武の道へのこころざし

大道塾の横須賀・湘南支部の責任者が、日々の活動に関する出来事や想いを綴っていきます。

6月の近況報告

2021年06月07日 | ご挨拶
最近の支部活動の近況報告です。

現在、支部としては支部審査会に向けての準備と会報の作成を同時進行で進めているところです。

色々と事情があり、会報の完成は支部審査会の後になりまそうです。


各道場の様子は、審査が近いこともあり一様に活気があり、とても皆さんの熱気が伝わってきます。

審査会にはかかわらない幼年部の勢いもすごく、人数はそこそこながら、3つの子供クラスの充実度はとても高いところがあります。


各クラスの幼年部を言葉で表現すると、集中力が高く、皆平均的に高いレベルに出来上がりつつある追浜幼年部と、集中力はいまいちながら、皆が自由な感覚でとても楽しんでいる久里浜幼年部、集中力は高まりつつある中でも、稽古の前後や休憩中はまるで子供のプレイランドと化している、辻堂幼年部です。


少年部は各クラス共に人数は例年ほどには多くなく、審査会がしばらく行えなかったこともあり、平均的な帯の色が低いですが、とても気持ちが高く、何よりも皆で楽しみながら稽古に参加するという意識が一様に高く、お休みをする子がほとんど見られないほどの出席率の良さが素晴らしいです。

審査会や合同稽古など、時期ごとにちょっとしたスパイスになる催しが行えると、ぐっと意識が上がり全体レベルが上がるものですが、これから少しずつ仕上がりを高めていきたいと思います。お互いの中の良さは稽古の楽しさに繋がり、楽しみをもって稽古に参加することは、最終的にはレベルアップのための大きな基礎になるものです。

期待の持てる子たちが数多く、育ってきています。


中学部は、各クラス共に適正人数にわずかに足りない人数ながら、全体レベルはなかなか高いものがあり、何よりも一人一人の意欲がとても高く維持できているようです。

学校の勉強や部活や塾、その他の習い事との兼ね合いなどでとても忙しい時期ですが、この時期を文武両道で努力を重ねてこそ、中学部卒業生としての、とても確実な実力と、精神面のたくましさと、大人の方々から見て評価できる人間性をしっかりと育むことができるというもの。

小さな気持ちの浮き沈みや、気分のむらが見られるこの時期、一人一人の様子をしっかりと見つめつつ、適切な言葉と態度で励ましつつ、心のサポートしていきたいと考えています。



一般部は、少数精鋭気味ながら、互いにしっかりと稽古の協力が出来ていて一体感のある湘南支部辻堂道場。

若手が多く、しっかりと長時間の稽古に取り組め若い力の成長が著しく、一方ではシニアの努力も目覚ましい日曜日クラス。

また、稽古時間は少ないながらも、短時間集中型で、バシッと昔ながらの道場稽古らしい雰囲気での稽古が出来ていて、時間的にも比較的体力的な負担が少なく、それでも稽古仲間が多く、とても良い雰囲気で稽古が出来ている追浜道場と久里浜道場。

追浜道場は長い期間にわたり稽古に励む大人の上級者の層が厚く、若手の稽古指導にも頼りにできる方が多く、現在、一番参加人数が多い大人のクラスです。

久里浜は人数は追浜よりは少なめですが、古参の一般部の稽古生の頑張りと、若手の頑張りが目覚ましいクラスです。坊主率が高いのも久里浜道場で、その昔、久里浜で飲み会に行った時には、「あの・・お坊さんの集まりですか??」などと店員さんに聞かれたのは、昔から言い継がれている笑い話ですが、今でも坊主率はナンバーワンです。(決して、頭を坊主にする必要はありませんので・・・悪しからず・・)




ところで、指導者である私個人の体の体調に関してのご連絡です。


現在、今年の2月に負傷した左膝の治療を現在も続けており、膝に水が溜まらなくなるまでは膝の水抜きとヒアルロン注射を続ける予定です。

現在は二週間ごとの治療ですが、結構ぶっとい注射器で、なんだかたくさんの黄色い液体が膝にたまっているようです。

水が溜まらなくなり、半月板の水平断裂の負担が収まり、痛みが取れた時点で足の筋力アップを図り、元の状態に戻れるようになることを目標にしています。

痛みをとる事、腫れを取る事、正座が出来て、皆と一緒に通常の稽古参加が出来るレベルを目指しています。

その後、状況を見ながら、半月板や軟骨周りの手術をすることになるかどうかを判断することになると思います。



また、先日の日曜日の稽古で左肘を痛めたらしく、その日の夜は寝返りを打つのも一苦労するほどの痛みが。。。


指導中心の現在は、これほどの痛みを伴うダメージはあまり無く、今回は一体どうしたことかと膝の治療と同じ整形の先生の診断を受けたところ、レントゲンとMRIの映像から、「わーこれはひどい状態だ! 肘関節が壊れている。。」との先生のお言葉。。。


肘の関節付近の骨に、古い骨折の跡があり、それが変形して癒着しており、また遊離した骨が関節に挟まっていて、これではリハビリしても肘の可動域が元に戻るはずもない・・というお話でした。

「過去にとてもひどいダメージを受けているはずだけど・・」

ということですが、若い現役選手の時代にはそれなりのダメージは度々受けているので、どのダメージが致命的だったのかどうか、今となっては全く判断が出来ません。

診察していただいたお医者様が、この肘の状態を見て、「これは私では治せない・・」との事で、とある肘の治療の専門医の先生をご紹介いただき、後日そちらで診察を受けることになりました。


この担当のお医者様からは、診察の度に 「あなたは痛みに強いから・・」とのお言葉をたびたびいただくのですが、今になってみると、この膝と肘の状態から、決して喜ぶべき言葉であるわけでもなさそうです。。

この診察いただいたお医者様は、私の娘もお世話になったことがありますが、言葉は少なめで、やや厳しい面がありますが、見ていただけるポイントがとても的確で、私にとってはとても信頼のおける、良い整形のドクターに巡り合ったと思います。


しばらくは、「我慢」ではなく、また「自己流の回復方法」や「自然治癒」などではなく、今回ばかりはドクターの指示に従い、しっかりと治療をしていきたいと考えています。


五十を過ぎると、体のいろいろなところに変化が出てくるものですね。

中高年の皆様、あまり過信しすぎないように気を付けて頑張ってまいりましょう。





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