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多趣味人間の雑記帳

ニコニコ動画で東方soccerシリーズを投稿中。
サッカー、東方を中心にしながらも手広くやっています。

日本代表のメンバー選考について

2010-05-11 16:22:28 | 2010WC
やっぱりこれには触れておかないとということで。
メンバーの詳細はどこにでも情報が転がってるんで割愛します。
大体皆さん同じようなことを考えるとは思いますが、私は特に戦術面の問題を探ってみようと思います。
とりあえずの印象は何よりも戦術オプションに乏しく、対戦相手への考慮も無い、
特にGL突破を目指すためには一番の障害となるデンマークに対する認識が甘いように思いました。

日本代表の選手の中でGKを除いて最も身長が高いのは岩政と中澤で187cm、次いで闘莉王と矢野の185cm、
しかし矢野と岩政が先発する可能性は低いため残るのは中澤と闘莉王の二人のみ。
対してデンマークはアッゲルとキアルのCBコンビに加え、FWにもベントナーやラルセンといった190cm級の選手を擁しています。
さらにアッゲルを左SBに入れてCBにクロルドルップを入れるとなればさらに高さを増します。
平山がいれば攻撃に加えセットプレーの守備でも厚みを加えられるのですが、それをしなかったのはやはり理解できません。

また戦術オプションの乏しさも目に見えており、役割の被る選手が多すぎます。
MFはほとんどがパサーの選手であり、FWには170cm台の選手が5人中3人、さらに言えば90分通してのプレーで結果を出すタイプでもあります。
野球で言えばベンチ入りの投手がほぼ全員先発タイプで、しかもその全員がコースに投げて打たせて取るタイプと言う感じ。
途中出場で結果を出せるタイプではない上、投入しても役割が変わらないからリズムに変化が起こらないというのが問題点。
終盤の選手起用として理想なのは、石川を投入して疲れの見える相手をスピードでかく乱する、
平山を入れてサイドからクロスを入れるという作戦を明確にするというような感じなのですが・・・。

まぁそんな感じで平山と石川さえいれば戦術に幅を持たせることが出来たというのが私の意見です。
小笠原入れたらまた役割の被る選手が増えるからやはり選外、あとは相馬ですね、何故親善試合でも声がかからないのかと。
川崎の寺田もなんで呼ばれなくなったんだろ、終盤に寺田投入、闘莉王上げてパワープレイっていうのも十分な効果を上げられるはずなのに。

グループCは果たして。

2010-04-29 00:35:20 | 2010WC
需要は謎だけど自分自身の予想の為に書き起こす。
今回はグループC(イングランド、アメリカ、アルジェリア、スロベニア)の予想をしてみたいと思います。

このグループに関しては2強2弱の構図がはっきりしているという感じですが、
その順位が入れ替わる可能性も否定できないという状況でしょうか。
イングランドはワールドクラスを多く擁しながらも選手層が薄いという欠点を抱えており、
CBのファーディナンドとテリーはいずれも精彩を欠いている上にGKも絶対的な守護神が不在。
アメリカの繰り出す高速カウンターに守備陣が崩壊するという危険性は低くありません。
とはいえ監督はイタリア人であるカペッロ監督、守備陣の整備に抜かりはないと信じたいです。
盤石の戦いが出来ればベスト4までは堅いと思うのでやはり期待したいところ。

そのイングランドの対抗馬がスペインの連勝記録を止めたアメリカ代表。
プレミアでプレーする選手も多く、イングランドとは面白い対決になりそうです。
キーマンはやはりドノヴァン、短期レンタルで加入したエバートンで見せたパフォーマンスはかなりのものであり、
W杯でもサイドの仕掛け人として猛威を振るうことは間違いないでしょう。
GL突破は堅く、ベスト8進出の可能性も低くはないはずです。

アルジェリアに関しては予選敗退、下手したら全敗もと言う状況。
大黒柱ジアニはヴォルフスブルグで満足な出場機会を得ておらず、
それ以外に世界を相手に戦えるレベルの選手はいないように思えます。
ジダンやベンゼマのようにアルジェリアをルーツとする選手こそ多いものの、
代表自体の力は弱く、国民の興味もフランス代表にあるのかもしれません。

ダークホースになりうるのはスロベニア代表ですね。
GKのハンダノビッチ、MFのコレン、CFのノヴァコビッチとセンターラインが安定しており、
ドイツの影響を強く受けたフィジカル重視のサッカーはイングランド相手にも健闘が期待できます。
こういったマイナー国の逸材発掘もW杯の大きな役割であり、スロベニアの目玉はGKのハンダノビッチです。
プレーオフのロシア戦ではゴールマウスを守り切ってW杯の出場権獲得に大きく貢献し、セリエAでもトップクラスのGKとなりつつあります。
個人的にはバイエルン、あるいはミランに是非ともお勧めしたい人材。
ウディネーゼはマニアックで好きなクラブなのでいずれここで紹介したいと思います。

とはいえやはりグループリーグを突破するのはイングランドとアメリカが最有力、
番狂わせが起こる可能性は低いものかと思われます。

今日はグループB

2010-04-09 04:02:54 | 2010WC
さて、今回はグループBの展望でもしてみますか。
グループBに属するのはアルゼンチン、ナイジェリア、韓国、ギリシャの4チーム。
ここでも1強と第二集団の構図は色濃く、どのチームにも突破の目があるという情勢です。

まずアルゼンチンですが、マラドーナ監督の迷走によってとても盤石とはいえないチーム状態ですが、
リーガで得点王争いを演じるイグアインとメッシをはじめとする前線のタレントは世界最高のレベルにあり、
ドイツとの親善試合では1-0で勝利するなど守備の改善にも光明が見えつつあります。
予選でつまずくということは考えられないものの、問題は国民が納得するパフォーマンスを披露できるかどうか。
豪華な攻撃陣をフル活用した魅力的なサッカーを完成させるのか、あるいは守備偏重のサッカーで結果を最優先にするのか、
マラドーナ監督の手腕、そしてメッシのパフォーマンスがカギとなりそうです。

守備偏重と言えばギリシャ代表はさらに輪をかけて守備偏重なチームです。
まず0点に抑えることを大前提にした試合作りをするためアップセット、いわゆる番狂わせを起こしやすいチームとも言えます。
タレント的には国内リーグでプレーする選手が多いものの、CLやELでも毎年上位に顔を出すなどレベルは高く、
ナイジェリア、韓国を抑えて予選突破する可能性は非常に高いように思えます。

続いてナイジェリアですが、ヨボ、ヤクブ、ミケルらプレミア勢で構成されるセンターラインをはじめ個々の能力の高さは折り紙つきです。
しかし良くも悪くもアフリカ的なチームという印象で、マルティンスなど圧倒的な身体能力を生かした攻撃を売りとする反面、
プレーの精度や組織力の問題から一度崩れると立て直しが利かないという印象。
ギリシャ、韓国はともに高い組織力を誇り、相手の弱点を突くことを得意とするチーム。
足をすくわれて自滅に追い込まれるということもあるかもしれません。

最後に韓国ですが、欧州のトップレベルで活躍を見せる選手が多く、ダークホースとなり得る力を秘めています。
特に前線のパクジュヨン、イチョンヨン、パクチソンらによる攻撃は世界でも十分に通用するものがあり、
ナイジェリア、ギリシャと対等に渡り合えるだけの力はありそうです。
課題となるのはタレント力で見劣りする最終ラインを組織力でどこまでカバーできるか、
とくにナイジェリア相手にスピードでかき乱されれば苦しくなりそうです。

勝ちぬけはおそらくアルゼンチンとギリシャだと思います。
引き分けの多いグループ展開になりそうな予感。

改めてW杯の展望を

2010-03-31 15:38:56 | 2010WC
以前にW杯展望の記事を書いていたものの、かなり間隔が開いてしまったので再出発を図ろうと思います。
今後はすでに組み分けが決まっているので各グループごとの分析と予想をしていきます。

というわけでまずAブロックですが、このブロックに属するのは南アフリカ、メキシコ、ウルグアイ、フランスの4カ国です。
今回のW杯の組み分けはまず突破確実とみられるシードの強国がいて、残る1枠を2カ国あるいは3カ国で争うという、
いわば「1強と第二集団」という図式が多くみられるようです。
このAグループでもフランスに続くのはメキシコかウルグアイか、ホスト国である南アフリカか、いずれにせよ混戦模様となっています。

第二集団の中で最も実力があるのはおそらくメキシコでしょう、
マルケス、グアルダード、ドスサントス兄弟、ベラ、フランコなど、リーガとプレミアで活躍する選手を多く抱え、攻撃陣は屈指のタレント力を誇ります。
フランスが相変わらず不安定なチーム状況であるため、1位突破の可能性も十分にありそうです。
今大会はもちろんですが、ドスサントス兄弟やベラといった若いタレントが多いチームであり、次のブラジルW杯に向けても大きな期待が持てます。

ウルグアイはフォルランとスアレスの強力2トップをはじめ各ポジションに好タレントを配しているものの、
組織の完成度やそれぞれの選手のクラブでのパフォーマンスに不安を抱えています。
大会屈指の強力2トップを活かすためにも、中盤と最終ラインの不安をしっかり克服する必要がありそうです。

続いてホスト国である南アフリカですが、現状ではやはりGL敗退が濃厚という現状です。
カギを握るのはエバートンで好調を維持するピーナール、そして代表に復帰したマッカーシーの存在です。
まず徹底的に守りを固め、そしてこの二人を軸としたカウンターで勝利を狙う作戦が有効になりそうです。

最後にフランスですが、タレントを見れば大会屈指のチームでありながら、
ベンゼマとアンリはそれぞれクラブで思うような結果を残せず、マンCに移籍したヴィエラもいまだ万全ではない上、
国民のドメネク監督に対する不信感と協会の迷走もあってチーム状況は最悪です。
前回大会のジダンのように自分ひとりでチームを引っ張れる選手もおらず、
メキシコに1位通過の座を持っていかれる可能性も決して低くはなさそうです。

グループリーグを突破するのはおそらくメキシコとフランスでしょうか、
南アフリカとウルグアイはやはりチームの成熟度に問題がありそうです。