最近、日本の隣国である北朝鮮が、「米帝とその傀儡に無慈悲な鉄槌を下す」として関係国を威嚇したりと、何やらワオワオ騒がしい。と言っても、毎度お馴染みの事だから、多くの人は然程気にしていない様で、一連の威嚇に「無慈悲な○○」と言うフレーズが多い為、ネットでは「無慈悲シリーズ」と呼ばれたりして、笑いのネタになっている。
北朝鮮の威嚇発言を見ていると、「米帝」「傀儡」「無慈悲な」を入れれば、嗚呼、北朝鮮風な威嚇だなと感じられたりする。
例えば、「米帝とその傀儡は、先軍の銃で悉く一掃する」やら「米帝の核による脅迫には無慈悲な核攻撃で応える」とか「米帝と傀儡に無慈悲の報復行動をする」、そして先に述べた「米帝とその傀儡に無慈悲な鉄槌を下す」である。
そして現在は、「無慈悲な作戦が最終的に承認」されたらしく、北朝鮮の弾道ミサイルは、発射準備とも取れる動きが活発化してしており、関係国は警戒を続けている。
そんな中、余り当てにならないと言われる韓国政府関係者の情報に依ると、中距離弾道ミサイル(射程距離3000キロ以上)「ムスダン」等を、4~5時間起きに格納庫の中に入れたり出したりする動きを繰り返しているらしい。
弾道ミサイルを入れポン出しポンしているのは、米帝とその傀儡、つまりアメリカや韓国を撹乱する狙いがあると見られている。が、である。この動きに対し、「開けて~閉めて~開けて~閉めて~開けて~閉めたら入れない」って、吉本新喜劇かよ。と、思わず声を出して笑ってしまった。
本来ならば笑い事では無い筈なのだが、弾道ミサイルを入れポン出しポンしている状況を想像したら、笑わずにはいられない(笑)。
まぁ、あれだ。入れポン出しポンは一先ず置いといて、何で北朝鮮が米帝とその傀儡に対して「休戦協定を白紙とする」と、熱に浮かされた様に熱り立っているのか?。って事で、北朝鮮の一連の動きを整理してみる。
北朝鮮が興奮状態となり熱り立つ事の発端は、3月1日から4月30日迄の日程で行われる米軍と韓国軍の合同軍事演習だった。
この米韓合同軍事演習に反発した北朝鮮が3月5日、「今月11日以降、朝鮮戦争の休戦協定を白紙とする」と一方的に宣言した訳だ。
更に北朝鮮は、「追加の対抗措置を連続して取る」とし、再び核実験などに踏み切る構えを示した。
同月30日には、「北南関係は戦時状況に入った。全ての問題は戦時に準じて処理される」とし、「局地戦に留まらず全面戦争、核戦争にまで広がる事になる」と発表した。
しかし、である。北朝鮮の朝鮮中央通信は4月1日、韓国メディアの報道を引用する形で、米軍の最新鋭機、F22ステルス戦闘機が米韓合同軍事訓練に参加する為、韓国に到着したと伝え「分別を欠いた行動だ」と、「戦時状況に入った」と発表したにも拘わらず、何故か米国を非難した(笑)。
「休戦協定を白紙」して「戦時状況に入った」にも拘わらず、敵の行動に対して非難する北朝鮮と言う構図には、思わず「どないやねん」とツッコミを入れたくなる(笑)。
まぁ、そんな「お笑い北朝鮮」なんだが、笑ってばかりもいられず、日本の各自治体は、北朝鮮がミサイルを発射した場合に備えて、全国瞬時警報システム(Jアラート)や緊急情報ネットワークシステム(エムネット)の点検を行う等、警戒を強めている。
そんな警戒体勢の中、横浜市総務局の危機管理室が、4月10日午前11時20分頃、ツイッターに「北朝鮮からミサイルが発射されたとの情報がありました」と書き込み、約20分後に訂正する出来事があった。
ツイートを見た市民からの問い合わせで誤りが判明したのだが、市の職員が発射に備えて作成した予定稿を誤って配信したと言う。
ミスしたのは横浜市だけでは無く、国土交通省航空局の航空交通管理センターが11日の午後4時59分頃、誤って「ミサイルが発射されました」と言うメッセージを全国の空港事務所など59ヶ所に発信していた事も発覚した。
危機管理能力の欠如と言うか何と言うか、飯を食ったかどうか判らないボケ老人じゃあるまいし、日本の平和ボケと言う奴は困ったもんであり、ほとほと呆れてしまう。
まぁ、平和ボケでミスが連発したのは、何をしたアレをしたと、まるでメンヘラ女子みたいに、いちいち詳細に説明するだけで、一向にミサイルを発射しない北朝鮮の姿勢に対して、緊張感の維持が難しい所為もあるとは思うのだが、関係者からすれば、「遅漏のセックス」じゃあるまいし、ごちゃごちゃ言わずに早く発射しろよ、この遅鈍野郎。と言う感じだろうか(笑)。
海外では、米国の雑誌「ニューヨーカー」が、11日付で報じた「北朝鮮のミサイル発射遅延はウィンドウズ95を使っている所為」と言う冗談記事を、インタファクス通信等、ロシアの主要メディアが真に受けて、次々に報道する騒ぎがあった(笑)。
同記事では、北朝鮮の朝鮮中央通信の引用として、ミサイル発射の基本ソフトが、マイクロソフトのウィンドウズ95から最新のウィンドウズ8に変わった事が発射の延期に繋がっているとし、「かりあげクン」こと金正恩第一書記が、この問題に激怒し「マイクロソフトへの宣戦布告も検討」等と書かれていると言う(笑)。
遅漏の北朝鮮が、なかなかミサイルを発射しない事が各方面に波紋を広げている様だが、関係者からすれば、遅漏のセックスは何時になったら終わるのか?、それと共に北朝鮮は何をするのか?。ってのが気になる所だろう。
そんな関係者を嘲笑うかの様に、北朝鮮の労働新聞は14日、「前代未聞の対決戦で我々が主導権を握り、敵は『どぎまぎ』しながら、我が国の断固たる決断が何時、どんな方式で実行に移されるのか、予測出来ないでいる」とし、更に「敵にとっては死が待つ恐怖の春、我々には災いを転じて福となす勝利の春だ」と発表している。
私も「どぎまぎ」しながら北朝鮮の行動を予測すると、北朝鮮にとって重要な日である15日の故・金日成主席の誕生日に、中距離弾道ミサイル「ムスダン」の発射と、「ムスダン」以外にも射程が比較的短い弾道ミサイルを日本海に向けて発射するのではと考えている。
ミサイル発射と共に、核実験も同時に行う可能性も指摘されているのだが、それらはカモフラージュであり、今回はミサイル発射だけであろう。
北朝鮮のミサイルが日本に被害を与える恐れがある場合、日本は日本海に展開したイージス艦が海上配備型迎撃ミサイル(SM3)で大気圏外で撃ち落とし、失敗した場合は首都圏に配備した地対空誘導弾パトリオット(PAC3)で迎撃する予定。
私の予測は15日だが、15日からの数日間は北朝鮮の動きに注目である。
まだまだ書きたい事は、犬の糞ほど沢山あるが、今回はこの辺で。では。
【ネッタイムス・東坊京門・作】
北朝鮮の威嚇発言を見ていると、「米帝」「傀儡」「無慈悲な」を入れれば、嗚呼、北朝鮮風な威嚇だなと感じられたりする。
例えば、「米帝とその傀儡は、先軍の銃で悉く一掃する」やら「米帝の核による脅迫には無慈悲な核攻撃で応える」とか「米帝と傀儡に無慈悲の報復行動をする」、そして先に述べた「米帝とその傀儡に無慈悲な鉄槌を下す」である。
そして現在は、「無慈悲な作戦が最終的に承認」されたらしく、北朝鮮の弾道ミサイルは、発射準備とも取れる動きが活発化してしており、関係国は警戒を続けている。
そんな中、余り当てにならないと言われる韓国政府関係者の情報に依ると、中距離弾道ミサイル(射程距離3000キロ以上)「ムスダン」等を、4~5時間起きに格納庫の中に入れたり出したりする動きを繰り返しているらしい。
弾道ミサイルを入れポン出しポンしているのは、米帝とその傀儡、つまりアメリカや韓国を撹乱する狙いがあると見られている。が、である。この動きに対し、「開けて~閉めて~開けて~閉めて~開けて~閉めたら入れない」って、吉本新喜劇かよ。と、思わず声を出して笑ってしまった。
本来ならば笑い事では無い筈なのだが、弾道ミサイルを入れポン出しポンしている状況を想像したら、笑わずにはいられない(笑)。
まぁ、あれだ。入れポン出しポンは一先ず置いといて、何で北朝鮮が米帝とその傀儡に対して「休戦協定を白紙とする」と、熱に浮かされた様に熱り立っているのか?。って事で、北朝鮮の一連の動きを整理してみる。
北朝鮮が興奮状態となり熱り立つ事の発端は、3月1日から4月30日迄の日程で行われる米軍と韓国軍の合同軍事演習だった。
この米韓合同軍事演習に反発した北朝鮮が3月5日、「今月11日以降、朝鮮戦争の休戦協定を白紙とする」と一方的に宣言した訳だ。
更に北朝鮮は、「追加の対抗措置を連続して取る」とし、再び核実験などに踏み切る構えを示した。
同月30日には、「北南関係は戦時状況に入った。全ての問題は戦時に準じて処理される」とし、「局地戦に留まらず全面戦争、核戦争にまで広がる事になる」と発表した。
しかし、である。北朝鮮の朝鮮中央通信は4月1日、韓国メディアの報道を引用する形で、米軍の最新鋭機、F22ステルス戦闘機が米韓合同軍事訓練に参加する為、韓国に到着したと伝え「分別を欠いた行動だ」と、「戦時状況に入った」と発表したにも拘わらず、何故か米国を非難した(笑)。
「休戦協定を白紙」して「戦時状況に入った」にも拘わらず、敵の行動に対して非難する北朝鮮と言う構図には、思わず「どないやねん」とツッコミを入れたくなる(笑)。
まぁ、そんな「お笑い北朝鮮」なんだが、笑ってばかりもいられず、日本の各自治体は、北朝鮮がミサイルを発射した場合に備えて、全国瞬時警報システム(Jアラート)や緊急情報ネットワークシステム(エムネット)の点検を行う等、警戒を強めている。
そんな警戒体勢の中、横浜市総務局の危機管理室が、4月10日午前11時20分頃、ツイッターに「北朝鮮からミサイルが発射されたとの情報がありました」と書き込み、約20分後に訂正する出来事があった。
ツイートを見た市民からの問い合わせで誤りが判明したのだが、市の職員が発射に備えて作成した予定稿を誤って配信したと言う。
ミスしたのは横浜市だけでは無く、国土交通省航空局の航空交通管理センターが11日の午後4時59分頃、誤って「ミサイルが発射されました」と言うメッセージを全国の空港事務所など59ヶ所に発信していた事も発覚した。
危機管理能力の欠如と言うか何と言うか、飯を食ったかどうか判らないボケ老人じゃあるまいし、日本の平和ボケと言う奴は困ったもんであり、ほとほと呆れてしまう。
まぁ、平和ボケでミスが連発したのは、何をしたアレをしたと、まるでメンヘラ女子みたいに、いちいち詳細に説明するだけで、一向にミサイルを発射しない北朝鮮の姿勢に対して、緊張感の維持が難しい所為もあるとは思うのだが、関係者からすれば、「遅漏のセックス」じゃあるまいし、ごちゃごちゃ言わずに早く発射しろよ、この遅鈍野郎。と言う感じだろうか(笑)。
海外では、米国の雑誌「ニューヨーカー」が、11日付で報じた「北朝鮮のミサイル発射遅延はウィンドウズ95を使っている所為」と言う冗談記事を、インタファクス通信等、ロシアの主要メディアが真に受けて、次々に報道する騒ぎがあった(笑)。
同記事では、北朝鮮の朝鮮中央通信の引用として、ミサイル発射の基本ソフトが、マイクロソフトのウィンドウズ95から最新のウィンドウズ8に変わった事が発射の延期に繋がっているとし、「かりあげクン」こと金正恩第一書記が、この問題に激怒し「マイクロソフトへの宣戦布告も検討」等と書かれていると言う(笑)。
遅漏の北朝鮮が、なかなかミサイルを発射しない事が各方面に波紋を広げている様だが、関係者からすれば、遅漏のセックスは何時になったら終わるのか?、それと共に北朝鮮は何をするのか?。ってのが気になる所だろう。
そんな関係者を嘲笑うかの様に、北朝鮮の労働新聞は14日、「前代未聞の対決戦で我々が主導権を握り、敵は『どぎまぎ』しながら、我が国の断固たる決断が何時、どんな方式で実行に移されるのか、予測出来ないでいる」とし、更に「敵にとっては死が待つ恐怖の春、我々には災いを転じて福となす勝利の春だ」と発表している。
私も「どぎまぎ」しながら北朝鮮の行動を予測すると、北朝鮮にとって重要な日である15日の故・金日成主席の誕生日に、中距離弾道ミサイル「ムスダン」の発射と、「ムスダン」以外にも射程が比較的短い弾道ミサイルを日本海に向けて発射するのではと考えている。
ミサイル発射と共に、核実験も同時に行う可能性も指摘されているのだが、それらはカモフラージュであり、今回はミサイル発射だけであろう。
北朝鮮のミサイルが日本に被害を与える恐れがある場合、日本は日本海に展開したイージス艦が海上配備型迎撃ミサイル(SM3)で大気圏外で撃ち落とし、失敗した場合は首都圏に配備した地対空誘導弾パトリオット(PAC3)で迎撃する予定。
私の予測は15日だが、15日からの数日間は北朝鮮の動きに注目である。
まだまだ書きたい事は、犬の糞ほど沢山あるが、今回はこの辺で。では。
【ネッタイムス・東坊京門・作】