「flash+back」

私の愛車の「過去・現在・未来」

アルピナの喜び・・

2011-01-22 19:09:24 | Weblog
BMWのNAストレート6がついに消滅。
驚くばかりだが、時代の要請なのか。

他社を追随して、直墳の直4ターボエン
ジンを新開発。そして5シリーズまでに
搭載予定らしい。

抜群の環境性能。
燃焼効率・・燃費・出力・軽量化。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
245ps/5000rpm
35.7kgm/1250rpm
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最大出力値とトルク値を公表しているのは
相当に自信があるのだろう。

6気筒に置き換えるからには、ただの数値
スペック優先主義ではない。当然。

あの『シルキーシックス』に匹敵するほど
滑らかなフィールでなければ。NA感覚の
ような抜群のレスポンス。絶対に求められ
る必須項目。

これはフリクションの徹底低減とバランス
シャフトの取り付け、及びマウントの工夫
&セッティングで近づけることはできそう。

このエンジン。
結構、凄い。

結論
「35kgm強の最大トルク値が発生回転
数の1250回転から・・ほぼ最高出力を
発生する回転数の5000回転まで続く」

全域鬼トルクの塊り状態。
磐石なトルク特性は力強い安定した走り・
燃費・俊敏なレスポンス・CO2低減など
に寄与。

最高出力時の軸トルク値は35.1kgm。
(A×5000)÷716=245
 A=35.1

ゴルフRやメガーヌRに匹敵するスポーツ
エンジンを、標準上位グレードに展開する
(5シリーズではエントリー)。

多分出力をデチューン(絞って調整)して
245ps(328i・528i)
210ps(325i・525i)
190ps(323i・523i)
などのように同排気量で数種のグレードを
生み出すかもしれない。

この下は排気量が少ない4&3気筒直墳の
過給エンジンが控えて・・例えば320i
バッジ・グレードなどを生み出すのでは?

この過給エンジンは、以前からディーゼル
開発でBMWをサポートしてきたアルピナ
も開発に技術関与しているのでは。

共同開発D10ビターボ。そして、ついに
輸入されて好評を博したD3ビターボ。

アルピナはこの新4気筒エンジンをベース
にエンジンを絶対に開発するだろう。

というか、もはや開発も相当進んでいる?

予測・・・
この4気筒エンジンを搭載したB3の廉価
グレードをエントリーモデルにしてデビュー。

D3の代わりに日本へ将来導入するのでは。
800万円弱で実現できるか。

さてチューニング。
完成されている質の高いベースエンジンは
あまり手を入れられない。コスト的にも。

吸排気系・・アルピナ排気システム
カム&ECU ブーストアップ 
各部を少し強化 インジェクター改良 

そして・・売りは

D3と同様に大・小からなるツインターボ
システムの搭載。極低速からノーマルより
高域でより大きなパワーを磐石に生み出す
チューニングだろう。

中域から大きいセカンダリーターボが過給
を始めて6000回転あたりで最高出力を
生み出す。

数値も予測する。
上には、優に400ps超えの直6ツイン
ターボが控える。

直4直墳DOHC16バルブツインターボ
1997cc

最大トルク40.8kgm
最高出力300psにしてみよう

廉価版とはいえ『知的で(・・時代的には)』
素晴らしい充分な性能だろう。

6000回転でトルクが5kgm低下したと
して35.8kgm。

その場合の出力計算値はジャスト300ps!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
300ps/6000rpm
40.8kgm/2000~rpm
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

仮にデビューすれば、結構理想的な数値だとは思う。

さて、将来、アルピナ(というかファン)が喜ぶ
新しい局面を目にすることができるか、どうか?

それは、楽しみ・・。

am 0:30(2)

2011-01-11 19:22:17 | Weblog
板橋JCT。

5号線の上りと合流する。

そして間髪入れず、直ぐに山の手
トンネル方面へ分岐する。

この僅かな合流&分岐区間。
設計者は良く考えたものと思う。

『危険だ』
特に首都高速を日常的に走り慣れ
ないサンデードライバー達には。

山の手には行かずにラインは左を
キープ。ギアを3速まで落として、
キツイ左Rを旋回する。

ここのコーナーも大事故を起こす
魔の区間だ(何度も事故は見た)。

東池袋からサンシャインビル脇を
すり抜ければ護国寺の90Rへ。

RCZの脚の良さを、ここで確認。
ロールを許すが良く粘るダンパー。
引き締めたスプリングとCSC3が
有機的なサポートをして追随する。

FFだが固めたワイドトレッドの
リヤサスのセッティングが、その
気にさせるスピードを維持できる。

竹橋~江戸橋区間はツイスティな
ダンスを愛車と踊れる。低いギアを
キープして踏み込んだままでいい。

中速のトルクが厚い。タイムラグは
皆無に等しい。レスポンスが曲線に
同調していく。後はハンドルで踊る
だけ・・・何も、難しいことは無い。

レインボーから湾岸線へ合流。

目の前にはアストンがいる。美しい
クーペだ。2台並んでそのまま東京
港トンネルへ突入。アストンの瞳に
RCZの姿はどう写ったのだろうか。


大井Uターン。

慎重に羽田線へ合流。して。○速で。
そのまま。踏む。続ける。

前方は、ほぼフラットアウトに近い
状態だ。

偶然、S30Zに出会う。

綺麗な整備されたクルマ。まだ現役
で走っている姿を拝めるなんて・・。

感動(漫画の世界だけじゃない)。

でも、遅いので一気に抜かせてもらう。

芝浦までそのままの体勢で充分行ける。
景色が流れて・・溶け出してゆく。

M3で
B3で
ボクスターで

過去に走った首都高速。

RCZは、一回りほど小粒なスポーツ。

しかし、私のようなヘタレ&病弱年寄
にも『愛の手を差しのべてくれる』車
だということを、確認できた夜だった。

(全てフィクションです・・)