武の道へのこころざし

大道塾の横須賀・湘南支部の責任者が、日々の活動に関する出来事や想いを綴っていきます。

学びの心得 その4

2021年10月10日 | 武道の心
さて、「学びの心得」の続編です。


このコーナーは、大道塾の横須賀湘南支部で学ぶ方、もしくは学んでみたいと考えている方への、指導者からのご案内です。


武の道で学ぶことを心の想い、学ぶための生活環境を作り、道場へ足を運んだならば、その道場のありようを冷静に、客観的に、そして自分の感覚を信じて、感じ取ってもらいたい。

支部のホームページや、このブログ等でもいろいろな情報を提供していますので、そこから感じ取っていただいてもよろしいかと思います。



人生経験を多く積んだ方であれば、自分の好みや性格、感覚的に感じる良し悪しを敏感に感じ取れることと思いますが、自分の感性に合わない場に身を置く事は、ただの苦痛でしかありません。

万人が良いと思っても、自分に合わないと感じたならば、その道場に入るべきではなく、また別の道を考えるべきです。

ただし、ごくほんの僅かな違和感であれば、稽古の内容によって、感じ方が異なることも考えられます。


特に我々の道場では、総合的な技術の習得を目指しているため、日に応じて稽古内容が大きく異なります。


しかし何度も同じ道場に出向いて、何度も見学を願い出るわけにもいきませんので、あとは自分の感性を通じて、

・ その道場の指導者は信頼できるのか、

・ その道場の稽古体系や雰囲気は自分に合っているのか、

・ ここでやっていく覚悟は持てるのか、

というったことを自問自答していただきたいと思います。


稽古生が多かろうが、友人知人の紹介だろうが、金銭的にお得な感じがしたとしても、自分の感性において、しっくりとこない道場へ入会することは必ずしも満足の得られる結果につながるとは考えにくく、「道場」という場は心を磨く為の環境でもありますので、ご自身の心で感じる、ご自分の感性を信じて入会を考えてもらいたいと思います。

何か一点でも感性的に通じ合える方々であれば、性格が違えど、年齢や性別が違えど、職場環境や人生経験が大きく異なる方々であったとしても、人として、通じ合える部分が生まれ、よき仲間となっていける可能性があるというものです。


道場は、自分を磨く場ですが、その場をより良いものに作り上げるには、より良い仲間が必要であり、その仲間たちの協力のもと、自分にとっての、さらによりよく居心地のいい「道場」が育ってくるものです。



さて、文章の最後になりましたが、次の学びの心得です。


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<大道塾 横須賀/湘南支部 学びの心得 その4>

■ 自分の心が感じる感覚である、自分の感性を信じるべし

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ホームページやブログの内容を見て、もしくは直接、道場の稽古を見学してみて、


「この道場で学びたい」


と感じる方の入会を望んでいます。




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