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逆説の散歩 その1

2007-11-11 | 散歩

このシリーズは変な解説は抜き。
『逆説の日本史』(井沢元彦 小学館文庫)の補足に徹します。

記念すべき(?)第1回目の散歩の地は大津です。
(文庫 第2巻古代怨霊編第2章 天智天皇編)

出発地点はJRの西大津駅。
北へ徒歩で5分ぐらいのところで、大津宮遺跡。

民家の一角
周りは特に観光開発的なことはしていなくてひっそりと。

更に北へ歩くこと5分ぐらいで、近江神宮へ。

参道
まだ紅葉には早いみたい、今年は

七五三で賑わってた。
朱色って慣れると官能的

その後来た道を戻って更に南へ、園城寺を目指して。

途中、怪しげな店が。丁度12時頃だったので、即入店。
親父好み

で、やっぱりヒット。締めて1,100円なり。
ポテトサラダと鯖の煮込み

で、本題の『弘文天皇陵』(小学館文庫 逆説の日本史②P351)
ちょい探した
天智天皇の息子。
日本書紀(天武天皇が命じた正史)では即位していなくて、大友皇子との表現。(話は長くなるので略)

迷いながら歩いて途中に突然目の前が開けて『新羅善神堂』
』(小学館文庫 逆説の日本史②P367)
非公開です
屋根が桧の皮葺きで荘厳な感じ。

天智天皇が白村江の戦いに敗れて、慌てて都を難波から内陸のこの地に遷都。それも5年で壬申の乱に敗れて都は飛鳥へ。
大津宮はどこにあったのかずーっと不明で、ほぼ確定したのが昭和54年なんだ。
5年程度の都だし、宮は作ったけど京までなっていないって話。

思ったより京都側の山と琵琶湖に挟まれた狭い土地、つーのが実感。
大きな都が出来る土地ではないよ、あくまでも避難先の都です。


逆説の散歩 口上

2007-11-11 | 散歩
変なタイトルだけど『逆説の日本史』(井沢元彦)のゆかりの地を訪ねて散歩する、の略です。

『逆説の日本史』(井沢元彦)は、そっか学校で習ったことがある日本史って実はそーいうこと『目からウロコ』状態になり嵌まり込んだ本です。言霊シリーズ同様。

高血圧高血脂症対策で散歩するんだったら、漫然と競馬場付近を散歩するんでなくて、少しは『テーマ』決めて散歩したいな、と思ってました。
で、色々考えていたんだけど(経緯略)『逆説の日本史』で出てくる土地を訪れてみようと。(もちろん近畿圏の日帰り散歩に限るけど)
内容は中途半端なオイラの解説じゃなくて本買って読んでね。読んだ人を前提に書いていくから。

さて、大々的に前口上して、どこまで続くやら・・・。


久し振りの散歩 に

2007-09-30 | 散歩
翌日(というより数日後の)筋肉痛を確信しながら、次は『信長の館』と『考古博物館』へ

セリビア万博の際に展示物として出展された原寸大の安土城天主(の5・6階)を展示している。
朱、朱、朱
金ぴか

さぞや当時の人は、この朱塗りと金箔には圧倒されただろうと、想いをはせた。


久し振りの散歩 いち

2007-09-30 | 散歩
暑さ寒さも彼岸まで。
とはよく言ったもんで、昨日は肌寒いぐらいの日。
で、久し振りにじっくりの散歩で、安土城址へ。
JRの安土駅から徒歩で約20分で安土城址前へ。

織田信長が天下統一をほぼ果たして(一歩手前?)、最後の仕上げとしての平を祈願して築城された。
しかし明智光秀の謀反により築城3年で消失、という不運な運命の城です。

受付で入場料(?)を払って直ぐに、大手道と言われるこの石段。
登山かよ

殆ど登山気分です、自然の木の杖も用意してあったり。
この道の両脇には前田利家、羽柴秀吉、徳川家康邸があったそうな。

上がりきった景色がこれ。
まだ1/4

殆ど登山気分で登り切った天主跡で、琵琶湖を望んだ景色。
息あがった
当時は、琵琶湖がギリギリまで迫っていたそうな。


ちょっと遅くなったけど

2007-04-10 | 散歩
前の日曜日の散歩

2年前の花見で行った天王山から見た対岸の桜を見に行ってきました。

『淀川河川公園背割堤』

京阪の八幡市駅が最寄駅なんだけど、2年前の流れでJR山崎駅から出発。

菜の花と言えば紋白蝶

歩いて数分で桂川(ここは桂川、宇治川、木津川が一本になって大阪湾に流れ込む淀川となる場所、どこまでが桂川、宇治川、木津川、淀川かよく解らんけど)の河川敷に。土手が一面、菜の花。

対岸の桜。対岸に渡るにはぐる~っと。
薄桃色って感じよね

テクテク小一時間
淀川つーよりは木津川?

周りはアベックや家族連れ。独りもんのねじは缶ビール1本でそそくさと。
うらやましい

桜並木のトンネルが1.4km。
ちょうど風が吹くと桜吹雪が、見ごろ。
ずーっと奥まで桜並木


先週の散歩

2007-01-21 | 散歩
散歩の行き先が決まらないときは、奈良。
小1時間で、目的を決めずに歩いても、いい。

春日大社に初詣と思って歩いている途中で、ほとんど錆付いて見えない看板が、『新薬師寺』の。
わかるかな?

新薬師寺の『新』といっても、ずいぶんと古い話なんだけど、十二神将で有名なお寺、で春日大社の参詣道を逸れる。
少しの間の静寂

新薬師寺に到着。が、またして心変わり(?)、その先の行った事のない『白毫寺』まで足を延ばす。
半分くずれた土塀が印象的。これって修理しないのかな?修理しない朽ちた感じは意図的なのかな?
けっこう高台にある寺です


このあと五色椿や、冬桜の写真をたくさん撮ったのだけれども、ピンボケばっかり。まぁ本人と一緒か。
つーことで、中途半端に店仕舞い、すんません。


ひき逃げ

2006-09-05 | 散歩
土曜日、牛すじ食って谷町筋を北上している時に、ひき逃げされた。

大きな道路の幅広い歩道を歩いていたんだけど、ちょうど二人連れとすれ違う隙間に、相当なスピードで自転車が突っ込んで来た。(ようだ)
たまたま道路側を見てて、自転車が来ているのを見ていなくて、右手の衝動と同時に『ガツン』と鈍い音が。
思わずしゃがみ込みそうになり、後ろを振り返ると、自転車に乗った女性が一瞬間をおいて『ごめんなさい!』のひと言で、走り去った。

なんなんだ・・・

で、約80時間後の右手です。

06-09-02_13-38.jpg

あのな自転車は車道が原則とか言わないよ、歩道走ってもいいけど、そんな勝負掛けたような速度で走るなよ、ホント。


ひさしぶり

2006-09-03 | 散歩
いろいろあって、8月の土日はどこへも出かけなかった。
まぁ暑い日が続いたのが最大の要因だけどさ。

昨日も暑かったのだけれど、野暮用ができたので午前中に用事を済ませ、少しだけウロウロと。

で昼飯に先月「せやねん」って番組でやっていた上本町にある牛すじ専門店(?)に行って来ました。
TVの影響って大きいね、放映後ひと月たつけど「牛すじ丼」は売り切れです、だとさ。
まぁ丼が食べたかった訳でもないので、取り敢えず生ビールと牛すじやわらか煮を注文。
(本当は一品料理などは夜のメニューで、昼は定食などだけだった)

06-09-02_13-38.jpg

美味しかったけどさ、上品過ぎ。
すじ肉はやっぱ、低価格大量販売してくれないと。
本当に牛肉だけだろうな・・・、と一抹の不安感がマニアックな味を醸し出すのに、残念!!
もちろん、お店も綺麗だったし女性一人客もいたし、一般の人にはお薦めよ。


くそ暑いのに散歩

2006-07-16 | 散歩
散歩の途中で見つけた、とある店の前に貼ってあった気になるお品書き

SANY1013.jpg

ちょいと品の良さそうな店なんだけど、おすすめコースの一番安いコース気にならない・・・?
気になったけど、昼に3,800円は断念した。

で、結局は何度か入った事のある、甲子園球場に近いと言えば近い定食屋。
周りの工事現場のオッサン御用達の由緒はないけどボリュームと安さは間違いなし。味は充分、上品な気取りは余分って店。
定食は前回の経験から食べきれないので、メンチカツ単品とビール。焼酎ロックに変えてキズシ(しめ鯖)単品。
〆にソーメンを食べて・・・が余分だった(お腹ぱんぱん)
ちなみにソーメン450円。

SANY0015.jpg


本日の小散歩

2006-05-04 | 散歩
草津よいとこ~いち度はおいで~♪

って親父ギャグ、滋賀県の草津にあてもなく、散歩。

東海道と中山道の分岐点の宿場町。
JR草津駅のコンコースにある観光協会のコーナーから地図をゲット。
徒歩10分足らずで、東海道と中山道の追分の道標。

SANY0009.jpg
『右 東海道いせみち 左 中仙道美のじ』

本陣、脇本陣など見て小一時間。まぁ小満足。
思いもよらぬヒットが、太田酒造の庭の牡丹園。
写真撮ってきたけど下手糞だから公開なし。


近江八幡のお散歩3

2006-04-15 | 散歩
お祭りについて

オイラの生まれ育った土地は北陸小都市の、戦後引揚者が住み着いた町で、公務員住宅や会社の社宅など新しい町なんよ。(新しいっていっても都会のニュータウンまでは新しくないけど。)
伝統的な祭りって無かったし、商業的なテキ屋さんの屋台が集まる春、秋の神社のお祭りってあったけど。
だから『千年以上続くという伝統の祭り』と聞くと、もう羨ましいかぎり。

松明まつりに関して言えば、おいらみたいな観光客や外来の見物人って、おそらく1割程度。
みんな祭りの手順を知ってて、この場面では松明が倒れて来るかもしれないから離れていよう、ってのが誰も何も声を出さ無くても自然に実行されているんよ。
変な規制一切なし、燃え盛る松明の真下で写真撮ろうが何しようが、規制なし。
いいよ、これこそ自己責任の世界。

観光ずれしていないから、おいらみたいな一見さんには、どんなストーリーで祭りが進行するか、ってのが解らなかった。Googleってもないし。
それで、『いい』。変な観光客向けに迎合することない、って。
自分たちのお祭り、しっかり伝統守ってもう千年続けてください。


近江八幡のお散歩2

2006-04-15 | 散歩

前記事の予告どおりに行って来ました、近江八幡の松明まつり。
先週訪れた日牟禮八幡宮の境内で松明まつりの準備をしてて、14日(金)20時頃の点火とのことで「仕事終わってからで充分間に合うな」
当日ちゃっちゃっと仕事終わらせて、ダッシュ。19時には到着。

以下の4行及び写真は中日新聞さんのパクリごめんね。
>近江八幡市宮内町、日牟礼八幡宮の例祭「八幡まつり」(国選択無形民俗文化財)が14、15日の両日に行われる。
>千年以上続くという伝統の祭り。三月の左義長まつりとともに「近江八幡春の火祭り」として知られ、大勢の見物客でにぎわう。
>宵宮(十四日)は松明まつり。
>午後八時ごろからヨシと菜種殻の巨大松明や当日持ち込まれる大小計約三十本の松明に火が放たれ、豪壮な火柱の競演が夜遅くまで続く。

s3.jpg

(ここからはオイラの画像)

20時にまずオープニングの花火が。子供の大喜びの歓声が。
スヌーピー

まず、比較的小さめの松明に点火。これを火を元に各町内会(?)が火種を取りに来るようだ(?)
松明 松明

その火種が日牟禮八幡宮に集まったり、太鼓が行ったり来たり、よくわからないんけど。
大きな松明の点火が21時頃。(一番上の写真の手前から2つ目)
松明 松明

隣の松明(一番上の写真の手前の松明)にも点火。
松明

燃え盛る二つの松明。20~30m離れているにも拘らず火傷しそうな熱さ。
松明

画像見ながら後で気が付いたのは炎って最盛期は白っぽく終いはオレンジ色になるのね
(何を今更、って。ここの画像で解るかな?)
松明

2本が燃えたところで残念ながら帰宅の時間。もう駅までのバスは無かった。
最終電車に間に合うだろうと思いつつ名残惜しく振り返ると。
松明


近江八幡のお散歩

2006-04-10 | 散歩
過去の記事に書いた事があるような気がしたけど・・・見つからない。
え~っと4度目の訪問です。うち2回は駅南の居酒屋のみの訪門。
今回は花見を兼ねて、ゆったりとした散歩でした。

まずJR近江八幡駅からバスで八幡堀の近くの大杉ってバス停まで。
散歩の主旨外れるんだけど、小一時間かかるんよ。観光メインが駅から離れているのがちょいネック。
効率的に回るときはやっぱりバスに乗りましょう。

まず、日牟禮八幡宮。
翌週の松明まつりの準備で人が沢山。(これは翌週のレポート乞うご期待!)
次に八幡山ロープウェイで、思ったより琵琶湖の景色が・・・いまいち。

八幡掘りから瓦ミュージアムを撮影。
解り難いだろうけど、枝垂桜と柳の妙。奥が瓦ミュージアム。
併設の喫茶店で近江牛のステーキと言いたいけれども、ビーフカレーで我慢。
瓦ミュージアム


その後、八幡掘り沿いをぶらぶら。
八幡掘周辺の桜は満開にはまだひとつ。翌週まで持てばいいけど。
八幡堀


次は(何故だか唐突に)和菓子のたねやさんが展開している洋菓子部門CLUB HARIEの近江八幡日牟禮ヴィレッジに行って来ました。
バームクーヘンが有名らしく、数日前「芸能人御用達お土産ベスト20」の第3位となったことで長蛇の列。焼きたてはここでしか食べられない由、1時間の待ちをものともせずに並びました。
まぁ、味音痴のおいらだから当てにはならないけど、今まで食べた事のないフワフワ感のあるバームクーヘンでした。

やっぱりこれが無くては始まらないし終わらない。
酒游館の利き酒セット1,400円なり。
吟醸やら本醸造などなど、呑み比べてみれば違う事が解るけど・・・。
表現のしようのない「違いのわからぬ親父」ですわ。
利き酒セット