「flash+back」

私の愛車の「過去・現在・未来」

アバルト500 パワーチェック(1)

2016-03-04 20:09:17 | Weblog

現在の愛車

アバルト500。

 

車重は軽く1110kg

体躯も小さいが、軽い。かなり、軽く感じます。

 

この軽さがまさに武器なので、高速でなければ

動力性能はかなり充分に感じます。

 

ワインディング、タイトコーナーでは水を得た

魚という表現はぴったりです。

 

車重で食われがちな2Lクラスであれば、

220~250ps欲しいところです。

しかし、

アバルト500であれば・・おおよそ170ps程度

あれば、かなりの加速力を内包していると言えます。

 

最高速度は220km/h程度ですが、

今の国内でそれを使う機会は、まずない。

 

大排気量のまたは、大きなタービンを回す過給

エンジンによる潤沢なトルクによる、ゆっくりとまったりと

押し出すような加速感はまた別の魅力です。

 

しかし、私の愛機もかなり、私好みに味付けをしたので・・・

かなり運転しやすく、小排気量とは思えない比較的

ゆとりと余裕のある動力性能を追加することが可能と

なりました。

 

ストレス無く滑らかにレスポンス良く負圧ゾーンからも

加速を体現する。そんな感じです。

 

 

前置きが長くなりました。

 

去年の秋に、愛機アバルト500のパワーチェックを

歴代の所有車と同じように実施しました。

 

今回は、ノーマルモード編です。

2つのモードがボタンにより選択可能です。

スポーツスイッチ。押すと「スポーツモード」で、

そのままでは(または、再び押すと)「ノーマルモード」・・・。

 

ノーマルモードはスロットル反応が遅めで、通常の

走行運転がしやすくなっています。

ブーストは0.9barまで。低めです。

 

 

場所はいつものSAB東雲。

ボッシュのローラータイプ。

 

→エンジンパワー(ps)

ノーマルモード・カタログ値は
135ps/5500rpm

愛機の計測値は
164.7ps/5680rpm

『サブコン、ECU書き換え無し』で
この値は素晴らしいかなと。

ちなみに、

サブコンは愛機には相性が悪く、外しました。


→エンジン軸トルク値(kgm)
 
ノーマルモード・カタログ値は
18.4kgm/4500rpm

愛車の計測値は
23.0kgm/4470rpm

カタログと同じ回転域でノーマルモード計測で
上位モデル595とほぼ同じ値を達成しました。

データの最高値よりもトルク密度の高さ
パワーに高域まで広域にドラマがあるか。

そして、扱いやすく乗りやすいのか?
そこが、私流のモディファイのメインテーマでもあります。

一時(ピークだけ)の数値の高さは、余り意味が
無いような気がします。

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回転数ごとのトルク値を書いてみます。

データ<トルク>
回転数    トルクkgm
2000    18.1
2500    22.5
3000    21.7
3500    22.3
4000    22.8
4500    23.0
5000    21.7
5500    21.0
6000    18.6

2100回転から5800回転まで
常時「ノーマルモード」でも
20.0kgmのトルクを発生。

全域で乗りやすいのが特徴。

回転も自然で滑らか。

2300~4800回転まで、ほぼ
フラットに22.0kgm以上を発生します。

私はSモードを余り使用しませんが、
今回の計測で納得ができました。

ちなみに6000回転でも156psを
発生。6100回転(レッド入ってる)
でも155.9psなので、相当上まで
パワーは詰まっています。

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次回は『スポーツモード』の計測値。

続きます・・・。



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