武の道へのこころざし

大道塾の横須賀・湘南支部の責任者が、日々の活動に関する出来事や想いを綴っていきます。

また戦争が始まった

2022年02月24日 | Weblog
ここしばらく、ずっと成り行きを見守っていた大きな出来事である。


ロシアのプーチン大統領がウクライナに侵攻した。

「ロシアが侵攻した」というよりも、「ロシアの ”プーチンが” 侵攻した」という思いが強い。


何とも痛ましく、切なく、そして情けない限りである。


以前アメリカがイラクに侵攻した時、またリビアに侵攻した時など、テレビでその様子が映し出されていましたが、今回もまた、その戦闘の様子が茶の間に流されるのか。


ロシア国防相は「軍事基地を攻める」、「民間人を危険にさらすことはない」、などというが、大量の最新兵器と多くの兵力を動員して他国に攻撃を加えておいて、民間人に被害が及ばないわけはない。

それは、過去の人類が起こした戦争という、多くの負の遺産が残した記録が示している通りである。



一方で、日本の大切な友好国である大国アメリカも、21世紀に入ってからも数多くの戦争を起こしている。

戦争を起こした時の、アメリカのジョージ・W・ブッシュ元大統領の顔を思い出す。

人の話など聞く耳を持たず、自分の意見だけが正しいというような、何ともひどい顔。

その当時、テレビのニュースでその様子を見ていた私は、なんとも歯がゆく、苦しい気持ちになったものである。

若い正義感にも似た気持ちもあり、結局何にもできない自分に、そしてその自分の気持ちの抑え方、整理の仕方を知らない自分は、心の中で地団太を踏み、イライラを募らせたものである。


そして今回のウクライナに侵攻した際の、テレビ画面に映し出されるプーチン大統領の表情は、ある意味狂気に満ちた、何かが乗り移ったような、ひどい顔。


本人にしてみれば戦争を決断したわけなので、それなりの覚悟を持っていたのはわかるが、今回のプーチンの顔は、そういう「覚悟」の表情ではなく、狂気が乗り移った、実にひどい顔だと私は思う。


最近のニュースで、母親が実の子に手にかけたり、また、高齢者施設で高齢者を虐待して殺したりと、人を死に追いやるひどい事件が後を絶つことはないが、そうした犯人が殺人を犯すときの顔は、今回のプーチンのような表情をしているのかもしれないと私は思う。


人はこういう顔をしてはいけない。

こういう顔をする人間になってはいけない。

ましてや力のある権力者がこうなっては、国の、国民の、そして世の中の不幸である。



「目は口ほどにものをいう」、と言われるが、まさにその眼とその表情は、心の内をまざまざと表している。



このブログでは、政治的な話には口を挟まないようにしていましたが、どうにもこうにも口を挟まずにはいられない気持ちである。


心の底から、「バカヤロー!」、と叫びたい。


今回の戦争に係る方々に心を配りつつ、今後の成り行きを見守っていきたい。





コメント    この記事についてブログを書く
« 令和4年1月のシニアクラス... | トップ | コロナに負けてはいけない »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事