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不定期日記ーねこ窓出張所(Ver.2)

空冷VWや趣味、日常の事をただ書き殴るだけ、の無責任日記です。

smc PENTAX DA300mm始めました。

2024-07-28 00:38:53 | 写真・カメラ
 nekoです。今晩は。

 中々Webサイトもそうですが、このブログも更新する暇が無く…。色々あるので仕方が無いかな、とは思いますが、それではダメですね。

 と言うことで、今回はレンズレビューみたいなモノでも上げようかと思います。

 今回はこちら。



 昨年満を期して?購入いたしました、smc PENTAX DA Star 300mm F4.0 ED [IF] SDMです。

 以前紹介したsmc PENTAX DA 18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WRに続く第2弾、なのか…。

 元々DA18-135はある意味勢い余って買ってしまったレンズなのですよね。DA300は、前から狙っていたレンズ、と言えますね。

 元々300mm付近のレンズと言えば、我が家にはsmc PENTAX M Star 67 300mm F4.0 ED [IF]と、ズームではsmc PENTAX FA 80-320mm F4.5-5.6、超巨砲のsmc PENTAX F Star 250-600mmF5.6 ED [IF]があります。

 正直風景写真や花の写真が多い私なので、望遠の単焦点の出番はさほど多くないため、バケペン用のStar 300mmでも用が足りておりました。

 しかし近年、極端に視力低下を感じるということ、鳥など動くものもチャレンジしてみたいと思ったとき、M Star 67 300mmではちょっと大変かな、と思い始めました。

 先に述べたように利用頻度は高くないレンズ、そして、未だにsmcコーティングで且つ、速くない&故障率の高いと言われるSDMのレンズに躊躇していた、ということもあります。

 ただ、smcコーティングとはいえ、その描写性能の高さは有名ですし、仮にモデルチェンジした場合、KAF4マウントになって互換性が低くなる&価格高騰しそうと言う事も有って、現行モデルが手に入るうちに買っておくのも手かな、と思うようになりました。もう一つの要因としては、DAレンズではありながら、フルサイズの画角でも利用出来る、と聞いていたことも大きいですね。

 写真ではK-3MarkIIIに装着しておりますが、レンズ自体も大変コンパクトです。レンズの重さも公称値1,070gと、M Star 67 300mm では1,650g+マウントアダプタKの重さですので、600g以上の軽量化です。当たり前ですがAFですし、自動絞り(死語)な訳です。とても快適です。

 絞りは9枚、フィルターはPENTAX伝統の77mm径です。防塵防滴仕様(AW)ですので、急な雨でもちょっと安心です。

 お金の余裕があれば150-450mmも考えました。使い勝手はズームですし、フォーカスリミッターもありますし。ただ我が家の超巨砲F Star 250-600mmが有りますしね。まぁ、恐ろしく重たいですし、AFもボディ駆動なので、正直動くもの追うのはかなり大変です。

 150-450mmと今回のレンズを両方触る機会があったので、比較した結果、ズームは便利なのは間違いないのですがAFの速度自体はDCモーターと比較して思ったよりSDMが遅いとは感じなかったこと。ピント迷ってしまうと最短まで移動してしまってその分ロスがある、という感じはしましたがそこはクイックシフトフォーカスが効くので手動で近くまでピンを戻してやれば良いだけのこと。これはやはりM Star 67 300mm + AF Adapter1.7xを使っていた事が功を奏しているな、と思いました。

 前置きが長くなりましたが、この辺りで作例を。ボディはK-1MarkIIを使用し、フルサイズで撮影しました。1枚だけトリミングしてます。



 このレンズを買ってまず試して見たかったのが鳥さんの撮影です。たまたまこのレンズのみ付けて試写のためぶらぶらしていると、キツツキさん発見。300mmでは短いのでトリミングしています。
 とにかく追いかけるのが大変でした。



 北海道神宮にて。掲げられた国旗がたなびいていました。



 同じく北海道神宮内。観光客が横並びで歩いていたところです。うちのブログだと、サイズが640ピクセルになっちゃうので、さほど高解像度感じないのですが、原版観るとちょっとした感動でした。



 これも北海道神宮。手水です。結構好きな被写体で、よく撮影します。



 最短撮影距離1.4mなので、FA Star 80-200mm F2.8 ED [IF]と距離は同じですが、そこは焦点距離が長いので、倍率も0.24倍まで撮影できます。そこそこお花の写真も行けますね。



 紫陽花なんかにも良いですよ。



 積極的にお花の撮影に使ってます。ただ、50mm MACROや100mm MACROより、被写界深度が浅いので、そこは注意です。

<総評>
 設計は古いですが、その描写力はもう、凄まじいです。価格もこなれてきているので、安くはないですがお買い得感は高いです。*ist-Dでもボディモーター駆動で使えます。Z-1系のボディならば、絞りの制御も出来ますので、フィルム撮影も出来ます。

 明るさはF4.0と控えめなので小型軽量で持ち運びもしやすいです。ちょっと本気撮影したいというときでも頑張れば他のレンズと一緒に持っていけます。

 お高いですが、AFリアコンバーターを使えばフルサイズではけられてしまいますが、APS-Cで合成焦点距離670mm相当(35mmフルサイズ換算時)になります。

 もし購入を迷われている方がいましたら、これは買って損しないと思います。
 
 以上、smc PENTAX DA Star 300mm F4.0 ED [IF] SDMのレンズレビューみたいなモノでした。

 またお会いしましょう。


smc PENTAX DA 18-135mm F3.5-5.6ED AL[IF] DC WRは普段使いの万能レンズ。

2024-06-16 00:19:08 | 写真・カメラ
 nekoです。今晩は。

 以前、smc PENTAX DA 18-135mm F3.5-5.6ED AL[IF] DC WRのレポートを書きました。

 

 前回は冬だったので接写にも試して見たかったのですが、まだ花の時期では無かったので紹介できませんでしたので、ちょっとだけご紹介。



 と、言っておきながらいきなり接写では無い写真を。135mm(35mmフルサイズで200mm相当)まで使えるので、ちょっと離れたところのモノも撮影しやすいです。



 牛さんが飾られていたお店で飲み物を注文。焦点距離は60mmで最短撮影距離での撮影です。



 いよいよ本番?のお花撮影。135mmで寄れるだけ寄った結果。花のサイズが2~3cm程度のものだとこれくらいで写せますね。



 こちらも135mmの最短撮影距離での撮影。この程度写れば、常用レンズとして幅広い被写体に対応出来ますね。

 明るさが必要&もう少しワイドが欲しいならば、smc PENTAX DA Star 16-50mm F2.8 ED AL [IF] SDMを使いますが、このDA18-135mm+DA15mmとかでも良いかな、と思いますね。

 とりあえずの1本として、現行商品で手に入りやすいですし、簡易防滴仕様ですから、急な天気の崩れも比較的安心でおすすめ出来ますね。

 そんなわけでsmc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WRの使用レポート第2弾でした。

 またお会いしましょう。


ゴールデンウィークですねぇ。

2024-05-04 22:01:39 | 写真・カメラ
 nekoです。今晩は。4月通り越して、5月になりましたね。ゴールデンウィークですねぇ。お久しぶりです。

 しかしながら、家事などの事で全くといって良いほど自分の時間が取れないので、ブログも中々更新できませんね。

 このゴールデンウィークに入ってから、まずは我が家の墓参りに行きまして、翌日'63年式フォルクスワーゲン「青空ちゃん」のエンジンオイル交換、キングピン・リンクピンのグリスアップを行って、前半は終了。

 後半初日は強敵(友)の墓参りへ。



 今回は雨鱒氏とtaku氏が集まりまして、昼食時にはPENTAXの世界を語る会に。



 Taku氏のk-x。今日は私もフィルムカメラのKXを持ってきていたのですが、並べて撮影しませんでしたね。



 そして雨鱒氏は名機LXと名レンズ smc PENTAX A100mm F2.8 MACROを。



 その名レンズをお借りして私のK-1MarkIIで試写。直前にTaku氏のK-50に付けて撮影したら、何故かフレア発生したので、レンズ自体を確認。若干細かいチリのような物が中玉にまんべんなく見えますが、太陽光で見るレベルでは曇りは見えませんでした。まぁLEDライトで観ると曇りが見えてきたりするのですが、いやぁ、嫌な時代ですな。私が現役のカメラ修理技術者だったときはそんなもの無かったので、今だとレンズ曇りの修理が増えて大変ですね。

 光の入り方によってはフレアが出やすいのかもしれませんね。フード付けると多少は収まりそうです。

 うちにはFA100mm F2.8 MACROがあるのでが、良い描写しますよ。今のDFAレンズはデザインが好きではないんで買い換えてませんけど。絞り環も無いですしね。

 そんなわけで何故かPENTAXそろい組の集まりでした。やはり、LXの空シャッターでも切るか~って事で。

 休みも残り2日。あっという間ですね。仕事もちょっと色々危機的ものがあって気が滅入りますが…。

 それではまたお会いしましょう。

smc PENTAX DA 18-135mm F3.5-5.6ED AL[IF] DC WRを使って感じたこと。

2024-02-12 17:24:18 | 写真・カメラ
 nekoです。今晩は。

 突然ですが、たまには機材のお話でも。と、書き始めたのは1月初旬。下書きしてそのままでした。理由はあとで書きますが、とりあえず行ってみましょう~。



 smc PENTAX DA 18-135mm F3.5-5.6ED AL[IF] DC WRです。PENTAX K-7に付けてみたところはこんな感じ。

 そもそもこのレンズを買おうか買わないかは結構悩んでいました。というのも、今更APS-C専用レンズを増やしても、と思っていたからです。

 PENTAX K-1 markIIを使うとなると、フルサイズ対応のレンズを優先するべきなわけです。APS-Cの場合、標準ズームと広角側のレンズが有れば、後はフルサイズのものが有れば使い回せますよね。

 ただ、自転車に乗る時の機材としては、35mmフルサイズはかさばるので、そこは昔から馴染みのAPS-Cを使う事が多いわけで、レンズをどうするか問題に直面するわけです。

 今まではsmc PENTAX DA Star 16-50mm F2.8 ED AL [IF] SDMを使う事が多かったですが、これもかさばる。描写は癖があるとはいえ、腐ってもStarレンズ。良い写りするんですよね。でももっと軽くてコンパクトなレンズが有ると良いなぁ、というわけです。

 いくつかの候補はありましたが、今回紹介する18-135が現行レンズですし、中古でも安く手に入る、ということでそのうち考えようと思っていたところに、丁度出物で安価の割には綺麗な物を見つけたので、思わず購入してしまったのでした。まだ買う予定では無かったのですけどね…。

 

 まずは外観比較。我が家にある標準ズーム3本で比較してみました。(背景がシワだらけなのは堪忍。)

 左からsmc PENTAX DA Star 16-50mm F2.8 ED AL [IF] SDM、smc PENTAX DA 16-45mm F4.0 ED AL、そしてsmc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WRです。

 HDコーティングのレンズがひとつも無いのが何だかなぁ、という感じですけど。

 Star16-50は、大きいのは仕方が無いとして、我が家で最も古いデジタル専用レンズである16-45が、全くコンパクトでは無いんですよね。全域F4.0で、寄れるレンズということでかなり重宝したので手放さず置いてますが…。

 こうしてみると、7.5倍である18-135がコンパクトです。F値がちょっと暗いのは、普及型高倍率ズームだから仕方が無いかな、とは思いますが、距離環が無くなってしまったのが非常に不満。
 しかも、バリフォーカルレンズなので、私たち学生時代に当たり前だった、テレ端でピント合わせてワイドで使うとかいうことが出来ないのですよ。今時の他社も皆バリフォーカルレンズなのでしょうけどね…。



 一番伸びる状態での比較です。一番倍率の低い16-45が若干短いですが、一番倍率高い18-135も健闘してますね。Star16-50が一番長くなります。まぁ、このレンズはStarですから良いんです。

 今回DCモーター内蔵のレンズは初めて所有しましたが、速くはないでしょうが、実用的に問題は無いかな、という個人的意見です。
 Star16-50のSDMが故障率高くて、現在故障しており、ゴニョゴニョしてカプラーAF仕様に現状しております。このSDMも爆速かというとそんなことは無かったです。ただ、音が静かで、スーッとピントが合うのは最初感動しました。でも2度も故障したので、どうして改良されなかったのかが不満です。

 余談ですが、新型16-50はPLMなので、速さは改善されたようで、耐久性はよく知りませんが、旧型ほど故障は少ないでしょう。でも値段は高いし、距離環付いていないのが不満で、未だに入れ替えはしていません。旧型がそんなに不満かというと、そうでもないので。

 話は脱線しましたが、ちょっと気になるのが、若干ピントリングがAF使用時動こうとする時があります。クイックシフトフォーカスの構造的なモノなのか、個体の問題なのか、良く解りませんが。

 重さは公称値405g、16-45が365g、旧Star16-50が565gということで、旧Star16-50より160g軽いですし、高倍率ズームと思えばこんなもんですね。

 気になる描写ですが、確かに広角側の周辺が甘い、というのは良く聞く通りですね。中央部はキットレンズと思えば優秀です。なので、うーん…キットレンズだからね、で終わってしまうのかなぁ。でも聞いていたほど、周辺も悪くない気はします。スナップで使うことが多いレンズにはなりますが、そんな用途であればという感じですね。

 パープルフリンジは出ます。被写体によっては目立つことはありますが、まぁ、加工すればどうにでも、という感じですかね。MX-1みたいには発生しないのでかわいいモノです。標準的かどうなのかは、私が使ってるレンズは古いレンズが多いので、普通にパープリン出るので気にしてません。出ないに越したことはないですが。

 逆光での描写はsmcコーティングですが、そこそこ強い印象。そりゃぁ、旧Star16-50が弱すぎるということはありますからね。

 ここから作例、といいますか適当写真を並べていきます。記事書くのを忘れていた、というか、遅くなったのはあまり撮影する暇が無かったからでした。2月10日に軽く撮影出来ました。















 流石に*ist-Dでは、ボディ内モーターに対応していないレンズなのでMF専用&バリフォーカルなのでちょっと不便ですが、作例で使ったK-3 MarkIIIでは、ストレスなく使えます。本当は16mmスタートだったら良かったのですけどね。

 最短撮影距離は0.4mなので、テレ側135mmということを考えるとそこそこ大きく写せますね。冬なので花咲いてませんから、そういう時期が来たらまた撮影してみようかな。

 買うか買わないか悩んでいたレンズですが、結果買って良かったと思います。距離計がないのと、16mmスタートでは無いことが不満ですが(まだ言うか)描写も硬すぎず甘すぎず、35mm換算で28-200mm相当と考えると、これ1本で用が足りることが多いです。荷物のもてない旅行や自転車移動なんかのときは重宝しそうです。そして簡易防滴という辺りもかなり魅力的です。

 1本で済ませようと思えば、生産終了してしまいましたが18-270mm辺りと悩んでいたのですが、クイックシフトフォーカスと防滴機構を取るか、テレ側の長さを取るかですね。私は前者を取ってこのレンズにしました。

 一応、HD AFテレコンも使えるし。描写は保証しませんが。今度試して見ようかしら。

 望遠撮影でF Star 250-600mmF5.6を使うときも、これ1本バックアップで持っていれば、まぁ何とかなるかもしれません。そう考えると、メインでD FA150-450mm使っている人辺りは、これカバンに入れておけば良いのでは無いでしょうか。

 フルサイズ対応で、この辺りの焦点距離が有ればね…。28-105mmだともう一声ですし、かといってフィルム時代の28-200mmはちょっと…ですしね。

 以上、久々に機材紹介、というよりきちんとレビュー書いたの初めて??まぁ良いや。また気が向いたら他のレンズ等もきちんとしたレビュー書くかもしれません。リクエスト合ったら優先的にやるかも。持ってるレンズ偏ってますけどね。

 それではまたお会いしましょう。

リアコンバーターA1.4X-Sを清掃する。

2024-01-03 15:33:18 | 写真・カメラ
 nekoです。今晩は。

 正月休みも今日で終わりです。結局家事に追われて終わった、という感じですね。

 そんな中、ちょっと気になっていたPENTAX リアコンバーターA1.4X-Sのレンズ曇りを清掃をしましたよ。



 細かい作業については写真撮ってません。レンズユニットは後ろ側からまるっと取れますので、その後はお好きに作業していただければ。

 私が修理技術者現役だった頃は、照明は蛍光灯か白熱電球だったわけですが、現代のLEDでレンズを覗くと、曇りやらチリやらが必要以上に見えてしまいます。精神衛生上良くないです。

 この頃のレンズコーティングは触れると取れてしまうということはほぼ無いので安心して分解清掃出来ますけどね。

 このリアコンバーターも今や生産終了してしまいました。昔はあると便利だったのですが、AFに対応していないのですよね。

 まぁ、私がフィルムカメラを使っていた頃はもっぱらMF機ばかり使っていたので、さほど問題は無かったのですけどね。

 現在PENTAXで発売しているリアコンバーターは1つだけになってしまいまして、それでもAF対応になって喜ばしいのですが、いかんせんAPS-Cの画角しか対応していないため、35mmフルサイズではクロップするしか無いんですよ。とても残念。

 まぁ、クロップとか、トリミングすれば良いじゃん、という話もあるのですけど、そうではないこともあるんですよね。

 明日の仕事に備えて、今日は早く寝ないとね。

 それではまたお会いしましょう。