ネッタイムス・ブログ

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放送禁止用語は大人の事情その3

2013-03-23 17:00:06 | 様々な話題
当ブログのエントリ、管理人は急性膵炎で入院していたにも書いた通り、私は「急性膵炎」と言う病気に、しかも、である。「重症の急性膵炎」と言う事で約1ヶ月の間、入院していた訳だ。
そして、更に、である。退院後に入院時の疲れがドッと出てしまい、風邪を引いて寝込んでしまうと言う事で、「弱り目に祟り目」と言うか、「踏んだり蹴ったり」と言うか、まぁ、次から次に不幸な出来事に見舞われたのである。

それもこれも、「大酒飲み」やら「ヘビースモーク」と言った、日頃の自身の不摂生が原因なので、何処にも文句を言う所が無くて、入院中や退院後は、ひたすら反省する毎日だ。って事ばかり書いていても仕方が無いので、別のネタに話を振るとする。
急性膵炎で入院した当初は、腹と背中の痛みが半端無くて回りが見えなかったのだが、徐々に体が回復して来ると余裕が出て来て、ブログの事なんぞも考えたりした。

何を考えていたのかと言えば、当ブログのエントリ、放送禁止用語は大人の事情その1放送禁止用語は大人の事情その2に書いた、「放送禁止用語」と言うか「放送自粛用語」に付いて、また機会があれば書くと言いながら、全く書いていないと言う事である。
放送禁止用語(放送自粛用語)に付いては今更、説明は不要かも知れないけど一応書くと、放送禁止用語とは、差別語になる等の理由や「大人の事情」に依り、マスコミ関係者等が自主規制している言葉の事。

この大人の事情ってのは何を指すのかと言えば、各種業界団体などからに依る「抗議」やら「要望」と言う奴ですな。
例えば、2009年の衆院選で、民主党に政権交代した際によく耳にした「自民党に灸を据える」と言うフレーズにある「灸を据える」と言う言葉は、「制裁」や「お仕置き」に言い換えて、「灸を据える」を使わない様にと、公益社団法人の「東京都はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧師会」が要請していると言う。

また、「将棋倒しになる」と言う言葉は、「折り重なる様に倒れる」に言い換えて、「将棋倒しになる」を使わない様にと、公益社団法人の「日本将棋連盟」が要請していると言う。
因みに、「玉突き事故」と言う言葉は、社団法人の「日本ビリヤード協会」が容認しているらしい。
「灸を据える」とか「将棋倒しになる」と言う言葉は特に問題があるとは思えないが、業界団体からすると使って欲しくない言葉だと言う。

当ブログのエントリ、支那を中国と呼ぶな、支那は支那であるにも書いた「支那」(シナ)と言う言葉も、やはり問題があると抗議を受けて、放送禁止用語になっている。
しかし、である。支那(China)と言う言葉は蔑称では無く、サンスクリット語を経て音訳したと言う古来からの読み方であり、「秦」が語源と言う歴史ある国際的呼称なので、使用しても何ら問題は無い筈だ。
そんな問題が無いと思われる言葉までも、抗議や要望を受ける度に放送禁止用語にして使用を自粛すれば、それは単なる「言葉狩り」なのではないか?。

抗議や要望される度に検証もせず、何でもかんでも使用禁止にしていれば、その内に使う言葉が無くなっちゃうよ(笑)。って、笑い事では無いけどね。
言葉狩りを防止し、それら放送禁止用語を検証する為には、先ず放送禁止用語自体を知らなければならない。
そこで、である。当ネッタイムス・ブログは、「放送禁止用語辞典」(放送自粛用語)なるものを作成してみようと思う。

どうせ「放送禁止用語辞典」を作成するなら、それなりの物を作りたいから、様々な資料を集め、現在はそれらを纏めている所だ。
実は前々から、この辞典を作成する為に少しずつ資料を整理していたので、もう少ししたら完成する予定である。
急性膵炎の治療を終えて退院後、風邪を引いて寝込んだ時に暇で、時間だけは十分余裕が有ったから、熱に浮かされながらも資料を纏め、辞典の作成に尽力した訳だ。

「構想1年」「作成数ヶ月?」、そんな血と汗と涙の結晶が、「遂に」「ここに」「完成する」のである。と言っても、そんなに大した物では無いかもね(笑)。
まぁ、何だかんだ言っても資料を集めて、それらを纏めるのは面倒臭かったのだが、何とか作成する事が出来そうなので宜しく。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】