現在の愛車
アバルト500。
車重は軽く1110kg
体躯も小さいが、軽い。かなり、軽く感じます。
この軽さがまさに武器なので、高速でなければ
動力性能はかなり充分に感じます。
ワインディング、タイトコーナーでは水を得た
魚という表現はぴったりです。
車重で食われがちな2Lクラスであれば、
220~250ps欲しいところです。
しかし、
アバルト500であれば・・おおよそ170ps程度
あれば、かなりの加速力を内包していると言えます。
最高速度は220km/h程度ですが、
今の国内でそれを使う機会は、まずない。
大排気量のまたは、大きなタービンを回す過給
エンジンによる潤沢なトルクによる、ゆっくりとまったりと
押し出すような加速感はまた別の魅力です。
しかし、私の愛機もかなり、私好みに味付けをしたので・・・
かなり運転しやすく、小排気量とは思えない比較的
ゆとりと余裕のある動力性能を追加することが可能と
なりました。
ストレス無く滑らかにレスポンス良く負圧ゾーンからも
加速を体現する。そんな感じです。
前置きが長くなりました。
去年の秋に、愛機アバルト500のパワーチェックを
歴代の所有車と同じように実施しました。
今回は、ノーマルモード編です。
2つのモードがボタンにより選択可能です。
スポーツスイッチ。押すと「スポーツモード」で、
そのままでは(または、再び押すと)「ノーマルモード」・・・。
ノーマルモードはスロットル反応が遅めで、通常の
走行運転がしやすくなっています。
ブーストは0.9barまで。低めです。
場所はいつものSAB東雲。
ボッシュのローラータイプ。
→エンジンパワー(ps)
ノーマルモード・カタログ値は
135ps/5500rpm
愛機の計測値は
164.7ps/5680rpm
『サブコン、ECU書き換え無し』で
この値は素晴らしいかなと。
ちなみに、
サブコンは愛機には相性が悪く、外しました。
→エンジン軸トルク値(kgm)
18.4kgm/4500rpm
23.0kgm/4470rpm
パワーに高域まで広域にドラマがあるか。
そして、扱いやすく乗りやすいのか?
そこが、私流のモディファイのメインテーマでもあります。
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回転数ごとのトルク値を書いてみます。
データ<トルク>
回転数 トルクkgm
2000 18.1
2500 22.5
3000 21.7
3500 22.3
4000 22.8
4500 23.0
5000 21.7
5500 21.0
6000 18.6
2100回転から5800回転まで
常時「ノーマルモード」でも
20.0kgmのトルクを発生。
全域で乗りやすいのが特徴。
回転も自然で滑らか。
2300~4800回転まで、ほぼ
フラットに22.0kgm以上を発生します。
私はSモードを余り使用しませんが、
今回の計測で納得ができました。
ちなみに6000回転でも156psを
発生。6100回転(レッド入ってる)
でも155.9psなので、相当上まで
パワーは詰まっています。
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次回は『スポーツモード』の計測値。
続きます・・・。