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民主党の岡田幹事長・お粗末発言

2011-03-05 17:36:14 | 様々な話題
民主党の岡田幹事長は4日、自民党の石原幹事長との会談で石原に「赤字国債を発行する為の公債特例法案に何とか賛成して欲しい。これ以上、菅総理大臣を追い込めば、解散総選挙に踏み切る可能性が高い」と、菅総理が衆議院の解散総選挙に踏み切る可能性に言及して、自民党側を牽制した訳だ。
石原は神奈川県藤沢市での講演で、岡田と会談した事を明らかにし、「岡田氏の話は、全く脅しにはならない。私からはそれは良い。解散して、その後は混沌とした社会がやって来るから、その時は話をしようと言っておいた」と述べた。

この岡田と石原の遣り取りで、コントを思い出したよ。
そのコントは、犯人が警察に追い詰められて、逃げ場を失った犯人が持っていた包丁を自分の首に当て「近付くな、それ以上近付いたら刺すぞ!」って叫ぶんだよ。
そして警察が「早まるな!」やら「何にもしないから、落ち着け!」とか言うコント。
あれはコントだから、警察が止めるんだけど、今回のは岡田が「言う事を聞かなければ、解散総選挙するぞ!」と脅したが、石原は「どうぞ、どうぞ。」と言う感じだ(笑)。

この遣り取りは笑えるんだが、笑うに笑えないのが、政治資金規正法で禁止されている外国人からの政治献金を受けていた前原誠司外相に付いて、岡田は「事務的なミスで、いちいち大臣を辞めるのは如何かと思う。」と述べ、進退問題に絡ませるべきでは無いと言う考えを示した。
また、岡田は「外国人からの献金がいけないのは事実だが、事務所で周知徹底されていなかったと思う。金額も限られている。」と前原を擁護したんだがね。

法律を作る議員達が、法律を順守するのは基本中の基本であり、金額の多寡が問題の話では無い、立法機関に携わる人間として恥ずべき発言である。
法律を作る議員達が率先して法律を順守しなければ、いったい誰が法律を順守するんだよ?、法律を作る側が自分達に都合よく法律の解釈を変えるなんざ、筋が通らないだろうが!。

岡田は、四角四面で融通が利かず、「糞」が付く程の真面目だと言われており、規律や規則等に付いても、厳しい人間だと思っていたが、どうやら見立て違いだった様だな。
アレな議員が多い民主党の中で、岡田は少しはまともな議員だと思っていたが、残念ながらアレな議員なんだな。
と、考えると民主党には自浄作用を働かせる奴が全く居ないのかね?、幹事長がグダグダだったら、誰が歯止めを利かせるんだよ。って事になる。

まぁ、あれだ。民主党に自浄作用を期待する方が無理と言う事かも知れないが、当事者の前原には、この問題を有耶無耶にせず、キッチリとケジメを付ける事を期待する。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】