傍観者の独り言・戯言

団塊世代の手前勝手な放言
ブログ「傍観者の独り言」の続編

高齢者には居心地の悪い世になりますね。(独り言)

2016-06-09 09:59:08 | 独り言

7日のTV朝日の「羽島モーニングモーニングショー」で朝日新聞出版『夫に死んでほしい妻たち』を取り上げ、週刊ポスト(2016年6月17日号)で島田裕巳氏の著『もう親を捨てるしかない 介護・葬式・遺産は、要らない』を紹介にしており、男性高齢者は妻から疎まれ、親を面倒見る余裕もなく、自己責任で独りで晩年を迎える覚悟が必要ですね。
居心地の悪い世になりますね。

「羽島モーニングモーニングショー」で小林美希女史の著『夫に死んでほしい妻たち』を取り上げ、小林美希女史曰く「夫と連れ添った期間が長いほど“夫に死んでほしい”と強く思う傾向があるとし、“段階世代だったり熟年夫婦になっていくと長い時間をかけた中で積もり積もったものが怨念のようなかたちで、ある日ふっと思い出しては「死ね」”」になり、「妻の“してほしい”と夫の“している”には大きなズレ」があるとし、市中の声を紹介していましたね。

当方は、旧ブログ『週刊現代の「夫に早く死んでほしい妻たち」・・・夫婦は他人』(2010-05-01)で、定年後は、「夫婦は他人」であると覚悟し、人間(男)は、一人でも自活できる術を習得しとくことが賢明と書きましたが、より、顕著になったということですね。

他方で、自活することもままならない風潮ですね。
週刊ポストの記事『宗教学者・島田裕巳氏が覚悟の提案「親を捨てるしかない」』では、

“「家計を圧迫する介護費用や、徘徊老人による鉄道事故の賠償責任など、老いた親を持つ子供に降りかかるコストとリスクは大きな社会問題となっている。この難題に対し、「親を捨てる」という衝撃的な問題提起を行なったのが、宗教学者の島田裕巳氏だ。」”

と、親の面倒など見る余裕などなく、親を見切るしかないと提起しています。
親を捨てることについては、旧ブログ『週刊現代の記事『みんな悩んでいる「老いた親」の捨て方』・・・・「社会的入院」も解(雑感)(追記)』(2014-03-19)で、「週刊現代」(」2014年3月22日号)の【賢者の知恵】の記事『大特集みんな悩んでいる「老いた親」の捨て方【第1部】決断ひとつで、天と地ほどの差がついてしまう!親を捨てるか妻から捨てられる』の「老いた親」を捨てるか、捨てなければ妻から捨てられるという内容であり、高齢者には平穏な老後など当てにしないことですね。

高齢少子・核家族社会では、老親の介護を子供が担うのは、時間的・金銭的に限界があり、「墓守り」も同様で、葬儀不要の「送骨」で、墓も無用の「散骨」は現実解になりつつありますね。
現社会は、高齢者の下流化動向に、教育ローン、ニートや非正規雇用は常態化になり、現役世代の下流老人化は確実視されており高齢者は自活する覚悟を求めれる居心地の悪い世になりましたね。



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