こんな写真きり無いお恥ずかしい
『元日の朝、神社にの全員が初参りに行く習慣があった』
(母私が五歳の頃)
小さいがでは神社を中心に村の行事が行なわれているようでした。
元日の朝、まず出かける前に年越しそばを食べそして午前0時を合図に全員がお参りに行くのです。雪の中で提灯を下げて家ごとに真夜中に交わす挨拶は普段とちょっと違います。「おめでとうございます」の一言がやけに新鮮で毎日会っているのに一年を仕切るのに改めて交わす。その初参りがすむと家に帰り雑煮を頂く。夜明けを待ち全員子供も含めての人が、各家々を回り新年の挨拶する。挨拶を受ける側でも一人待ち受け人が挨拶を受ける。そこで交わす場所は縁側です。農家にはどこの家にも外に縁側がある。そこに畳みをしき火鉢を横に置き挨拶を交わす。『おはよう御座います。本年も宜しくお願い致します。』のやり取りを交わす。これで一年がはじまる。
だから近所の人とのつながりがきちんと出来親から子供にと引き継がれていくのです。