昔大好きAVライフ

昔の音楽などに興味のあるAV大好き人間です.念のためにAVとは「Audio Visual」の略です.

マジックのテレビ放送

2007年04月07日 | 談話
マジックというのは常識を超える奇現象をみせる技.想像もつかないタネでびっくりし,感心させられることも多い.例えばお札貫通のマジックなど.このタネはいろいろあるのですが,その中で,ある方法にはほんとに感心させられます.
こういうマジックはいいのですが,テレビ放送では,映像の編集・カット,会場の人たちも共演者(いわゆる「さくら」「グル」)というのは,やってはならないこと.これは,ほんとにしてはならないことですが,マジックの放送の中にはそれらしきものが少なからず見られます.
ヤフオクの手品のところで,「裏モノJAPAN 人気マジシャンのタネ全部明かします」という本が出品されていました.早速落札し,読んだところ,明快にトリックが解説され,なるほどと,うなずける所が多くありました.

セロのマジックについては,やはり編集・カットは当たり前,カメラワークで都合の悪いところは見せない,会場全員が「さくら」というのも多いようです.

会場にいる人はある意味では視聴者の代表と考えられます.その代表が演者の共演者では,マジックが成り立たちません.

他のマジック関係のブログをいろいろ見ていますと,セロ一人で行っているマジックと思っている人が少なからずいるようです.
「セロ氏は(他のマジシャンと違って)インチキじゃないから凄い」,とか「街頭でたまたまセロの演技を見れた人たちうらやましいなぁ」など思っている人もいます.こういった人が少なからずいるとなると,放送局,関係するスタッフの罪は大きい.

全て打ち合わせ済みで、都合のいいように映像を編集カットし,大勢のサクラを配置しているということを承知の上で,「ショー」を楽しむならばいいのですが,本当にセロ一人で行っていると思っている人がいるという事実が問題です.

ただし,「さくら」ついては,いろいろ種類があり,マジックの本質には関係はなく,場を盛り上げるため,一人,二人舞台に出てきてもらって行うのは許容範囲とは思います.

テレビ放送局に対して言いたいのですが,視聴率稼ぎかも知れませんが,編集カット,カメラワーク,サクラと何でもありのマジックはやめて欲しい.
以前セロのマジックで,カップめんの湯気がCGで描かれている可能性のたかいものもありました.
このままだと,良心的なマジシャンが駆逐されてしまう可能性があります.

picture: セロ (フジテレビ「カスペーーセロ」より)
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