GなLんAにSしS AよRうT 

海に帰りたい~@″
 

苦悩の太鼓男

2014年01月31日 | 音楽
まぁ、ちょっと聞いてえな。

ほいほい。

太鼓男が、友達に歌詞、書いてもらったから、これに曲つけてくれて言うてきたけど、邪魔くさいから適当に、ほっといたんやんかぁ。

ほいほい。

そしたら、わりかし本気みたいで、毎週、曲つけてくれ曲つけてくれてうるさいねん。

ほいほい。

しゃーないから、ギターと相談して、曲にしたら、こんなんかなん、もっと、カッコイいのんがよい、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドみたいな通なカッコイいのんがよい、作り直せと簡単に言うてくるけど、歌うの俺やん?

ほいほい。死んだね。


んー死んだな。最近、あのくらいから上の人が、バタバタ死にはるなぁ。

ほんまやね。

しゃーないな。んで、しゃーないから、また、頑張って作ったんやんかぁ。

ほいほい。

そしたら、きょうの練習で、やっぱりあの曲は女性ボーカルのイメージやから、ライブでやるのん嫌や、太鼓たたかへんて、言われて、なんやそれてなって。


ほいほい。って、あかんやん。

やろ?
俺が作った曲やで。わけわからんわ。

ほいほい。んじゃ、喧嘩したの?

大人やから、喧嘩なんかせえへんよ。太鼓無しや。

ほいほいって、えー?どゆこと?

だから、太鼓無し。ギターとベースだけ。二人でするし、その間は太鼓、休んどいててなってん。


ほいほい。
そりゃまた、潔いってか、大人やねえ。しゃーけど、太鼓男さん、その歌詞もしかして、友達て、女友達に作ってもらわはったん違うん?

んー、なんかな、東京へ行ってしまいはったらしいわ。歌詞、書いたゆう子。そやから、聞いてもらわれへんから曲いらんなったんやろ。俺が作った曲やのに、むちゃくちゃ言わはるわ。

ほいほいって、それ、普通に失恋てことやないの?その歌詞、歌うの可哀想ってことやないんか?


あ~ぁ~あ~、そうかも、そうか。そおいうことやな。





んじゃ、もうその曲はお蔵入りかというと、そうではなく、ドラム抜きで演奏することに決定なんだそうである。



太鼓男・・・さん。

Annieの砂嵐『地上の飯・皿めぐり航海記』中村和恵

2014年01月29日 | 読書
虫フェチのAnnieだが、虫語はわからないと言うのです。

それは、Annieは関西弁で会話できるが文字列になるとお手上げ、というのと関係あるのかもしれません。

虫語を、文字列で読むのは、全然ムリなんだそうです。

お話ししたら、虫語も、もしかしたら、わかるかもなのだが、残念なことに虫語はどうも、文語のみで使われる言語です。

話し言葉で、音声で聞いたことは、たぶん、ないな。

普通、文語のほうが偉そばってると相場は決まっている。

文語、古語など操ると、高校の古文漢文・センター試験等々でよい点数が稼げて、人生、さい先良しな感触ありあり。

だけど、虫語は、かなり幼児語、喃語、ピノコに近いようなです。


で、
Annieはとにかく、虫フェチです。

しかし、(彼/彼女)は「砂嵐だけどね、砂嵐じゃない」というのでした。

どうもね。

よく話を聞くと、点々な感じは点々な感じなんだけど、ツンツンツンツンで、トゲトゲトゲトゲで、尚且つ、トロトロとろけ流れて剥がれ落ちる。
それが非常に気持ち悪い感じ。

ツンツンツンツンは、針ツンツンでなく、敢えて例えるなら、植物の薄い葉っぱ。雲母の切片。

平べったい髪の毛というものがあるなら、そういう具合のもの。

それは、ぞわぞわと揺れて蠢いている。

そして、ある時、つららが溶けるように気づかぬうちに、とろみを帯びて流れていく。

ぞわぞわ揺れて蠢くのも、とろけて流れて、ついには剥がれるのも、どちらも、まことに気味がよくないのですよ。

そういう砂嵐なのです。

砂嵐とは違うのだけれど、たいへん似ています。

だから、ある種の絨毯は、たまらなく魅力的です。それは、たいへんに美しいのです。

そのことに近づくと、立ち尽くしますよ。

そして、私たちは、そういうものに囲まれて、長く暮らしていたと思いますよ。

山でも、野原でも、川辺でも、海辺でも。世界は長い間そういうものばかりでできていた。

境界線は曖昧で、すべては外界にあるため、常に空気の動きに曝されている。

だから、蠢いているのです。

蠢いているトゲトゲトゲトゲツンツンツンツンから、一瞬で周りとはあきらかに違うもの、違う気配、異質さ加減を感じなければならないのです。

それが、食べ物であったり、脅威であったりする。

そういう生き物。

そういう生き物として、私たちは
異質さを敏感に察知して、捕食したり、捕食されたりして続いて来ました。

長く長く捕食される側だった時間が続きます。

永劫にも近い時間、より敏感になり得た者だけが、つまり、我々、人間は生き残ってきたのです。

Annieの話しをききながら、

『地上の飯・皿めぐり航海記』中村和恵 著に登場する

「スパンコールの海・碧緑芳香島」

ベネズエラ沖から北へ列ぶ小アンティール諸島の南側、風上列島の中に位置する『ドミニカ島』の物語を思う。








※Annie(仮名)

平凡社(紀行・食文化)国境なき食欲・
おいしいごはんを求めて東へ西へ

ビューティフル・マインド

2014年01月26日 | 読書
ー天才数学者の絶望と奇跡ー

シルヴィア・ナサー(塩川 優訳)


「ジョン・フォーブス・ナッシュ・ジュニア」数学の天才、合理的行動理論の発見者にして、思考する機械を夢想した男の伝記。


数学のお話しが、頭ワル子には、チンプンカンプンなので読み進めるのが、とても苦しかった。

だけど、
読み飛ばしてはいけない感覚があって、読んだからといって理解できるわけはないのだが、とにかく読んだ。
(おそらく全部わかって読める人は、全世界でも、そんなにたくさんは、いらっしゃらないしね。きっと)

とにかく読んだお陰で、意味は解らなくても、ナッシュ的数学に対する兆候のつかみ方が体感できる。


そして、
カフカ『城』的世界、つまり統合失調症に罹患し、生きることになるナッシュの40年の軌跡も。

途中にノーベル経済学賞受賞という、とてつもない栄光をはさんでいるにしても、
寛解した奇跡の季節を迎えたあとに振り返ってみると、

病さえなければ・・・。

失ったものの、あまりの大きさに、一読者でさえ、ただただ茫然自失する。

だが、
ナッシュは、その後に続く時間を、妻と共に、同じく統合失調症を患う息子をサポートしながら丁寧に生きる。

直感の人が、忍耐の人に変わっていく。



統合失調症を発症して、寛解するまでの、40年にもわたる長い時間

妄想や衝動の大きさに圧倒されてほぼ廃人として過ごすか、

ただただ狂気に突き動かされ理解不能な茶番劇を、執拗に繰り返すかを、交互に生きるナッシュ。

孤独の中、全てを犠牲にして、考え、計算し、書き続けるナッシュ。

統合失調症の嵐を、凌ぎつつ、しのぎつつ研究を続け論文を発表し、教鞭をとるナッシュ。

私生活は、病のために惨憺を極める。

献身的な妻を何度も何度も、裏切り、文字通り踏みつける。
母親や姉、友人を執拗に恨み続ける。
自分の息子達にさえ、冷淡極まりない仕打ちを繰り返す。
決して、好感を持てないナッシュの人となりに、向き合った後、
寛解したナッシュの穏やかさと、少しづつ自分の人生と和解する様子は、喜びである。

けれど、
誰もが、そうであるように、全てうまくいくわけではない。

左様でありますならば、仕方ありません、ですね。



文庫最後に、
いったい何故?ナッシュは統合失調症を患うことになったのか?


筑波大学医学医療系社会精神保健学 斎藤環教授の【安全・自由・親密さ】が、おさめられている。


「微分回路的認知」
(蛙の視覚のように刺激の変化分だけに反応する回路。
ごく微妙な変化にも敏感に反応するかわりに、急激な変化や不意打ちに弱く、動揺しやすく不安定で、疲労しやすいシステム⇔積分回路)


「兆候への敏感さ・アイデアの兆候」
(分裂病親和者は、微分回路的認知のもとで、さまざまな兆候に、いち早く反応するような認知特性を持っている)


「権力欲・野心」
(権力欲のないところに妄想もない)
〔中井久夫・世界における索引と兆候『兆候・記憶・外傷』みすず書房〕



読み終えてみると、

統合失調症の自然な寛解過程を、記した書。

なんだけど、う~ん、なかなかつらい読書だった。

年を越して読みました、休みながらね。


最後に、

ナッシュが一番、望んでいたもの

「自由であること・安全であること・親しい友人を持つこと」


つまりこれらは、病の有る無しに関係なく、全ての人が望んでいることであり、

全ての人に「自由・安全・親密さ」が、かなえられない社会は、大きく病んでいる。



ということなのね、つらいな。





さようなら。

新潮文庫1200


マルシタラ貝が産卵した?みたいだっ

2014年01月25日 | S-カル号(でんちゃん)

ぼゎんポワン
朦朧体で、マイマイ飼育室のお掃除おそうじたのしいなっ!

・・・あ?

転々点。。。。。。。。。。。


こりは、よほど小さいけれどマイマイ卵じやないか?

マルシタラ貝は、1個単体。

はてな?

つまり、あの鬼柚子のデコボコ王国から、お持ち帰りした時すでに・・・。

あんまり真っ白なので、死卵な雰囲気。

こんな小さい卵から、貝が産まれてくるという気がしない。

ふ~んちょっとホントにびっくりだ

あんまり小さな貝なので、少し侮った気持ちを持っていましたが、産卵したとなると、心持ちが違う。

ふ~むなかなかやるなぁ君。




はらほへはらなねほにゃらかほにゃらか

2014年01月24日 | Art diary
はらほへはらなねな日々に、まあ一応けりつけて

蹴りつけて?

リエポンと30幾星霜。L.A.のプールは正月でもぬるかったな。

うん、生ぬるかった。

スピードつけてったな。うんうん。


だいぶ、落ちてきました彼我をちょっと目覚まし。うひひやねん。






はらほへはらなねほにゃらかほにゃらか~でま、行こうかと。

これで、スティング大王が映画作っったら、ポリス3部作かー!!

観たいっ。

京都みなみ会館ぁ、きょうまでやん。