傍観者の独り言・戯言

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STAP細胞事件:笹井副センター長未亡人の言葉について(雑感)

2016-02-05 06:22:52 | 雑感

STAP細胞事件は、小保方晴子氏の手記【あの日】発刊後、一部メディアを賑わしており、4日、「週刊新潮」「女性セブン」「週刊文春」、日TV「ミヤネ屋」で、笹井副センター長未亡人の発言を取り上げていました。
当方は、「週刊新潮」「女性セブン」の記事を引用し構成した「ミヤネ屋」を視聴し、笹井副センター長が、生前、「あれはES細胞ではない」という言葉が印象に残りました、

日本TV「ミヤネ屋」では、「週刊新潮」(記事:「あの日」から初めて口を開いた! 黒い割烹着「小保方手記」に「笹井副センター長」未亡人単独インタビュー)、「女性セブン」(記事:小保方晴子 手記出版に 笹井教授の妻 独占告白)を引用し、笹井副センター長未亡人が、生前の笹井副センター長の小保方晴子観、STAP現象の存在観を紹介していました、

番組「ミヤネ屋」では、笹井副センター長未亡人は、故笹井副センター長は、当初は、小保方晴子氏を「すごく優秀だ」と評価していたが、捏造騒ぎ以降は、科学の世界はデータが全てとしデータを杜撰に扱う小保方晴子氏を「研究者に向いていない」と愚痴を言うようになってたと紹介し、遺書にあった「新しい人生を歩んで下さい」という言葉は、あれは「あなたには研究者の資質がないから辞めなさい」という意味で、生前、何度も「彼女は研究者に向いてない辞めたほうがいい」と言っており、これが、彼女を間近で見てきた主人が最後に下した結論だったと紹介していました。

そして、理研調査委員会がSTAP細胞は無かった、ES細胞混入の検証実験の結論を紹介した後、笹井副センター長未亡人の発言として、
“「主人はSTAP現象そのものについては、最後まで「ある」と思っていたと思います。主人はそれこそ山のようにES細胞を見て来ました。
その目から見て「あの細胞はESとは明らかに形が異なる」という話を、家でもよくしていました
」“
と紹介し、笹井氏が見た細胞は何だろうか?と構成されていました。
番組では、その後、ゲストの解説、コメンテーターの感想があり、多くの謎が残る“STAP細胞”で終わりましたね。
要は、STAP細胞は捏造・ES細胞混入とされたが、笹井副センター長はSTAP現象なるものを信じていたと。

当方は、番組を視聴し思い出すのが、旧ブログ『STAP細胞真偽:孵らない卵?後一尺掘れの孵る卵?なのか(雑感)』(2014-04-03) で、

“「STAP細胞が「孵らない卵」なのか「孵る卵」なのか判別できないが、「今後も掘り続ければ」STAP細胞か、STAP細胞もどきの新たな発見に遭遇する機会が予想され、STAP細胞を1女性研究者の不正研究として断罪し放棄するのは得策と思えないですね。」”

で、海外留学の駆け出しの未熟な女性研究員(小保方晴子)の研究テーマ(未知なるSTAP現象)に、理研が「宝の山(未知なる新たな万能細胞)」を連想し特任し、成果公表に疑義が問われたのを既存の固定観念で検証実験し結論を出したと思いましたね。

STAP細胞もどき万能細胞がアメリカで発見されたとネット情報があったり、弁理士の栗原潔氏のコラム『STAP細胞特許出願の現状について』(2016年2月2日)などに接すると、STAP細胞事件は、過去の出来事として終息していないですね。



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