サヨナラの代わりに

　難病・筋委縮側索硬化症(ALS)って、手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく病気だそうです。筋肉そのものの病気ではなく、筋肉を動かし、かつ運動をつかさどる神経（運動ニューロン）だけが障害をうけ、その結果、脳から「手足を動かせ」という命令が伝わらなくなることにより、力が弱くなり、筋肉がやせていきます。その一方で、体の感覚‣視力‣聴力‣内臓機能などはすべて保たれることが普通なのだそうです。

　こういった難病にかかると、理解してくれる人、また理解できても離れていく人・・・人それぞれですが、ケイトはこの病気を通し、自分自身を見つめることが出来たように感じます。ベックともある事を通じ、本音で語り合える中に・・・
　心のよりどころがあるって、素敵なことだなって感じさせてくれる映画です。

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