「flash+back」

私の愛車の「過去・現在・未来」

質問

2012-12-02 17:53:49 | Weblog

画像は、DS5です。

 

今回シトローエンDS4で以前から評○がもうひとつ

だったシングルクラッチイージーシステムモデルに

加えてHTP156と相性がよくその性能を存分に

引き出せる6ATが追加されました。

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質問

そのモデルに搭載されるエンジンは小変更を受けて

162psとなった。最高出力6ps差を含めて性能を

推測せよ。また、その性能向上に関するメーカーや

モデルの可能性、期待感も含めて論ぜよ。

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答え

BMWと共同開発のエンジンは全ての面において秀逸

である。ミニ、BMW、PSA。メーカーモデルは違えども

エンジン単体の魅力としては十分である。特に過給と

組み合わせたモデルはDセグのみならず、Eセグモデル

の思い車重を豊かな低速トルクで通常走行に何ら支障

なく、使うことができる。

 

メーカーそれぞれエンジン細部の味付けは違うが、燃費

性能、動力性能、滑らかさからくる(クラス内における)

上質感、どのシャシとの組み合わせでも一定水準以上を

保つ。ハイチューンドモデルJCWやRCZのTHP200など

特筆すべきチューンを受けたエンジンも存在する。

 

前置きが長いが(笑)

今回のDS4の追加6ATモデル。これは従来のTHP156

と比較して6psの追加馬力を得た。セッティングによる小

変更(電子制御システムの見直し程度)だろうが、今後、

THP162を搭載するPSAのモデルも増えるかもしれない。

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156ps 6000rpm  24.5kgm(1400~3500rpm)    

162ps 6000rpm  24.5kgm(1400rpm)

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同じ最高出力発生回転数でパワーを上げたということは

同じ回転数でトルクを増加させたことになる。

馬力=トルク×回転数÷系数716

 

最高出力時点でのトルク

156ps・・18.6kgm

162ps・・19.3kgm

 

その差、僅か0.7kgmだが、経験上「0.5kgmの差は

実感は」できる。高回転域において萎みかかったトルクは

気持ち程度だが、6000回転以上まで伸びゆくトルクの

マップになった(方向性)ということだと思う(大幅な体感は

期待出来ない・・あくまでフィール上)。

 

トルクの性能曲線はTHP156と同じように台形型だと

思う。ほんの少しだけピークが1400rpmに偏り、3500

回転までフラットのカタチを維持して、6000回転時での

落ち込みは156より少ないと。

 

162psエンジン。即搭載して欲しいモデルがあります。

RCZの右ハンドル6ATモデル。

156psでもウエルバランスだが、162psでよりRCZ

6ATの物足りない何かを埋め合わせてくれる可能性は

ある。マイチェン時はこちらを搭載?

 

あと、もう一台。

画像のDS5。スペシャルなDSなのだから、もうひとつ

パワー感を追加しても良いと思う。『162psで差を』。