2008年サミット

来年のサミット会場が決まりました．

私は大阪あるいは京都，ひょっとして横浜もあり得るかなと考えていましたので，びっくりしました．関西はサミットの誘致に向け2年前より準備をしてきました．

北海道が名乗りを上げたのは，ごく最近（先月）．目の前の餌をハイエナに突然横取りされたような感覚であります．どうして？と思ってしまいますが，結局，テロを恐れて警備を最優先したのでしょうか．

大阪の大田知事の会見放送を見ましたが，大田知事も納得がいかない模様．私も大阪城あるは京都迎賓館でのサミットを期待していました．まさか北海道とは．

なぜ交通の便が非常に悪い北海道洞爺湖町が選ばれたのか，疑問が残ります．（関係者の内，多くの人が宿泊するのは洞爺湖町から2時間の札幌市内という）

「大津やまとの湯」

ときどき知り合いとスーパー銭湯に行きます（知り合いに，割引券がある時に）．以前は中に映画館もあるところによく行っていましたが，最近はこの「大津やまとの湯」（滋賀県，JR湖西線西大津駅近く）に行くことが多い．

多くのお風呂施設が行っているように，「いれずみ固くお断り」の表示もあります．最近では軽い気持ちでいれずみをする若い人が増えているようですが，こういったお風呂施設にはまず入れないし，将来，いれずみを除去しようにも，きれいにはできません．（除去した跡は非常に汚い傷が残ります）．

今日は日曜日．かなりたくさんの人が来ていました．
この「大津やまとの湯」の中にはいくつかの風呂があり，露天風呂は遠く三重県から温泉をタンクローリーで運んできています．

以前はこの露天風呂から琵琶湖が一望出来たのですが，間にマンションが建ってしまい，露天風呂から外を見ることが出来なくなりました．

露天風呂以外では，スーパージェット風呂が面白い．体にあたる水流は強烈であります．サウナも2つあるのですが，私は苦手．（入ってもすぐ出てしまう）．あかすりルームもありますが，私は利用したことはありません．

今回も3時間以上この「やまとの湯」で入浴を楽しみました．時々，施設の中で，水を飲み，脱水を予防していますーー長時間お風呂に入る場合は重要なこと．

プロ野球，史上最高の豪速球投手

プロ野球史上最高の豪速球投手を決めるのは，非常に難しい．
昔はもちろんスピードガンというものはありません．
さらに，同じスピード表示でも，感じる速さが違うという場合が多々あります．
結局，豪速球とは，バッター側からみて，「並はずれて速く，打ちにくい」と感じる球であり，スピードだけでは語ることが出来ません．
そこで，異論は非常に多いとは思いますが，私からみて，独断と偏見による豪速球投手のベスト5を選んでみました．

1位：藤川球児投手（阪神，スピードガンでは152－154キロくらいでありますが，手元で伸び，バッターの空振り率が高い，球自体の回転の速さでは，松坂投手をはるかに上回り，横浜の160キロピッチャーのクルーンをも上回る．三振奪取率では史上最高ではないか．こんなに三振を取れるピッチャーは見たことがない．リリーフ投手でありますが，ナンバーワンにしました）

2位：江夏投手（元阪神，シーズン401奪三振の世界記録，オールスター9連続三振記録，6年連続最多奪三振記録などあり．この投手もすごかった）

3位：伊良部投手（元ロッテ，スピードガンで158キロの日本記録樹立）

4位：山口高志投手（元阪急，小さながっしりとした体からの豪速球が印象的）

5位：堀内投手（元巨人，テレビ観戦をしていて，この堀内が出てくると，ほとんど打てなかった印象）

他に速かったな，速いなと思われる投手は，鈴木啓示投手（元近鉄），江川投手（元巨人），小松投手，与田投手，鈴木孝政投手（元中日），クルーン投手（横浜），五十嵐投手（ヤクルト）など．

なお，金田正一投手，稲尾投手，尾崎投手，沢村投手なども，速かったようですが，全盛時を見ていないので，評価対象から外しました．

picture :　藤川球児投手（プロ野球中継　NHK-BS101 　2007年4月12日放送より）

船釣り

瀬戸内海で船釣りをしました．明石港を午前6時出発の船に乗るということで，集合は京都に住む知り合いの自宅．集合時刻が午前3時．私は自宅を午前2時過ぎに出ました．前の日は夜9時過ぎ，床に就きましたが，実際眠るまで時間がかかり睡眠不足のまま自宅を出発．

知り合いの自宅からは，主に名神高速，阪神高速を利用．若宮ICを降り，目的の明石港へ．

今回の船釣りも，釣竿は貸してくれるし，餌，仕掛けも現地で購入．基本的に家を出るとき持って行くのはクーラーボックスのみでよい．もちろん自分の竿，リールを持って行っても良い（その分少し安くなります）．

船は我々のグループの貸し切り．今回は７名乗船．前回（日本海での釣り）は海が荒れていて，船が上下左右にゆれ，ほとんどの人は気分が悪くなり，吐く状態（内2名は釣りが全く出来ず，船の中にある休憩所でずーと横になっていました）．今回，波は比較的静かでしたが寒かった．

鯛釣りを狙って，船で1時間近くの沖に出て，釣竿を降ろしましたが，結局1匹も釣れず，別の場所に移動となりました．
あちこち場所を変えて釣った結果は，めばる，かさご等少数．

今回は世界一長い吊り橋である明石海峡大橋の下をくぐった移動もしましたが，近くで見ると明石海峡大橋の迫力はたいしたもの．そして，少し離れて見る明石海峡大橋は優雅で美しかった（たくさんデジカメ撮影しましたーー動画も）

お花見

この2日間で三井寺（園城寺）の夜桜，海津大崎の桜，琵琶湖バレイの桜を見に行きました．
いずれも滋賀県では桜の名所として有名なところ．

三井寺のライトアップは午後9時30分まで．時間帯ぎりぎりまでライトアップされた桜を楽しみました．今まで見たことがないような巨大な桜もライトアップされていました．

海津大崎は約600本，4kmにわたる桜並木で有名なところ．午前9時30分から一方通行となるので，朝早く出発し，通行規制の前に帰途につきました．桜は満開で，たくさんの人が見物に来ていました．琵琶湖を背景にした桜並木は非常に美しく，カメラマンも多かった．

琵琶湖バレイは以前スキーで30回くらい来たところ．花見で来ることは滅多になく，2回目．ここの桜も迫力があり，高いところから，「満開の桜のバックに琵琶湖」という風景は絶景．京阪神からの車も多かった．

造幣局通り抜け

大阪での学会参加のついでに，全国的にも有名な造幣局通り抜けに行ってきました．

この通り抜けは毎年桜の開花時に，1週間一般花見客のために開放されます．

桜の状態は満開のものもありましたが，全体的に5分から7分咲きといったところ．平日ではありましたが，人は結構多かった（4月11日の入場者数は午後6時の時点で5万5千人）
しかし，立ち止まってじっくり観賞することは可能であり，いろいろの種類の桜を堪能し，デジカメ撮影しました．ここだけにしかない，珍種もいくつかあるようです．

この造幣局近くの川沿いの桜は満開で，迫力がありましたが，屋台の数の多さにも圧倒されました．こんなにたくさんの屋台が数百メ－トルにもわたって連なっているのは見たことがない．

マジックのテレビ放送

マジックというのは常識を超える奇現象をみせる技．想像もつかないタネでびっくりし，感心させられることも多い．例えばお札貫通のマジックなど．このタネはいろいろあるのですが，その中で，ある方法にはほんとに感心させられます．
こういうマジックはいいのですが，テレビ放送では，映像の編集・カット，会場の人たちも共演者（いわゆる「さくら」「グル」）というのは，やってはならないこと．これは，ほんとにしてはならないことですが，マジックの放送の中にはそれらしきものが少なからず見られます．
ヤフオクの手品のところで，「裏モノJAPAN　人気マジシャンのタネ全部明かします」という本が出品されていました．早速落札し，読んだところ，明快にトリックが解説され，なるほどと，うなずける所が多くありました．

セロのマジックについては，やはり編集・カットは当たり前，カメラワークで都合の悪いところは見せない，会場全員が「さくら」というのも多いようです．

会場にいる人はある意味では視聴者の代表と考えられます．その代表が演者の共演者では，マジックが成り立たちません．

他のマジック関係のブログをいろいろ見ていますと，セロ一人で行っているマジックと思っている人が少なからずいるようです．
「セロ氏は（他のマジシャンと違って）インチキじゃないから凄い」，とか「街頭でたまたまセロの演技を見れた人たちうらやましいなぁ」など思っている人もいます．こういった人が少なからずいるとなると，放送局，関係するスタッフの罪は大きい．

全て打ち合わせ済みで、都合のいいように映像を編集カットし，大勢のサクラを配置しているということを承知の上で，「ショー」を楽しむならばいいのですが，本当にセロ一人で行っていると思っている人がいるという事実が問題です．

ただし，「さくら」ついては，いろいろ種類があり，マジックの本質には関係はなく，場を盛り上げるため，一人，二人舞台に出てきてもらって行うのは許容範囲とは思います．

テレビ放送局に対して言いたいのですが，視聴率稼ぎかも知れませんが，編集カット，カメラワーク，サクラと何でもありのマジックはやめて欲しい．
以前セロのマジックで，カップめんの湯気がCGで描かれている可能性のたかいものもありました．
このままだと，良心的なマジシャンが駆逐されてしまう可能性があります．

picture： セロ (フジテレビ「カスペーーセロ」より）

プロ野球最強打者

プロ野球では，セントラルリーグも開幕しました．
実力者がアメリカへ行ってしまい，次第に寂しくなる日本のプロ野球界．
寂しがっても仕方ありません．日本プロ野球史上最強の打者を考えてみました．
活躍している時の相対的な力ではなくて，絶対的な力を考えてみました．

まず，一般的には真っ先に巨人の王選手が考えられると思います．実際，すごい打者でありましたが，当時の環境を考えると，1位にするには苦しいところもあります．
当時の投手のレベルはともかく，本拠地の後楽園球場は両翼88メートル（日本シリーズの時，阪急側が測定したら86メートルだったという記事を読んだことがあります）と狭い．
王選手の本塁打の平均飛距離は105－110メートル．（ちなみに西武のカブレラ選手は125-130メートル）．
現在の球場，例えば福岡ドームの場合，両翼100メートル，フェンスも非常に高い．平均飛距離が105－110メートルーーこの球場の場合，半分位は本塁打になっていなかったのでは．
王選手の通算本塁打記録868本は世界記録ですが，狭い後楽園球場を本拠地にしている場合は他との比較が難しい．当時の他の球場も現在と比べると狭い．

それでは，史上最高の強打者は誰か．もちろん王選手も候補には入りますが，私の独断で決めさせていただきますと，元阪神のバース選手が最強ではないかと思います．
他に，野村選手，落合選手，イチロー選手，松井選手，清原選手など思い浮かびますが，バース選手ほどではありません（走力，守備力まで考慮に入れるとイチロー選手がナンバーワンということになりますが）．

バース選手のシーズン本塁打記録は54本と王選手，ローズ選手，カブレラ選手に1本及びませんでしたが，最後の四死球の連発がなければ，記録更新したのではないでしょうか．（巨人の投手は，バース選手に対し「ストライクを投げたら1球あたり10万円の罰金」といわれたそうです）．
バース選手は2年連続3冠王にもなりましたし，シーズン打率.389はいまだに破られていません．
その他，掛布選手，門田選手，張本選手，山本浩二選手，もっと昔の中西太選手なども考えられますが，やはりバース選手には及ばないと思います．

ところで，1985年4月17日のバース，掛布，岡田の伝説の甲子園バックスクリーン3連発．たまたま甲子園3塁側内野席で実際に見ましたが，びっくりしました．あれから22年，ほんとに月日の経つのは速い．