューニングを施したエンジン。そこに惹かれる。

 

NAエンジンチューニング。今や死語となりつつある

悲しい状況の中、こういう希少なエンジンを選択

出来る環境に感謝すべきかなと。

 

仔細に並べると・・・

 

高回転化 カムプロフィール変更 

フルカウンター鍛造スチールクランク

専用吸排気再設計&最適化 

4-2-1-2エギゾーストシステム 

ECU変更 シリンダーヘッド&ブロック変更

軽量フライホイール

 

なかなかのメニューと言いたい。

精緻、真摯、そして連綿と続く枯淡の「進境」。

 

FFをFR転用というが、ただの構造変更では

すまされない。エンジニアにより幾多の追加変更を行う。

 

7000回転まで軽く廻り、7500回転が許容。

トルクは15.3kgmと・・・絶対的には薄いが、

その車重が1200kgもあるわけでは無く、

僅か1020kgだ。

 

実際、それなりのトルクは確保している。

 

111ps/6000rpm 14.7kgm/3500rpm

これを

131ps/7000rpm 15.3kgm/4800rpm

まで、チューニングを加えた。

 

『Lあたり100ps位』は・・・楽勝だったと思う。

しかし、海外のガソリン事情(粗悪な地域)や「間違えて」

レギュラーを使用したことまでを考えて、あえて性能を

131psに「絞った」のが正解だろう。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

150ps/7000rpm

16.5kgm/4800rpm

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

自分の愛機を乗りやすく、かつ、絶対的な能力を

高めるために、本来の走りに近づけるために

いつものようにチューニングを加えて行く。

 

『上記の数値あたりまで』持っていこうと思う。

自然吸気(ナチュラル・アスピレーション)スポーツ

エンジン1800ccくらいの能力値だ。

 

ターボと違い、乗りやすさのカギは・・・低速のトルク

確保と、そこから高回転域へのさらなる伸びだ。

 

 

吸気系をパーツいくつか変更(完了)

最新のSEVで乗り心地と中低速トルクを上げる(完了)

旧世代のフィーリング重視のSEVアイテムを

アバルト500から少し移植(1月)

ニューテックNC-80超高性能添加剤を純正オイルに

ブレンド・・10psはアップ(1月)

ECUチューニング・・中高回転域を改善(2月)

 

今の状況だが、慣らしでもトルク感がぐぅっと盛り上がり、

拭きあがりの滑らかさ、そして、奮い立たせるサウンド・・・

『第1段階は』、満足の極みだ。

 

次元が違うが・・・全然違うが、

自然吸気エンジンのチューニング

 

そのセオリーの一部はアルピナの気概に通じる。

そう、思っている。

 

 

 

 

 


アフラ=マズダ

2016-11-19 18:03:58 | Weblog

ゾロアスター教

 

火を神聖視するので拝火教とも呼びます。

 

アケメネス朝ペルシアで信仰された宗教。

今では、イランやアフガニスタン、インドに

僅かに信者が残るのみです。

 

珍しい二神教です。

 

善悪二神・・

善のアフラ=マズダと悪のアーリマン。

「光の神」対「暗黒の神」

 

太古から果てしない未来にかけて、現世でもそれぞれの軍団を

引き連れて戦い続けているといいます。

 

最後に勝つのはアフラ=マズダ。

その後は最後の審判が待つのみ。

 

ある自動車会社の経営者が

アフラ=マズダをヒントに社名(称号)を興しました。

 

光の様に輝く理想的なクルマを世に送り出す。

一つの理想と使命。

 

「mazda」 マズダ

 

そして

コスモスポーツ

初代ファミリア

RX-7など

 

名車が生み出されて理想は結実に向かうはずでした。

アーリマンの誘惑に負けて、死に体をさらしだした

みじめな経験・・・蹉跌もありますが。

 

復活を遂げつつある

アフラ=マズダ由来の

マツダ車を生まれて初めて買いました。

 

世界の名車に引けをとらない

コンセプト。スタイル。連綿と続く、プロダクトマインド。

 

その『本質』を、試してみようと思います!


23年ぶりに・・・

2016-11-07 20:29:48 | Weblog

・・・国産車を購入します。

 

今の時代は国産、輸入車の垣根は昔ほど高く

無いと思います。

 

良いモノはいいし、駄目なものはダメ。

価値観以上に不法に高いものも違うような。

 

自分の身の丈に合ったモノ。

長く可愛がり、維持コストも掛からない・・・。

 

そして、納得がいくもの。

妻も一緒に喜んでくれるクルマ(アバルトも可愛がっている)。

 

お互いに楽しめるシチュエーションが拡大できそうなもの。

 

私達夫婦にとって、最高に楽しめる車。

国産では一台しかない。

 

それを買います。

 

昨日、注文済みです。

 

 

アバルトは、もちろん残します。こんなに面白くて可愛くて

そして、・・・楽しい車は本当に少ないと思います。

家族車としても活躍しているし(夫婦+息子)(笑)。

 

今回の車の決定&仕様は、全て妻にまかせました。

初めての事ですね。


豪快と仔細

2016-10-11 20:31:45 | Weblog

久しぶりにアルピナに乗った。

D3。D3ビターボ。リムジン。

 

ディ-ゼルツインターボ搭載。

排気量は2992cc≒3L

ボア×ストはモジュラーで84×90mm

ロングストローク。

 

もはやストローク量は関係ない。

ターボ搭載車、特にディーゼルはトルクが命。

90mmを越えても(超えても)、100mm以上でも

もはや都合が良い。

 

しかし、驚いた。

タコメータ。回転計で5000回転はラクに

廻る。そう、良く使い込まれた表現・・・『シルキー』

という表現が、まさに妥当か。

 

シフトダウンで

「ヤバイ・・・5000回転軽く超えてる」

何度も、思った。

 

しかし、

その付近でのサウンドもイイ。

全般的に全回転域に置いてよどみなく廻る。

 

「精緻」という言葉を

久しぶりに使わせてもらう。あえて。

 

アルピナの極意はトルクだ。圧倒的なトルクは、今回の

D3の本質かもしれない。

 

しかし、過去のNAチューンドのクルマ達もそう。

鬼高回転域は、Mに任せる。

 

通常エンジンを少し上の回転まで廻して、吸排気チューンと

摺動ロスを手作業で磨き込んで減らす・・・。

独自のECU設定で、盤石なトルク特性を実現。

 

かっての私のB3もそうだった。

B3-3.3。美しきクーペだ。

知性という言葉さえ体現できる、飲み込めるその容姿・・・。

今でも、そうだろう。時を越えても。きっと・・・。

 

 

意外や、このD3は、E46B3の持っていた魔法の

絨毯に載せられて、後ろから巨大な手で

押し出すような感覚を体現していた。

 

しかし、レベルはちがう。

335d、435d

ツインターボ直列6気筒ディーゼルエンジンをチューニングしたのだ。

 

350psと71.4kgm

この圧倒的なトルクが異次元の加速を実現させる。

 

8速AT(ZF)は5シリーズに使用されるものと同じ。

下から美味しい回転域を繋いで上へすかさずシフトアップ。

 

しかし、固定して「上で」4000~5000回転で

廻して楽しむのもあり。回して密度感の高い

回転感覚とパワー感を楽しむコトができる。

 

スイッチトロニック。

このクルマで、そんな運転をすることは無いし、

する必要も無い。

 

でも、アルピナは分かっていたのだ。

廻して楽しむ極意のスポーツディーゼルチューンド。

この快感を。

 

 

豪快と仔細。

その共存。

 

アンダーステイツメント。枯淡なふるまい。

まだ、その精神は・・・残っていたと。

 

 


存在証明

2016-08-01 19:06:24 | Weblog
新型ロードスターのエンジン。
 
試乗した時に思ったのが、これは排気量の割にトルクが
出ている事。
 
上まできちんと回り、パワー感がどんどん比例するように
湧きあがっている。滑らかな回転フィーリングです。
 
フリクション(引っかかり感)を感じさせない、このよどみの
なさは、パワーとトルクがきちんと出ている証明にも
なるのです。
 

限られた排気量の中から、ひたむきに、やれるところは
真面目に拾って、入念にチューニングしたのだな・・・
という事が分かります。
 
 
1.5Lで131ps。絶対に「ソコは突っ込まれる」から、
実際に『実馬力で131psの満額回答!を』出した。
 
某有名マフラー製作F社計測で138psを吊るし状態で
記録(実際計測すれば、この値に近い数字は出るようです)。
 
これが『マツダの答え』だと思います。
もちろん1000kg前後の車重と言うのは、大きな武器。
 

直ライバルというわけではありませんが、FRスポーツ
として対座にあるBRZと86の実馬力は175ps強らしい。
 
排気量のゆとりもありますが、廻り方、フィールを含めて
試乗した時に・・・何か物足りなさを感じたコトは
覚えています(ボア×スト=86×86mmなのに)。
 

ターボ車に乗ってみて分かったコトは、パワー&トルクを
上げるのは比較的楽なんだと(吸排気系弄りだけでも、即
変化)。
 
 
NAエンジン。
自然排気エンジン。ノーマルアスピレーション。
 
私の経験も含めて、
素の状態シャシダイでカタログ値を計測出来れば「極上」
カタログ値93%で「上」
同じく85%で「普通かやや並↑」でしょう。
 
NAエンジンで、カタログ値を出せたのは「手組製法の」
AMGとアルピナだけです(私の知るところ)。
 

⇒138ps&16.2kgm(Lあたり92ps)
・・・カタログ値では87.3psのスペック
 
➡176.6ps&19.9kgm(Lあたり88.3ps)
・・・カタログ値は100psのスペック
 
新しい86&BRZのエンジンは僅かなパワーとトルク
向上額面をフィールの向上分に充てたのでは?
・・・と、思います(チューニングの対価)。
 
 
たかが数値ですが、数値は嘘はつかないコトも事実。
マツダのロードスター搭載エンジンにおける異(数)字
、そして維持、意地。
 
「ひとつの存在証明・・・かな」と。

アバルト500 パワーチェック(2)

2016-03-05 15:02:04 | Weblog

スポーツモードのスイッチを押しますと

ブーストアップ&レスポンス反応がアップします。

 

<カタログデータ>

最高出力は135ps/5500rpm(ノーマル&スポーツとも)

最大トルクは、

ノーマルモード時は18.4kgm/4500rpm

スポーツモード時は21.0kgm/3000rpm

となります。

 

<1>

スポーツモードでの回転数におけるトルクの変動

 

27.0kgm/3710rpm

ノーマルモード計測時の数値に「4kgm」追加されました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

回転数   ノーマル  スポーツ(kgm)
1600   13.1    13.4
2000   18.1    22.2
2400   22.4    24.7
2800   22.1    24.8
3200   21.5    25.1
3600   22.4    26.6
4000   22.8    25.9
4400   22.9    25.8
4800   22.1    24.9
5200   21.6    23.5
5600   20.9    21.7
6000   18.6    18.8
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ノーマルは2000回転以降は、ほぼフラット

トルクで乗りやすい扱いやすいカタチです。

スポーツモード時のトルク特性は基本フラットですが、
3000回転後半にコブがあって、ここでトルクを

より持ち上げます。

5000回転を越えるとトルクがどんどん絞られて

行く設定のようです。

 

<2>

スポーツモードでの回転数におけるパワー値の変動



171.5ps/5460rpm

ノーマルモード計測時の数値に「6.8ps」追加されました。

これは意外でした。ノーマルモードと変わらないと

思っていました。(カタログ値では同じ135ps)・・・けど、嬉しい。

中高回転時に限ってのパワー値を載せてみます(ノーマル比較有)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

回転数   ノーマル  スポーツ(ps)
3800   120.3   141.6   
4000   127.4   145.0
4200   133.7   150.3
4400   140.9   158.8
4600   146.5   163.8
4800   148.3   165.8
5000   151.8   170.0
5200   157.1   170.9
5400   161.1   170.2
5600   163.7   170.0
5800   159.4   163.8
6000   156.0   158.0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さすがにSモード時は余裕があります。

3000回転後半では140psをクリア。
4500回転では160psも越えます。

しかし、5000回転からECUからブレーキ指令が

出されて、パワーの伸びが止まります。

 

 

ECUはノーマル。サブコンも使用しないのに

何故、大幅に計測値がアップしたのでしょうか。

 

3つあります。

 

一つ目は

ニューテックオイルの使用

二つ目は

点火系を徹底的にチューニングしたことと、

ピンポイントでアーシングを施工。キャパシタも装着。

三つめは

SEVの使用(新しいシリーズ)

 

カタログ値に比較して

『プラス36.5ps』&『プラス6kgm』の鍵は

そのあたりでしょうか。

 

いずれもクルマへの負荷、負担は限りなく0に近い。


アバルト500 パワーチェック(1)

2016-03-04 20:09:17 | Weblog

現在の愛車

アバルト500。

 

車重は軽く1110kg

体躯も小さいが、軽い。かなり、軽く感じます。

 

この軽さがまさに武器なので、高速でなければ

動力性能はかなり充分に感じます。

 

ワインディング、タイトコーナーでは水を得た

魚という表現はぴったりです。

 

車重で食われがちな2Lクラスであれば、

220~250ps欲しいところです。

しかし、

アバルト500であれば・・おおよそ170ps程度

あれば、かなりの加速力を内包していると言えます。

 

最高速度は220km/h程度ですが、

今の国内でそれを使う機会は、まずない。

 

大排気量のまたは、大きなタービンを回す過給

エンジンによる潤沢なトルクによる、ゆっくりとまったりと

押し出すような加速感はまた別の魅力です。

 

しかし、私の愛機もかなり、私好みに味付けをしたので・・・

かなり運転しやすく、小排気量とは思えない比較的

ゆとりと余裕のある動力性能を追加することが可能と

なりました。

 

ストレス無く滑らかにレスポンス良く負圧ゾーンからも

加速を体現する。そんな感じです。

 

 

前置きが長くなりました。

 

去年の秋に、愛機アバルト500のパワーチェックを

歴代の所有車と同じように実施しました。

 

今回は、ノーマルモード編です。

2つのモードがボタンにより選択可能です。

スポーツスイッチ。押すと「スポーツモード」で、

そのままでは(または、再び押すと)「ノーマルモード」・・・。

 

ノーマルモードはスロットル反応が遅めで、通常の

走行運転がしやすくなっています。

ブーストは0.9barまで。低めです。

 

 

場所はいつものSAB東雲。

ボッシュのローラータイプ。

 

→エンジンパワー(ps)

ノーマルモード・カタログ値は
135ps/5500rpm

愛機の計測値は
164.7ps/5680rpm

『サブコン、ECU書き換え無し』で
この値は素晴らしいかなと。

ちなみに、

サブコンは愛機には相性が悪く、外しました。


→エンジン軸トルク値(kgm)
 
ノーマルモード・カタログ値は
18.4kgm/4500rpm

愛車の計測値は
23.0kgm/4470rpm

カタログと同じ回転域でノーマルモード計測で
上位モデル595とほぼ同じ値を達成しました。

データの最高値よりもトルク密度の高さ
パワーに高域まで広域にドラマがあるか。

そして、扱いやすく乗りやすいのか?
そこが、私流のモディファイのメインテーマでもあります。

一時(ピークだけ)の数値の高さは、余り意味が
無いような気がします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

回転数ごとのトルク値を書いてみます。

データ<トルク>
回転数    トルクkgm
2000    18.1
2500    22.5
3000    21.7
3500    22.3
4000    22.8
4500    23.0
5000    21.7
5500    21.0
6000    18.6

2100回転から5800回転まで
常時「ノーマルモード」でも
20.0kgmのトルクを発生。

全域で乗りやすいのが特徴。

回転も自然で滑らか。

2300~4800回転まで、ほぼ
フラットに22.0kgm以上を発生します。

私はSモードを余り使用しませんが、
今回の計測で納得ができました。

ちなみに6000回転でも156psを
発生。6100回転(レッド入ってる)
でも155.9psなので、相当上まで
パワーは詰まっています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

次回は『スポーツモード』の計測値。

続きます・・・。


セダン

2016-01-01 17:39:58 | Weblog

2台所有から1台へ。

 

実用的なスモールハッチバック。

日常に使用するにおいても全く不満が出ません。

 

もちろん、自分なりに乗りやすく、運転しやすく

モディファイしたことも大きいです。

 

 

でも、最近

セダンに目が行くようになりました。

 

3ボックス。妥協のない姿勢作りから生まれるのは

やはりセダンなのかなと思います。

 

今、仮に1台所有状態で、セダンを選ぶことに

なったら、何を選択するか?するのか?

 

趣味(シュミ)レートしてみました。

 

500~700万円

サイズはD(C)セグメント

スポーツセダン

 

この当たりで4台選択してみました。

 

(1)

ジャガーXE2.5ポートフォリオ

2Lターボ(ブーストアップモデル)

240ps&34,7kgm

 

このターボ。良く練られたセッティングです。

ジャガーの将来を左右する心臓。

 

幅は1850mmを意識させますが、いい仕事を

するDセグメントモデルです。

 

ハンドリング、そして乗り心地にジャガーの

今を感じさせました。路面との絶妙な接地感に

鬼のように(?)神経を注いでいます。

 

試乗されれば、ベーシックモデルでもその良さは

伝わります。燃費も10km/L以上行きます。

スタイリングは好みです。フロントのアンダー

スポイラー周辺はもう少し頑張ってほしかった。

及第点です。

 

(2)

アウディS3

Cセグメントのセダンは、ほぼ無いです。

貴重な存在です。

 

かってのE46と同じくらいの適応

サイズ感。それでも幅は1790mm。

 

A3セダン。良いクルマでした。

リヤ周りの重量感、剛性感。クワトロによる走行性。

これをベースにしたS3。試乗経験は無いけど

絶対に仕上がりはイイ。

 

内省的なただ住まいを感じさせる、セダンらしい

セダン。素敵な無駄のないデザイン。

アウディ共通の無機質感は、このモデルには無い。

 

285ps&38.8kgm。

重量は1520kgですから、動力性能は・・・

私の所有経験の車から一番近いのは

B33.3クーペ。

 

燃費もモードで14.4km/L。

実効12km/L位なのでは?

 

(3)

BMW340i

マイチェンしたBMW3シリーズ。相変わらず

隙の無い丁寧な造り込みです。上質(上級高級)な

スポーツセダン(E30、36,46とは違う括り)に

なってしまいましたが、踏み込めば・・・

『オレは、違うんだ』という主張は感じます。躍動感。

 

しかし、大きくなってしまいました。体躯的に。でかい。

 

D3やB3は価格的に乗りだし1000万円オーバーコース。

もう、それは、今は無理かな・・。

 

3Lですが、326ps&45.9kgmなので

「340i」。

 

最近のモデル表記は付いていけない。

330iは直4.252ps&35.7kgmだから・・・。

 

340iMスポーツ。

M3の下にあえて残したモデル。

過激な動力性能よりも高速ツアラーとして

Dセグボディに直6ターボを残したこのモデルに

BMWの裏面からの正義を感じさせます。

 

これも、試乗経験はありませんが、素晴らしいと

思います。スタイルも悪くは無い。

今でもベストはE46。もうないけど。でも、完成度は

凄かったんですね。

 

閑話休題・・・

 

続いて

「4」

CLA45

やはり、ミーハーなのでしょうか。

 

すれ違ってもCLAを意識します。特に赤だと。

奥様が乗っていることも多い。嫌いなベンツなのに。

 

背をうんと低くして、実用性も潰した潔さに

・・ファナティックさを感じさせます。

ノーマル直4、FFも4WDも試乗しましたが

ダメでした(私は初期しか経験なし)。

 

ドライビングポジション。そして、エンジンと

トランスミッションのフィーリングは50点でした。

 

でも、直4の2LのAMGはきっと違う。

全て、コンプリートだから底上げが、「Mやアルピナのように」

違うんだ・・。カタログ一番最後の存在感が凄いので。

 

そう、信じて私のラインナップに入れました。

L当たりで190ps近く。

その違和感、異次元的な加速性能をぶん回して

みたい・・・なんて。 

 

ベンツは、そんな運転が許される希少なクルマの一つ。

失礼しました。褒めているのですが、真面目に。

 

 

実際、購入することは無くても、趣味(シュミ)レートは

楽しい。そんな一例でした。


自動車雑誌

2015-12-28 17:52:01 | Weblog

自動車雑誌。

 

定期購読は現在していないのですが、

ここ最近は、毎月1冊は、購入するように

なりました。

 

理由は、各社とも読ませるための企業努力を

惜しまないようになったので。

 

モーターマガジンを最近、連続して購入。

少し、昔の雰囲気に戻ってきた感じです。

 

何やら、自己満足的な購入読者のリサーチを

しないで・・・淡々と書き進められてきた記事編成

から少し離脱しようとしています。

 

私の癖で、「雑誌」や「新聞」は、一番後ろから

読んでいくのですが・・・

 

その方が雑学的なメニューから短文的なメニューを

読み進めた方が、まず飽きない。

そして、疲れた時はそこで、まず、終わり。

 

最後に特集記事、新聞だと1~5面当たりを

じっくりとソースは何処からかな・・・と思い

ながら、読める。

 

 

・・・モーターマガジンの後半の構成ページが

少し、昔の形式に戻ってきました。

 

後望むのは・・・

「読者の声」「読者側からの支点から見たクルマ」

「中古車解説」「メーカーの小特集(ラテン、アメリカ)など」

「お勧めの特選パーツ」

 

などなど。いろいろと考えて、プラス思考を

増やしてほしい。

 

同じ評価しか出来ない(まあ、仕方ないのですが)

どちらか?というテーマで「どちらもいい」としか、

結局書けない評論家さんを遣うのもありですが、

 

ひねりを

加えられる(文体の奥にホンネをねじ込める)新進の

評論家さんを少数でも、モーターマガジンで育てて

欲しいものです。

 

期待したいです。

大昔からの読者を代表?して。

 

 

そう、『モーターマガジン』でしか出来ない。


限りなく「1」に近い

2015-10-22 17:45:50 | Weblog

 

アバルト・・・

500に乗り始めて1年半。

距離にして1.9万キロを走行しました。

 

 

このクルマ。

良いクルマです。

色々な意味で。

 

まず、スタイリング。

注目度が高い。視線を感じます。

小さい子供さんが指を指したり、おばさんがチラミ・・。

多くの車からの視線を感じます。

 

この感覚は、

国産では89年に来たZ32、90年に来たS13・・

そして、外車ではRCZ以来ですね。

 

アバルト500・・・

 

コンパクトで「軽い」。

この1110kgという自重が武器ですね。

ライトウエイトスポーツです。

 

しかも安価で燃費も良い。

操縦安定性は高速での直進性も優れ、

曲がる道に入ると車が嬉しがる感覚が良く分かります。

 

エンジン・・。

 

そう、エンジン。

 

旧い設計のベースブロックに16バルブターボを

搭載したと。ツインスパークの官能さは残念ながら無く、

フィアット特有の実直さは充分。

頑丈そうです(笑)。

 

 

最初にサブコンを搭載して

「182ps/29.0kgmに」仕上げました。

後にECUとの相性問題でノーマル性能へ。

 

サブコン時代は、フィーリングも荒く、高域では少し

シャーシを追い越して持て余す感も・・・。

 

なお、

カタログ表記は

135ps/5500rpm

18.4kgm/スポーツモードで21.0kgm

 

このままでも楽しいのですが、

乗りやすく、全体的に能力を高めたい。

 

ECU書き換え無し、サブコン搭載無しで

別の角度からチューニングをすすめることにしました。

 

 

結果的に

171,5ps/5680rpm

23.0kgm/スポーツモードで27.0kgm

 

フラットなトルクが低域から続いて高域まで。

満足度90%

滑らかな回転感覚です(になりました)。

満足度70%

燃焼効率が上がったのか燃費も1.5km/L向上。

満足度100%

 

数値上での比較、考察・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

135.0ps 1110kg ps/w=8.22

     ↓

171.5ps 1110kg ps/w=6.47

結構、満足が行く加速度です・・体感的にも

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

171.5(ps)/1.368(L)=125,4 

L当たりの出力は125,4ps。

2L換算で250、9psで、十分な値です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

27.0(kgm)/1.368(L)=19.7

L当たりの軸トルク値は19,7kgm。

NAではL当たりのトルク平均値は10.0kgm

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

このトルクで、5速アイドリング状態で・・・

トコトコ走行可能で柔軟制に優れる状態に。

 

足回りとのマッチングもぎりぎりOKです。

ボディ剛性も盤石ではないけど、それなりにはある。

それなりのパワーとトルクですが、

1110kgの車重のクルマを操るのは

久々の・・・無類(的)な感覚&楽しさ。

 

 

数値/フィーリング

私のアバルト500。限りなく「1」に近いと。

 

そう、思うわけです。


M

2015-10-15 17:43:11 | Weblog

M2

デビューです。

 

しばらくすれば日本でも販売されるでしょう。

800万円前後。

798万円とかだと良い数字かもしれません。

 

もう、現行1&2シリーズクーペでBMWの

このクラスのFRモデルは消滅。

 

いいタイミングです。

記念碑的なモデルになると思います。

 

残念な事はあります。

 

N55ベース。シングルターボ。

S55は搭載されませんでした。これは

残念ですが、予想されたこと。

 

コストの兼ね合い。エンジンベイの容量。

発熱量との問題。

 

370ps程度ならN55でOKと見込んだ。

 

もちろん、定量のエンジン強化パーツ類はM3から

移植されている。そして、足回りも強化。

 

M2はカブリオレも採用されるという噂も。

「回収」しなくては。

 

4シリーズの端正なスタイルに比較して

わざと手を抜いた(と思われる)リヤスタイル。

ここも残念な場所です。

 

もちろん素晴らしい点も。

 

サイズですね。重量(1495kg・6MT)は残念。

しかし、お兄さんと比較してショートなHB。

E36よりも10mm短い。

ここにトレッドは広がるので、E36M3は

1470kgでしたが、ほぼ同じ車重ですが、トレッド

拡大で重心が下がったのと同じ効果が。

 

370psは直噴ターボ過給でおとなしく走れば

それなりの燃費も稼ぐことは可能。

E36は7km/L実行燃費。

 

足回りはオーナーが自分好みにやり直すと

仮定しても、多分それ相応の実力は

あるはず。

 

ライバルがRS3、A45たちなので。

 

3台の中では、私ならM2に魅力が上がります。

FRだから。

 

大人しく乗ってもFRのストレス感のない

自然な乗り味は、物凄く良く出来たFFでも

絶対に繊細な部分含まて真似は不可能。

 

一つ武器が。

アクセル踏み込みでスクランブルブースト。

4~5速でも無理の加速感を

味わうことが出来るはずです。

 

このオーバーブースト機能を知っている

方(特にMTで)ならば大いにその理由、価値は

分かっていただけると思います。

 

BMWは想定ライバルにケイマンSをあげました。

ミッドシップ&ポルシェ。

 

価値観はオーナーが決めますが、

よほど教条的な方で無い限りケイマンSの圧勝。

 

 

次回は・・・

ずっと思っている事。

 

1&2シリーズとアルピナについて書こうと思います。

 

 

 


東京遊覧・・

2015-10-12 19:15:25 | Weblog

一日、一般道で都内を走りました。

 

車は代車でした。

愛車は作業があったので、時間つぶしに

代車で出掛けてみました。

 

凄いですね。

外車だらけ・・・。

 

ポルシエには何度も遭遇。

アストン、ジャガー、マセラッティ・・

ランボ、フェラーリ。

 

もう、BMWもアウディもベンツも遭遇しても

それは国産車と同じ感覚です。全然、普通。

地元とは・・違う領域です(笑)。

 

普段、雑誌でしか会えない車たちなので

遭遇すると、妻といろいろと話題が

弾みます(ともに笑顔)。

 

 

都内は道が、道幅(1車線あたり)が狭い。

駐車場が設けられない例があるので

3車線あると、歩道よりは路駐車で

潰れているコトが多い。

 

平均車速も速そうです。

自分のペースでまったり走ることは

ままならない環境みたいです。

左右からどんどん抜かれて行きます。

 

急ぎ生きる街。そんな感じでした。

 

レストランでi8を展示してました。

BMW東京の営業は、相変わらず今一つ。

妻も少し不満げでした(これは珍しいコト)。

 

 

そうそう、

面白かったコト。

魚らん坂あたりで、フェラーリが快走。

後ろから見ると

バッジは剥がされて、代わりに

家屋に貼るあの「犬」マークがセンターに

大きく鎮座してました。

 

いいね(笑)!

 

 

昔、M3に乗っていた時に

同じディーラーで買われた方のM3の

リヤトランクには、320iのエンブレムが。

 

「煽られたり、いろいろと面倒だから・・」

潔いな・・と、当時思ったものです。


VW・・

2015-10-07 20:12:08 | Weblog

VW

 

・・・・米環境保護局(EPA)によると、排ガス測定試験の

ときにだけ使うアルゴリズムを搭載した。実際の走行時は

EPAの規制「Tier2Bin5」や同国カリフォルニア州の

「LEVII-ULEV」で決められた値に比べて、最大で

40倍のNOx(窒素酸化物)を排出していた。・・・・・・・

 

耳と目。

双方疑いました。みなさんもそうでしょう。

 

ヨーロッパの自動車生産王国。

それも環境には常に前向きで、環境対策では

徹底したイメージの国。

 

実際環境対策実績貢献度世界4位。

正義の名のもとのおひざ元メーカーVW。

 

信じられません。

EUも不正状況を「知らぬふりをしていた」疑い・・

という尾ひれも。

 

2007年あたりから

ガソリンではTSIエンジンの成功でVWは新しい

活路を見出しました。その後の評価が今です。

ダウンサイザーという潮流を産み出したVW。

 

しかし、ディーゼルエンジン(後のTDI)では、

この辺りから不穏な動きは始まっていたのでは・・と。

 

古くから信頼関係を築いてきた新興国中国を除いて・・

 

特に、対米対策では大打撃でしょう(不正には厳しい)。

ヨーロッパでも辛いのですが、エンジン部品を納入する

下請けはもっと苦しくなるのでは。

 

特に過給と周辺補器類パーツ納入メーカー。

日本のメーカーも関わっているでしょう。

 

VWは一大総合生産グループ(トラック、商用車も)。

今後の対応と罰金、そして汚名回復のための手だて。

 

時間が速く経ってほしいと願うばかりでしょう。

問題の時間的風化効果・・・・

 

アウディ、シュコダ(チェコ)、セアト(スペイン)。

ヨーロッパに展開するグループ社。

ディーゼルを搭載するポルシェは?

 

燃費がぐんと上がり、排出CO2は減りエンジン出力も

ここ最近は、信じられないほど(本当に)伸びた

ガソリンエンジン搭載モデル。

 

ダウンサイジングターボ搭載と謳う各メーカー。

優秀な技術革新をイノベーションと素直に

信じて良いのかも分からなくなってきました。 

 

 

氷山の一角ではない事を祈ります。

 

連鎖反応で・・・

自動車工業会がとんでもないことにもなります。

 

ディーゼルの新たなる負のイメージを

完全に早く払拭してほしいものです。

 

でも、思います。

 

先送りではなく、

環境の為にも『今、発覚して良かったのかも』

 

代償はあまりにも大きいけれど、確実に「警鐘には」

 なったと思います。


コンプリートカー

2015-05-22 22:19:00 | Weblog

コンプリートモデル。

プレミアムブランド。

チューニングモデル。

 

コンプリートモデル。

国産で育たない背景は何処にあるのか。

 

まだチューニングモデルの域を出ない。

プレミアムなブランドに昇華できない。

成長できない。向上できない。

 

統括できないメーカーの内部事情もあると

思う。販売側の事情もあるだろう。

扱いにくいと(こういうモノは・・)。

 

ヨーロッパのメーカーとの差は確実にそこにあると。

温度差。現場の空気。一つ域を超えたマインド

そしてポジティブな姿勢と生産現場、開発現場、

研究施設、ブランド支えるパーツメーカーそして

優秀な人材。

 

人材にあると思う。

GT-Rを開発した水野さん。彼のような人材は

限られた方々だとは思うが必ず存在すると思う。

 

アルピナやM、アウディのS&RS、AMGのような

メーカのプレミアムなブランド統括部門を切り回して

みたい情熱を持つ方々は絶対にいる。

 

しかし、機会もないし、構想はあっても歴史や商業、

利益のことばかりを優先する国産メーカーには

所詮、無理な事なのだと。

 

絶対にまやかしみたいなモノしか造れない・・・。

 

今の時代、一つのチャンスだと思う。

NISMO2車種に試乗した。

単体的なチューニング手法で底上げを狙う

効果的なモノは感じる。

 

しかし、チューニングパーツを組み込んだ領域

から逸脱するようなモデルとは思えなかった。

全体的な志向の高さ、その匂いを感じることは

できなかった。販売店も扱いはそれなりだ。

自信、プライド、誇りも微塵には感じなかった。

 

もう一度言う。

今はチャンスだと。

 

真摯に真剣に打算抜きに理想をとらえるべく

実現すべく文化の血の一滴を投じたモデルに

期待したい。

 

センスを問う。

所詮外車には。といつも言われて悔しくは

無いのか?プライドは無いのか?

 

まやかしみたいなものはいらない。

造ってみましたみたいなものもいらない。

系統的に継続できない一時期な製作過程が

評価されるものもいらない。

 

マツダ、スバル、ホンダに期待したい。

心のこもった、納得が得られる、魂が籠った

ものがあれば、最後の時にはそれを選択も

してみたい。

 

国産で始まり、国産で終わるのも良いかな、と。