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海に帰りたい~@″
 

しろの不思議(2)

2014年08月31日 | ねこ日記
ザッザザザってザザザザザの音たまらんねんぅひゃぁーっ!

あぁ!ヤーメーレー!

コレがなんでんかんでんヤメラれるかいっ!猫に砂場じゃー!

それ、砂場やないょ。猫トイレだよんとにもぉトホホ…

な、♂♂猫暮らしが始まって、思い出した。小学生の頃の♂猫たち。くろ君としろ君。

やはり安易な名前だね。

くろ君、と言うても、真っ黒ではなくモノクローム。白足袋に墨染めの胴体。剃髪はしてなくて富士額。

しろ君、と言うても、真っ白ではなく、白地に茶虎がところどころに配置されて頭には、茶虎模様のベレー帽。

スレンダーなしろ君は、圧倒的にくろ君に追いかけ回されて、逃げ回る弱っちいな、ちょっと可哀想な♂猫。

一年もたつと、そろそろ恋の季節を迎えて、くろ君は額や鼻っぱしらに、引っ掻き傷をつけて帰ってくる日々が始まりました。

しろ君は、どうだったろうか?

しろ君は。

つやつやとした白地を舐めるばかりで、あまり家から出ることなく、バランスが悪いくらい長い手足を持て余すように、遠くを見つめる。そして、時々、出しジャコの入っている水屋の引き戸を幅が3センチもないような戸棚の端っこに乗っかって、前脚と鼻面を器用に使って開ける。

隙間が開くと、あとは、力自慢のくろ君が前脚を無理やりねじ込んで、袋の出しジャコに爪をかけて、バリバリとオジャコを引っ掛ける。

あぁー!やめてぇー!オジャコあげるから、袋バリバリ破らんとってー!


連携プレーして食べるんだけど、お腹の弱いしろ君は、あとでゲェゲェするんだった。





(続く)

しろの不思議

2014年08月30日 | S-カル号(でんちゃん)
8時間以外睡眠…秋、かなぁ…。



そうして、一年か、二年目に突然、しろ君は居なくなったんだった。

くろ君は、がっしりした体型で、しろ君は、ほっそりしていた。

何かにつけて、しろは、くろ君に負けていたのだけれど、出しジャコの入っている水屋の引き戸を開けるのは、しろ君の得意技だった。

何処へ行っちゃったんだろねと、ずっと気になっていたけれど、居なくなった猫を探すほど難しいものはない。

宙ぶらりんのまま、一年ほどの過ぎた。

学校から帰ってきたら水屋の前で、くろ君と、見たことのない丸々太った猫が、出しジャコの袋に頭を突っ込んでいた。

(続く)

睡眼朦朧

2014年08月29日 | ねこ日記
ふわふわほわほわわんの日々が、ひと段落。

ほわほわふわわわんの日に続く。

カサコソカサコソ干し椎茸ゴツゴツ。

中島京子さんの「妻が椎茸だったころ」

んと、なんだっただろ?

たぶん「水」だったのだった。

水のことを思うと、椎茸だったころにぴったり嵌まるよ。


2匹とも♂♂男の子だったから、小学生の時に飼っていた猫たちを思い出した。

初めて、名前のある猫を飼ったのだった。

「くろ」と「しろ」

それまでは、すべての猫は「おて」だった。

村中の猫が全部「おて」とよばれて、区別するときは、「たろべさんのおて」とか、「かへもんのおて」と、屋号が付くのだった。

稀に「たま」と、呼ばれる猫もいたが、それはよほど「たま」然とした猫だった。 

たま然としている猫って、どんな猫だろうね。

ほわほわふわわわんの丸っこいのん。


♂2匹だから、どちらか旅立つかもしれないなあ。

セミのジグザグ飛行

2014年08月27日 | ねこ日記

なかなかの不調。

カラダが冷えている感じなので、肩に貼るカイロを貼る。

ミニカイロはなくて、大型貼るカイロしか残ってなかった。

すぐにポカポカ温まってきたので、出かける。

カラスがバタバタ飛んでいた。
よく見ると、セミを追いかけているのだった。

セミが器用に、上下左右、斜めに自在に飛ぶのに合わせて、カラスは不器用に羽をばたつかせる。

一瞬、セミは食べられたように見えたが、輪を描いて飛び去った。

カラスも、諦めたように飛んでいった。

ずっと前から、セミはどうしてあんなに不器用に不器用に、ジグザグ飛ぶのか不思議だった。

けれど、カラスに襲われて逃げ切ったセミを見たら、なるほどなぁ。

チョウも、ふらふら飛ぶ。

鳥対策の、ジグザグ飛行、ふらふら飛行だったのか。


帰ったら、シマネコちゃんにといただいた猫バッチが、憐れな姿になっていた。

もう、手の施しようがないからあげますあげます、というより先に、メチャクチャやっつけられてしまった。


もう、ぐっちゃんぐっちゃんです。

いったい、昔、14匹もの猫たちと、どうやって暮らしていたのか。

果たして、本当にそんなに飼っていたのか確信がなくなってきた。

くものすいてき

2014年08月26日 | ねこ日記
ドンドコドコドコ雨ざんざん

こわいぐらいの大雨。

鉄砲隊水みたいに、樋からどんどこ水が噴き出す。

ドンドコドコドコドンドコドコドコ音がするから不思議に思ったら、雨水が樋を流れ落ちる音だった。


蜘蛛の巣に水滴いっぱい



シマタの脚はだんだんよくなっていて、だんだん暴れ出す。

いいよっ、いいよ。どんどん暴れて。


昔のゴミ箱をひっくり返します。

ゴミ箱にはゴミじゃない大切なものも入ってる。

勝手にゴミ扱いしてゴミ箱に入れられて、噛み合わないメールを交わしていたわけだった。

なんで、子猫が2匹もいるんだろ?

もう、わからない。

思いつきでしか反応できないや。

書き換えられて上書き保存される過去。


幼い頃の思い出を共有する。

竹がしなって揺れているよ。