たまのあしあと

きままな日々の日記などなど。

屋久島の旅 宮之浦岳 花之江河へ

2009年08月02日 | 旅日記-屋久島編
登山口からしばらくは、木々が茂るうっそうとした中を歩きます。
朝早くから山道を車で走ったからかな?いつもはそんなことないけど
ちょっと車酔い状態もくもくと歩きました。


歩きだしてすぐ、なのに、木がすごい
去年志賀高原へ行ったときに、ガイドさんから木の生存競争の話を
聞いたのを思い出して、またまた迫力を感じました。

養分、光などなどをめぐっての熾烈な戦い!
人間には感じ取れないくらい静かでゆっくりな戦いなんだけど
根っこから、その木の物語が伺える気がする・・・。


倒れてしまった木。朽ち果てたところはやがて土へ還ってゆく。
苔とか他の木の栄養分にも。つながっていくんだなー。

登山口から50分程で、淀川小屋へ到着。


淀川小屋でお弁当を食べて再出発!
すぐ近くに川があったんだけど、これがすごく綺麗で


目が覚めました。(遅いよ・・・






杉の赤ちゃん。
気の遠くなるような長い時間生き抜いて、いつか大きな木になるんだろうな。
その時は私は生きてないけど、未来の誰かが見上げるのかもしれない、なんて思うと、
なんだかすごく不思議な気持ちになる・・・。


苔!ふっさふさ~のふっかふか。雨の後は水滴をたくさんつけて、水分を
ため込んでいます。今回はちょっとだけ。


出発から2時間半くらいで、高盤岳が見える展望所に着きました。
高盤岳の頂上には面白い岩があるのです
この写真では分からないので。


ズームイン!


さらにドーン。
包丁で豆腐を切ったみたいな岩だから、トーフ岩って言われてます。
見たかった!
屋久島の山々にはこんな奇岩奇石がごろごろしています。
それを見て何に見えるか考えるのも楽しいですね。


展望所から約30分。花之江河に着きました。
ここは最南の泥炭湿原なんだそうです。


人はだーれもいなくて、いたのは屋久サルさんだけでした。


2009.7.12 屋久島 宮之浦岳 登山中


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