ハイル禅師語録

ハイル禅師語録で奇跡の開運

人の死後は位牌に懸るのか

2018年01月07日 | 教え
質問者:ハイル禅師 人は死後 仏壇の位牌に
懸るのでしょうか?

私:人は死後 仏教に於いて 四十九日
神道に於いて 五十日祭(いそかさい)までは
基本的に霊は仏教では白木の位牌
神道では麻で作った人形の形をした 
ヒモロギに憑依しています

位牌やヒモロギは霊が現世の人に直接憑依するのを
防ぐ意味があります
 
また死者に対し遺族の悲しみが大きいと遺族の執心が
霊を引き止めるので 俗に言う「往く所に往けない」とか
「浮かばれない」ことになるので 霊のことを考慮するなら 
悲しみを乗り越えて霊界でも頑張って下さいと配慮ある
思念を送るべきです

故人の写真なども 百日を過ぎればいったん撤去した方が
よいのです 故人の中には写真を観て現実界への執着が
ふつふつと湧いて来る事が有り成仏できないからである

また仏壇の鐘は 二つ叩けば良く これは祖霊に対する
合図となり 一瞬にして何十何百と言う祖霊が仏壇に
集合します

その際 小さな仏壇でも霊は伸縮自在であるので 
相応する小さな大きさで居並びます

霊への供え物は「横山の如くなった饌供を召し上がり下さい」
と言う「言霊」を使うだけで米粒三粒で 膨大な量になる為
食べ切れない食物は他の霊や地獄霊に施餓鬼でき 
祖霊も徳が積めます