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「北極星に願いをこめて」 (右脳のひらめき)

I'm your polar star in the journey of life.

スケープゴート ~敵を作って集団を強くする~

2011年02月26日 22時16分03秒 | 精神哲学 ~魂の筋力をつける朋塾~

こんばんは。

正直に言えば、胸糞悪いエントリなので、いじめられ癖のあった人は読まないほうがいいですよ。

女の子の女子力とか最近、言うじゃないですか。女の子の力って、凄いんですよね。なんせね。2歳位から、好き嫌いで、初めて会った人間たちの間でも、あっという間に「どの子と自分が組めるか」って計算してしまうもんなんですよね。人間って。女の子ならなお更。発表会があれば、自分をよく見せようと思って、前にせり出してくる奴は、ホント多い。けれど、前にも出て来れない奴は、正直、どうしようもない。就職、結婚、全ては、その場でどれだけアピールできたかって事が重要で、そういうレッスンをしてこなくて、「みんな違ってみんないい」なんて言っている状態では、世の中は渡れない。

家の息子達、両方とも小学校受験での行動観察一位なんですけれどね。男の子ってのはね。集団に置いて、自分が自分がって言うより、自分が自分がって言って、やりたい役を一通り希望してみて、その後、気に入らないであろう役の内の結構難しいのを引き受けてね。やって見せると、ポイント高いんですよ。あざといでしょう?あざといものが、行動観察でしょう。女の子なら、もっと熾烈ですよ。男の子には割とズルという感覚が少ないんですけれどね。女の子は、もう、相手出し抜くためなら、何でも(苦笑)。だから、将来にわたって、いくらお勉強が出来ても、後ろでぼっと立っているような女の子に、わざわざ、花を持って来てくれる男の人が居たとしたら、いたらいいですね程度に考えておくものかな。うちの息子、一位だけはあって、中々計算高いですよ。

幼稚園の女の子でさえ、自分が自分がと表現しまくる。その中に、初対面で、「あの子と組める。」「この子はちょっと手ごわい」って計算があるんですよ。その計算高さがね、集団を強くするんです。リーダーっぽい人を見つけたら、さっとその人に寄りかかる人もいる。どうしようもない弱さなら、どうしてくれようと思うじゃないですか。その中で、自分たちと異色な存在である人を見つけたら、徹底的に叩くんですよ。「敵」として。

一番弱い人を叩くんじゃなくてね。一番弱い人は、脅せばパシリになるから。恫喝すれば、幾らでもお金を持ってくるでしょう。オピニオンを喚いて、人を説得して歩いている奴は、初めから主導権を握るんですよ。けれど、こういう奴は、元から主導権を握るが為に、敵を見つけるのが凄く得意なのね。だから、和に関係のない「一匹狼」って奴をね。見つけてロックオンするんですよ。なんせ、集団が強くあるには、専制君主が必要で、その存在が光なら、闇である「敵」の存在は必要なわけ。一番弱い奴は、脅せば、絶対に敵に「何をしたか」って事もゲロらない。だから、言いなりになる奴は、敵にはならない。お追従を言って述べて、自身があわよくば次の専制君主になろうと思う奴か、オピニオンが強い奴に真っ向からはむかって、言い合いになっても譲らないような奴を、あえて「敵」とするひともいるな。

その計算高さを、私達、一時期、嫌ったんですよね。猛烈な貧乏生活で育ってきた人はね、計算高さを持っているものなんですよ。なんせ、「全て与えられて当たり前」の世界ではなくて、「なくて当然」の世界から着ているんですから。計算高くて、小狡さがあって、そうして、人を出し抜くものなんですよ。みんな幸せであれば、それでいいって言うようになるとね。正直、そういう奴なんて、計算高い奴にみんな喰われてしまう。よっぽど、御出自がいいんですね程度に、捨て置かれて輪からはみ出てしまう。

今、みんな、民主を叩くじゃないですか。民主を選んだのは私たちで、初めから民主ってこんないい加減な党でしたって分かってたんでしょ。それを、計算高く「自民にほえ面をかかせて自分たちの権利が強いことを思い知らせてやろう」って思って、民主に入れた人多いでしょ。民主はいまや、次の選挙で勝てそうな公約ばかり、一生懸命法案で通そうとする。私たちがした事は、民主にその場しのぎのご機嫌伺いって有効ですよって言ったに過ぎない。選挙の票が欲しいだけで法案を作る奴に、「いい顔」して見せたにすぎない。自民が今まで苦労してやってきたことも、まだ、実は未だ、地道にやっていることも、そんな事、考えもしないでね。ただ、自民に「自分たちはまだまだ、威光があるぞ」ってやって見せたパフォーマンスでしょ。まぁ、それで、そのパフォーマンスにてもっと首が絞まっているのは、他ならぬ私たちなんですよ。私達、敵は自民じゃなくて、民主でもないんですよ。多少、自民のわがままさも、集団を強くしていくためには、必要悪なんですよ。

専制君主を作る必要はないけれど、多少の事は目をつぶっていかなきゃいけない。もし、女の子の集団で、A子が物凄く強かったとして、A子に頭にきたので、B子を持ち上げるようにした。そうなると、もうね。A子と和解なんてないんですよ。A子が再び、専制君主になることはない。何でかって?信頼関係が崩れるからですよ。思ったほどB子が面白くなくても、その場は、おしまい。それは、みんなの計算ミス。ところが、リードしてきたと思い込んできた当人には凄く打撃はある。こうやると、みんなの和から外されると思うと、今度はまた戦法を変えて挑んでくる。まぁ、挑んでくる子ならいい。必ず、今度はその子が、「独裁者」になりますよ。反抗した分だけ、疑うようになってね。専制君主よりひどい独裁者になりますよ。まぁ、そんな時、一旦外されたくらいで挑まない奴は、論外。

さて、もし、あなたが、その場で上手くやっていきたいのなら、この「敵」認定にならなきゃすむこと。初めから目立たず、そうして後で、「やっぱいい奴ジャン」ってことが一番かもしれない。けれど、それじゃ、結婚、恋愛、就職、子育て、やっぱ、出遅れることは出遅れる。情報を集め、そうして人の情報の質を伺いつつ、共通の敵を作ってしまえる人は、正直どこにでもいる。けれど、問題は、こういう人、明らかに、単純に、「馬鹿」なところが多い。なんで、そんなところを見過ごすのかと思うようなところで、嘘をついたりする。自作自演って事が多い。

故に、大人になって集団生活を営むようになったら、自分が自分がってところは、おさめること。もういいでしょ。後は、時期と運を天に任せて、上を狙う。けれど、上を狙ってはいけない集団の時は、正直、「あいだみつを」万歳にでもなっときましょうね。

 

 

こんなこともあるんで、正直、コール・ド・バレエ(群舞)のように、個性なく均一に踊ることも、プリマのように一人際立つことも、まぁ、それなりに必要なんです。

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