勃発クレーマー

こんばんは。

今日は、元々夜の仕事のほうで、処理しなくてはならない事が多かったので、昼のお仕事はお休みを取った。

仕事は早く終わったので、郵便を出しに行こうとして、郵便局に向かうと長蛇の列。

元々、郵便を出す前に質問があったのだが、どうも、この長蛇の列から推測できるは、質問にさえ、番号札を取ったほうがよさそうなことだった。

 

という訳で番号札を取った。

 

待っているうちに、颯爽とした、これまた美しい系統の男（コンサルか金融系）がやってきて、薄っぺらな封筒を見せて、職員にいきなり尋ねた。

 

「これ、切手オーバーしているかな。」

 

どう見ても定形外なので、職員は、定形外ですとして、追加の切手のご購入は、番号札をとご案内した。

 

途端に、その美しい男が烈火のごとく怒りだしたのだ。

 

なんだと思ったら、その場で即座に、いくら足りないか教えてくれなかったとの事で、いたく腹を立てて、急激なクレーマーとなった。

 

結局、彼が文句を言い出したので、クレームを止めるために、郵便局員の稼働率が下がった。３人で回してた窓口が、いきなり1名人員が取られたわけだから、事務作業も遅くなる。

 

という訳で、仕方がないので、自分の番号札を渡して、「あら、あなた、単なる質問で順番待ちしている人がいるんですのよ？この番号札欲しいですか？恵んで差し上げましょうか。」と挑発することはせず、あえて、その男が烈火のごとく、時間つぶしをしているのを見ている気にもなれず、出て行こうと考えた。

 

うん。こういう傲慢系のサラリーマンは、全てが自分に有利ではないと、ダメなんだよ。

「他では他では他では、やってくれた。」

 

うん。やってもらったんだね。んで、今のこの状況で、何名並んでいると思う？君はその何名も待っている人をすっ飛ばしてまで、追加料金の郵便切手の額を聞く権利があるのかな。そもそも、君のスマートフォンで検索すれば、角２型封筒重量普通で、幾らかは、グーグル様が教えてくださるよ。もし、郵便局の人が手を止めて答えたら、君はその額次第で、

 

この長蛇の列を待つか待たないかの選択肢ができる。

 

君のあさましい根性は、そこを狙ったんだよね。選択肢を先に欲しくて、人を飛び越えようとした。状況判断が出来ていない。全く冷静ではなく、自己中心である。それも、別で許されたのは、君の美貌のせいかな。

 

そんなんで、職員さんは確かに、「定形外なので追加が必要です」という答えは返してくれたんだから、間違ってはいない。君はそれ以上の過剰なサービスを受けたい時には、周りを見るんだね。君は、一お客さん。長蛇の列で待っている人も、同じ同列お客さんなんだよ。

 

という訳で、とかく、うちの街は、自分の仕事に関しては、自己中で、電車に無理に乗ったはいいが、結局は、自分の鞄の水筒が挟まれて、ぼーっと見ているコンサルタントなどが沢山いる。

君、そこでぼーっと見ている場合やない。そこは、慌てて引きぬく場面や。

 

仕事の中ではキリッとしているが、あくまで私生活や、周りが見えない対応をする人は、昨今の子持ちにも多い。人の迷惑顧みず、わたしの赤ちゃんは可愛いので、大声出して騒いでも、周りが受け入れてくれる。

 

素晴らしい理論だね。

 

金持ちになろうが、金がなかろうが、浅ましいことこの上なしの、自己中展開。

 

という訳で、わたしは、ある程度、待ったが、この美形のおっさんが、クレーマーとして暴れだしたので、仕方なく、郵便物送付を諦めた。

なあに、伝票は記入してあるので、金さえ渡せば、息子が出してくれるだろう。

 

ところで、わたしは、昨日、道端で、怪しげなものを拾ってしまい、処理に困っていたのだが、このおっさんが気違い沙汰のように騒ぎ始めて、

 

 

憑き物が落ちるように、スッキリしてしまった。

 

うん。類友というだけはあって、こういうものも、波長が合うヤツの方に行くんだね。だけれど、一人で暴れている美形。

まぁ、今日その憑いてくれた奴はかなり手ひどいやつだから、いい夢見ろよ。

取っておいてよかったよ。需要と供給でマッチだな。君のことは気に入っていると思うよ。相性がいいって感じかな。

 

美形でも、鬼畜は鬼畜同士、仲良くやんよ。

 

 

 

朋

PS:ちなみに、主人にその話をしたら、恐らくそいつは、時間単価が安いんだろうと答えが帰ってきた。時間単価が高い奴は、時間自体が惜しいので、無駄な争いをしている暇はない。故に、時間単価を上げるべく、自分で調べて自分で答えを出す。ところが、時間単価が安い奴は、自分の価値を更に下げる如く、クレームつけて暴れている暇があるんだろうよと。

まぁ、わたしからすると、およそすました顔をした優秀そうな男が、いきなり、たかが郵便の切手くらいで、キレるってことのほうが驚きでしたけれどね。