さよなら切り金

さて、
石膏取り。と、思ったら、切り金の用意を忘れていた。

がくし。

今までならば、方針転換して粘土こねたりぃの、ガラス切ったりぃの、と時間を方向転換したが、
きょうの今日は、最後のこんにち。

んー、
さっき配ってらしたチャーム、イタリア製・金銀パールガラスのチャームのパンフレットを切り貼りする。

なんつぅか、紙の質がたいへんに、よろしい。

粘土にさくりっと刺さります。
すくっと立ってへたらない。
カーブよし、直線よし。

苦手の切り金入れが、なんと半分の時間とストレスで終了する。
撥水のために、紙テープを貼っていく。

仕上がり綺麗。

原型への損傷も少ない予感。

石膏４.5キロ、塗り口もすっきり。

紙はえらいなぁ。

切り金に費やした時間と労力、２０年分は何？

あたいの青春を返してっ！

うるうる。




まぁ
技法というのは、そういうものかもしれない。

こんなに撥水して強度がある紙製品を、街角で無料で配ってるなんて時代？
地域？
日本？……限定？なのかしら。


さよなら、切り金。