奄美大島で行われている「ノネコ管理計画」に一石を投じた文春オンラインの記事から~
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■ クロウサギを守り、ノネコを殺す理由
奄美大島「猫3000匹殺処分計画」の波紋#1
私が「週刊文春」4月18日号で発表した特集記事「奄美大島『世界遺産』ほしさに猫3000匹殺処分計画」は反響を呼び、朝日新聞社の言論サイト「論座」では「ノネコ管理計画へのイチャモン」と批判された。
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朝日新聞の小坪さんが、物言いしているのは ↓ コチラ。
■ 野生ネコがもたらす害と人間の責任を考える/奄美大島で始まった「ノネコ管理計画」へのイチャモンに異議あり
この人について、2度ほど尋ねたことがあります。
「この人は本当に記者なのか?」
そして最近。
「この人は未だ記者なのか?」
小坪さんの記事を読んだ時の感想は「猫の飼い方入門みたい」でした。
悪意を感じたのはトキソプラズマのくだり。
奄美で発症事例があるわけではなく、鎮静化しつつあるのに、なぜ今さら煽るのかが分かりません。
小坪という人は、猫のことをよく知らないだろうなと。
まあ、こう思われる時点で、記者としてはアウトではありますけれども。
ノネコ管理計画は「外来ねこ研究会」の見識が大きく反映されています。
私や猫の愛護団体が問題視しているのは、ココなんです。
外来種で生態系を脅かすという理由で、屋外にいる猫の全て抹殺すべしと主張。
全く「不妊去勢手術」の手立ては封じています。
私たちボランティアが、過去現在を通じ未来に繋げていこうとしている活動とは真逆の発想です。
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〈 外来ネコ問題研究会のネコ問題解決策 〉
● 飼いネコ/室内飼養を徹底する
● 野良猫/すべて捕獲し、自治体の施設に一定期間収容し、譲渡先がなければ殺処分する
● ノネコ/早急に殺処分する
(法律上、即殺処分の対象)
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件の小渕記者は、 環境省サイドの話だけを聞いて、ルポを世に出してしまいました。
問題意識も、取材もせず、メディアとしての責任もなく。
いわゆるポカ(で済むのか?)なのでしょう。
この方が、動物に纏わる記事を書く機会は今後一切ないでしょう。
この小坪記者の威を借るキツネなんて上等なもんじゃない…ゴキブリが SNS上を徘徊しています。
もともと私は、ピースワンコの情報を得るために Twitter を見ていたことから、奄美ノネコ問題の核に気がついたという経緯があります。
ピースワンコ批判をしている人たちが、TNR 否定していました。
これは有り得ないことなので、調べてみると「どうぶつ基金」や「ゴールゼロ」を重箱の隅をつつくようにバッシングしています。
この時点で、この輩は“ 動物愛護叩き ”なのだと気がつきます。
ピースワンコを告発している方々には、名前を上げシェアや拡散は控えて頂くよう頼みました。
キッカケは“ とっとちゃん ”です。
この他にも十数人いると思われます。
どうぞ皆さま、引用には ご注意をお願い致します。
『 TNR は非人道的で、地域猫活動は生態系を乱す、全国で室内飼い条例せよ!』だそうです。
誤った主張を振りかざし、圧力で ねじ伏せたり、現場で命と向き合っている人たちにマウントして、ストレス解消の材料にするのは許せません。
彼らなりの言い分もあるという方もいらっしゃいますが、現実に命ある生き物と対峙し葛藤している人々を 徒党を組みネチネチとイジメることが正義だとは到底 思えません。
このノネコ駆除は多くの愛護家が、彼ら非愛護の欲求を満たすことに計らずも加担してしまいました。
「室内飼い&終生飼養ゼッタイで、それ以外は生きる道なし」「不妊手術は推奨、TNR がダメ」なので、ちょっと実際に活動に関わっている人でないと見極めは難しいかもしれません。
次回、邪悪な愛護家の判別方法と対策を考えてみます。
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【 ねこてん 公式HP 】