殺処分される猫の80%以上が所有者のない猫、すなわち野良猫です。
そして、その内の7割以上が子猫なのです。
裏をかえせば、野良猫に不妊手術をしなければ、殺処分頭数は減らないというわけです。
野良母猫は、屋外の物置や庭の縁の下など安全な場所を探して出産します。
それに気がついて(交番→保健所→)センターへ引渡しというのが多いかもしれませんね。
出来ましたら子猫は保護をして頂き、母猫は手術を施しリリースするのが望ましいです。
子猫を処分しても、母猫を捕獲しなければ、また同じことが繰り返されてしまいます。
子猫の譲渡会参加や愛護団体保護の条件に「母猫を避妊手術すること」とある場合も少なくありません。
野良子猫は、わざわざセンターへ送らなくても、1歳までの生存率1~2割程度です。
是非とも子猫には、これから20年幸せに生きるチャンスを 与えて欲しいと思います。
生後3ヶ月くらい迄であれば、里親様はきっと見つかりますよ!
もともとはペットとして家庭に迎えられたであろう猫が遺棄をされ、その猫の子孫が野良猫として生き延びています。
野良猫の将来は大まかに分けて二択。
●殺処分
●地域猫
※人懐っこい猫が保護をされたり、また反対に虐待の被害にあったりします。
「地域猫活動」をして殺処分0へ、人も猫も幸せに!と言いたいところですが、これは大変に難しい側面があります。
なぜならば、地域格差が激しいのです。
以前に「23区内で助成制度がバラバラ」とお伝えしたのですが、ふと全国で調べたら、助成金ゼロの地区が相当数あり愕然 (・(ェ)・)えぇー
ちょっと自腹では厳しいですよね。
手術費用の補助金が出ないとボランティアも育ちにくいと思います。
あー猫に関しては「不妊手術」をするだけで、不幸に奪われる命が減らせるのにと、熱いトタン屋根の猫である私です.˚‧(๓;ω;๓)·˚.
【 ねこてん 公式HP 】