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なんてこったィ !! ナチュラおじさん Blog

埼玉県|鶏卵|たまご|放し飼い卵|平飼い卵|アニマルウェルウェア|農場HACCP|

採卵鶏の光線管理

2010-01-20 08:04:26 | アニマルウェルフェア
おはようございます。埼玉県寄居町の丸一養鶏場、"ecocco(エコッコ)"ナチュラファームの一柳憲隆です。

本日は関東地域畜産技術検討会が開催されます。先週初めには、既に定員近い参加者いると聞きテンパってます。ブログをご覧になっている参加予定の皆様、是非ともお手柔らかにお願いします。

「実際に鶏舎に付けてみよう!」編の前に、なぜ採卵鶏には光線管理(点灯時間の操作)が必要なのか、アニマルウェルフェアの飼養管理指針に記載されていますので、抜粋します。
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鶏は、長日性の動物であり、日長時間の変動によって性腺刺激ホルモン等の分泌が影響を受けることから、光線管理(点灯時間の操作)は、性成熟のコントロール、早春に生まれたひなの換羽防止、産卵率の低下防止に重要な技術である。
光線管理において光線を弱める時は、突然の消灯により鶏を驚かさないよう努めることとする。
また、光線管理を行う際は、飼料及び水の摂取等の行動が正常に行える明るさにすることとする。
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要は、採卵養鶏における全世界共通の飼養管理技術です。もちろん1日に2・3個産ませる技術でもありません。

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アニマルウェルフェアの考えに基づき、にわとりの健康を通じて、人の健康へ貢献したい。
ナチュラファームは、にわとりのこと、人のこと、これからのことを大切にしたいから …
ecocco (エコッコ) を皆様へ大切にお届けしています。
ナチュラファーム/有限会社丸一養鶏場
0120-270-626
携帯電話・PHSからもご利用頂けます。下記のお時間にて対応させて頂きます。 
平日8:30~16:00 土曜日祝日8:30~12:00 *日曜日はお休みです。
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来週は関東地域畜産技術検討会

2010-01-14 06:41:43 | アニマルウェルフェア
おはようございます。埼玉県寄居町の丸一養鶏場、"ecocco(エコッコ)"ナチュラファームの一柳憲隆です。
来週20日に開催される関東地域畜産技術検討会まで1週間を切り、何とか間に合わせて主催者さまに当日の配布用データをお送りしました。



今回は事例報告ですので、スライド写真をメインに発表する予定です。出来る限り多く紹介できればと思ってますので、ギリギリまで修正してします。
手っ取り早く分かるのが動画ですが、前回の失敗あって同じ繰り返しはしたくないですし、今回は間に合いそうにないので、また別の機会にご紹介できればと思います。
まぁせっかくブログがありますので、コッチで先に動画やってみましょう。時間があればですが…

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英国の養鶏事情

2010-01-08 07:33:42 | アニマルウェルフェア
おはようございます。埼玉県寄居町の丸一養鶏場、"ecocco(エコッコ)"ナチュラファームの一柳憲隆です。



昨年の鶏鳴新聞の記事です。
「英国の養鶏事情」ということで連載していますが、その中の記事を抜粋してみますと『英国全体の飼養システムの中で、フリーレンジの占める割合は、08年は32.4%であったが、フリーレンジ卵は小売流通量で40%以上、販売金額では50%以上を占めている』とのことです。
小売の40%はフリーレンジ(完全野外放し飼い)で飼育された卵が販売され、平均価格帯でもケージ卵の33%高が平飼い卵、平飼い卵の40%高がフリーレンジ卵とのことなので、例えばケージ卵10ヶ入パック250円とすれば、フリーレンジ卵10ヶ入が500円弱の価格になるのでしょうか。
いずれにせよ流通小売を見ても、英国におけるア二マルウェルフェア畜産の関心が高いことがよくわかります。

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関東地域畜産技術検討会(採卵鶏)

2009-12-26 06:46:07 | アニマルウェルフェア
おはようございます。埼玉県寄居町の丸一養鶏場、"ecocco(エコッコ)"ナチュラファームの一柳憲隆です。
クリスマスの話題でもしたいのですが、"硬いネタ〟がありますので、そちらをご紹介します。



関東農政局よりナチュラファームの取り組みによるアニマルウェルフェアの事例を発表してほしいとの依頼があり、「是非!」との即答により、下記の日程にて開催されます。アニマルウェルフェア飼養管理指針の普及啓発活動の一環として第1回が千葉県にて養豚部門がすでに行われ、今回が第2回で採卵鶏部門のようです。

主催    埼玉県畜産技術協会、関東農政局

開催日時 平成22年1月20日(水)13:30-16:30

開催場所 さいたま新都心合同庁舎2号館5階 共用中研修室5B

基調講演 13:40-14:30
      「アニマルウェルフェアの考え方に対応した採卵鶏の飼養管理指針について」
      講師:農林水産省生産局畜産部畜産振興課課長補佐 菅谷公平氏

事例報告 各20分
     1.「海外の採卵鶏にけるアニマルウェルフェアの取り組み」
       発表者:麻布大学獣医学部動物応用科学科教授 田中智夫氏
     2.「ナチュラファームにおけるアニマルウェルフェアの取り組み」
       発表者:有限会社丸一養鶏場専務取締役 一柳憲隆
     3.「アニマルウェルフェアに対する消費者の期待」
       発表者:主婦連合会会長 山根香織氏
     4. 国内におけるアニマルウェルフェアの取り組み」
       発表者:静岡県畜産技術研究所中小家畜研究センター研究主幹 池谷守司氏

意見交換 座長 麻布大学獣医学部動物応用科学科教授 田中智夫氏

参集範囲 都県畜産主務課、畜産関係団体(全農県本部、県畜産会等)、畜産農家

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21世紀の畜産革命

2009-12-20 07:09:48 | アニマルウェルフェア
おはようございます。埼玉県寄居町の丸一養鶏場、"ecocco(エコッコ)"ナチュラファームの一柳憲隆です。
昨日開催されたアニマルウェルフェア普及啓発セミナーに参加するため、東京都武蔵野市にある日本獣医生命科学大学に行って参りました。上記タイトルは講演の中で日本獣医生命科学大学名誉教授の松木洋一先生がおっしゃっていた言葉です。


"大学キャンパス〟というより、趣きのある昔懐かしい小学校のような校舎です。参加者が当初の予定より大幅に超えて150人超集まったために、急遽こちらの校舎に変更したそうです。


参加者は消費者はもちろんのこと、学校や飼料メーカーなど様々な分野の関係者が集まっています。肝心の生産者ですが極々僅かなようです。ですので講演内容は広く浅い内容な感が否めず、今回参加した方々は、ある程度アニマルウェルフェアを理解されている方が多かったようなので若干消化不良なところもあって、最後の意見討論会には沢山の質問が集まりました。この中の質問で「アニマルウェルウェアと農場HACCPには関連性あるようなのだが、整合性をどう捉えるのか?」とあり、まったく私も同じ質問をしようと思っていました。

アニマルウェルフェアに対応した家畜の飼養管理指針では、アニマルウェルフェアを「快適性に配慮した家畜の飼養管理」と和訳しています。日本における養鶏の基本は、「健康に飼育された鶏から産まれた卵を、安全に安心して生食で食べることができる」ということなります。"快適性に配慮〟の部分は養鶏において、5つの自由(Five Freedom)の「正常な行動を発現する自由」がネックとなりそうですが、これは例えケージ飼育でも、飼養管理指針において推奨スペースとして羽当たり飼育面積を430㎝2以上と公表しているので、これを生産者が受け入れることによってケージ飼育でも日本型アニマルウェルウェアには対応できることになり、そこで生産された卵をさらに衛生管理によるリスクマネジメントによって"安心して生食できる〟と言っても良いのではないかと思います。残り4つの自由については、飼養管理技術力があり衛生管理意識の高い日本の養鶏の大部分がクリアできていると思います。

逆に、"日本の伝統型〟平飼い(放し飼い)は、正常行動は確保できても、ケージシステムのような鶏と糞、卵と糞の分離が容易ではなく、生食するにはリスク管理が膨大な量になります。巣外卵(敷料の上や外に産んだ卵)も、飼養管理が不十分であれば、いつ産まれた卵かわからなくなってしまいます。完全屋外であれば鳥インフルのリスクも高まります。卵に限って言えば「自然=安全」は通用しないはずです。

だからこそアニマルウェルフェアを唱えることでも、最後は感謝して【食べる】のですから、アニマルウェルウェアの中に、科学的根拠が必要なHACCPの考え方を導入する必要があると思っています。

そういえば、ちょうど1年前に業界誌「鶏卵肉情報」にて「アニマルウェルフェアとHACCPの融合 新市場を見据えた放し飼いたまごエコッコ」という記事を掲載して頂きました。
あまりにも突拍子のない表題ですが、今回の参加者にも同じ視点で見ていらっしゃった方が居ましたので、質問に対して何とも歯切れの悪い回答をあるパネラーの方はしていましたが、自分にとって、また進むべき道がほんの少しだけ広くなった、そんなセミナーでした。

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アニマルウェルウェア普及啓発セミナー

2009-11-30 06:57:30 | アニマルウェルフェア
おはようございます。埼玉県寄居町の丸一養鶏場、"ecocco(エコッコ)"ナチュラファームの一柳憲隆です。
今日で11月も終わりです。そろそろ年末年始の作業スケジュールもまとめなければなりません。焦らず怪我せず、がんばりましょう。

動きが活発になってきたアニマルウェルフェア関連。もう既に参加申し出したのですが、わざわざポスターが送られてきましたので、あらためてご紹介します。



社団法人畜産技術協会「アニマルウェルウェア普及啓発セミナー」
東北大学大学院農学研究科 2009年11月26日(木)13:00-17:00 終了
日本獣医生命科学大学     2009年12月19日(土)13:00-17:00

社団法人畜産技術協会は、「快適性に配慮した家畜の飼養管理指針」を推進する農水省の外郭団体?なので、「肉食うな!」「ケージ飼い撤廃!」とは言いません。ただこういった動きに「冗談じゃねぇ!」と思っている生産者の方はたくさんいらっしゃるかと思いますが、自社の畜産事業に対する方向性等をちょっと置いといて、消費者目線で参加してみると「うぅ~ん…」と考えさせられるものもあると思います。
意見、反論、間違った解釈によるクレームは大賛成だと思います。逆に正確に伝えたいことを言わないと間違った方向に行ってしまうかもしれません。
せっかくの機会ですし、嫌わずに生産者側から接点をもって参加してみてはいかがでしょうか?

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東海大学農学部サイエンスカフェ

2009-11-21 07:04:46 | アニマルウェルフェア
おはようございます。埼玉県寄居町の丸一養鶏場、"ecocco(エコッコ)"ナチュラファームの一柳憲隆です。
本日は熊本市より更新しています。これから帰る支度を熊本空港に向かいます。

農商工連携プロジェクトの実地研修を無理言って離脱させていただいて、東海大学農学部サイエンスカフェ「アニマルウェルフェア入門」に参加してきました。



平日の夕方開始という集まりにくい条件ではありましたが、会場となった会議室はほぼ満席になっていました。男子高校生や主婦、もちろん私のような生産者もたぶんいたのだろうと思います。
入門編ということで欧州の歴史的文化から、どのようにてアニマルウェルフェアに変わっていったのか、非欧州のアメリカや日本の思想感からみた変化の説明など、ほぼ参加した皆さんはご理解できた内容だったと思います。ただ1時間半という限られた時間では、講師の先生も説明し切れなかったようです。
今回、講師の伊藤秀一先生とも名刺交換もできましたし、大学でもバタリーケージに関する大きなテストも予定しているようなので、今回の参加に大きな成果があったと思います。

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アニマルウェルフェアの普及

2009-11-18 06:22:53 | アニマルウェルフェア
おはようございます。埼玉県寄居町の丸一養鶏場、"ecocco(エコッコ)"ナチュラファームの一柳憲隆です。

まだまだ巷では知られていないアニマルウェルフェア。直訳的にすれば「動物福祉」というような意味合いになりますが、日本の採卵鶏の飼養管理指針は「快適性に配慮した家畜の飼養管理」と定義しています。しかし、最近では少しずつではありますがセミナーが開催され、1歩ずつですが前進している感があります。「日本では無理!」と生産者が言っていても、消費者側に説明できるほどの議論は、まだ畜産業界でも進んでいないような気がします。"業界の常識〟が世間でどこまで通用するのか?"大きな方々〟がどのように考えているのか?
やはり2012年(EUの全面ケージ飼育禁止)が大きなキーポイントとなりそうです。

** 今後のアニマルウェルフェアセミナー **

東海大学農学部サイエンスカフェ「アニマルウェルフェア入門」
くまもと県民交流会館「パレア」 2009年11月20日(金)19:00-20:30

社団法人畜産技術協会「アニマルウェルウェア普及啓発セミナー」
東北大学大学院農学研究科 2009年11月26日(木)13:00-17:00
日本獣医生命科学大学     2009年12月19日(土)13:00-17:00

関東地域畜産技術検討会
日時未定

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2010年 ドイツ ケージ飼育禁止

2009-09-21 07:16:54 | アニマルウェルフェア
おはようございます。埼玉県寄居町の丸一養鶏場、"ecocco(エコッコ)"ナチュラファームの一柳憲隆です。



前回の続き…

EUでは2012年からケージ飼育は禁止となりますが、ドイツでは先立って2010年からケージ飼育禁止となります。…っていうことは、あと3ヶ月でケージ飼育できなるということです。当初は、2006年には禁止ということになっていましたが、ずれ込んで今年一杯になったようです。
今回の視察先も、ほとんどがケージ飼育から非ケージ飼育に変更になってから1年経過した農場を視察しました。また、入れ替え工事をしている現場も見せてもらいました。もう再延長はなしですので、このドイツの今後によって、多少なりともEU全体のケージ飼育禁止に何らかの影響を与えるかもしれません。
しかし、レクチャーでも質問してみましたが、場合によっては2012年からドイツと同じように期間延長はあるかもしれないが、EUに加盟している以上は、最終的には確実に執行されるでしょうとのことです。

ちなみにドイツは、卵が不足で高卵価のようです。

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視察の目的

2009-09-16 06:16:05 | アニマルウェルフェア
おはようございます。"放し飼い卵エコッコ"ナチュラファーム/丸一養鶏場の一柳憲隆です。

この度のドイツ視察での一番の目的は、最新型のaviary(エイビアリー)システムであるBig Dutchman社のNatura60とNatura-Novaの後継機材の確認です。Natura60も、衛生的な飼育と鶏卵の管理ができるケージ飼育の利点を生かしながら、アニマルウェルウェアにおける「5つの自由(Five Freedom)」を保障するシステムです。しいて言えばエンリッチドケージから床下までアプローチできるようになった感じです。Novaの後継機であるNatura-Nova 260 Twinは、当農場で採用しているシステムより、より飼育面積を確保して1棟あたりの飼育羽数をあげるようになっています。
Nova 260 Twinは、Novaの発展形で想像もつきましたが、正直Natura60には驚かされました。Novaを実際に運用している私が言うんですから、かなりキテます!当農場の機材も基本的には、もう一世代古く、差し迫る2012年に向けて着実に進化し続けています。



ダウンロードしたnatura60のPDF表紙





▲Natura-Nova 260 Twin の断面図。当農場のNovaの産卵箱の上に、もう一段スラットが付いています。



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EUにおける2012年ケージ飼養禁止の進捗状況

2009-08-17 06:21:17 | アニマルウェルフェア
おはようございます。埼玉県寄居町の養鶏場、"ecocco(エコッコ)"ナチュラファームの一柳憲隆です。
お盆の期間は良い天気に恵まれましたね。ようやく天気も安定してきました。寄居町の今日の予想最高
気温31℃、まだまだ残暑が厳しいです。

鶏鳴新聞8月15日号にIEC(国際鶏卵委員会)が発行したIECジャーナル7月号でのEUケージ飼育禁止に関する記事が掲載されていましたが、とても興味深い内容です。
以下、鶏鳴新聞より抜粋
----------------------------------
EU加盟の27カ国でケージ飼育されている採卵鶏の羽数は、2006年の時点では全体の77%に当たる
2億5900万羽であった。1年後の07年は、同69%に当たる2億6700万羽へと変化した。-中略-
08年のデータでは、ケージ飼養鶏の羽数は2億5600羽となり、採卵鶏全体に占める割合は62.5%に減少した。つまり、この1年で従来型のケージから福祉型のエンリッチドケージに移った採卵鶏の羽数は、全体の7%にとどまったということである。
09年も同様の傾向で推移しているとすれば、今から2年半後の2012年1月1日までに、残りの約2億3800万羽の採卵鶏を、エンリッチドケージかケージフリーの鶏舎に移さなければならない。これは、明らかに不可能である。手元にある資金と残された時間に比べて、やるべきことが途方もなく大きすぎる。生産者が最大限努力しても、1億4000万羽の鶏が、2012年になってもケージに残されるだろう。
国によって、進み具合も大きく違ってくるだろう。EU指令に先んじて、独自にケージ飼育禁止の法律を定めた国や、非ケージ飼養鶏の卵に高い需要のある国は、すでに ” 準備はできたも同然 ” の状態だが、それらを除く国々は、予想以上の困難に直面することになるだろう。
鶏卵業界が最も避けたいのは、マーケットの崩壊である。2012年以降もケージ飼養鶏が残ることになれば、供給過剰が心配されるが、最も危惧されるのは、EU指令が加盟国全土にくまなく効力を発揮することで、鶏卵が決定的に不足する事態である。卵価が短期間に急上昇すれば、消費の減退を招き、消費者は蛋白源を鶏卵から他の安価な食材に切り替えてしまうかもしてない。どちらのシナリオも、業界にとって受け入れがたく、不要な混乱や損害を避けるため、手続きは1歩ずつ順を追って進められなければならない。
我々は国会議員や政治家に、この問題を訴え続けている。鶏卵業界はこれからも、市場や法律の要求を満たす努力を続けていく。ただ、我々が予測するように、期日までに全ての採卵鶏を非ケージ飼養に転換できない事実が広く知られることになっても、消費者が手頃で高品質、安全なEU産の鶏卵を引き続き購入できるように、政治家には準備しておいてもらわなければならない。
このためには、加盟各国の鶏卵生産システム転換の進捗状況を、2012年のそのときまで詳細に観察し続けることが求められる。
----------------------------------
この記事では、2012年には、EU全てのケージ飼いがなくならないと言っています。また他の記事でも、エンリッチドケージなどの福祉ケージも2012年までには全て完成できる生産能力がないようです。


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12週間ルール

2009-08-15 06:15:19 | アニマルウェルフェア
おはようございます。埼玉県寄居町の養鶏場、"ecocco(エコッコ)"ナチュラファームの一柳憲隆です。
昨日の寄居町は、今年1番の暑さで35.2℃まで上がりました。今日も暑くなりそうです。

ナチュラファームを始めてから、ずっと知りたかったことがありました。もしも、AI(鳥インフルエンザ)が発生したときに、EUにおける野外放し飼いエリアがある農場はどうするのか?その答えが、業界新聞の鶏鳴新聞に記載されていました。以下、抜粋…
---------
イギリスでは、AIの"12週間ルール"があります。AIが発生した場合、フリーレンジ(放し飼い)の鶏は、感染を防ぐために放し飼いをやめ、すべて鶏舎の中で飼育することなる。このルールでは、AI発生から12週間は、鶏舎に移した鶏が産んだ卵でも『フリーレンジ卵』として販売できるが、12週間過ぎるとバーン(平飼い舎)卵としてしか販売できない。
----------
日本では、鶏卵公正取引委員会にて最近決まった規約として、"放し飼い"と"平飼い"の違いを明示しましたが、「羽当たりの面積」と、「日中の大半が外」の違いだけです。日本でAIが発生した場合には、自主的に鶏を鶏舎に入れるだけで、「中に入れなければならない」という規制・規則はなかったと思いますし、イギリスのような「12週間ルール」も、もちろんありません。

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エンリッチドケージ

2009-07-02 06:21:49 | アニマルウェルフェア
おはようございます。埼玉県寄居町の養鶏場、放し飼い卵ナチュラファームの一柳憲隆です。

今年3月、社団法人畜産技術協会から『アニマルウェルフェアの考え方に対応した採卵鶏の飼養管理
指針』が公示されました。その中にも記載され、家畜福祉の原則である「5つの自由(Five Freedom)」
それは、下記に記された"自由"を家畜に保障しようというものです。

 1.渇き、飢え、栄養不良からの自由
 2.恐怖と絶望からの自由
 3.肉体的なそして温度上の不快感からの自由
 4.痛み、傷害、病気からの自由
 5.正常な行動を発現する自由

現在のケージ飼育では、"正常な行動を発現する自由"に対してほとんど考慮されておりませんが、EUで
発案された改良ケージ(エンリッチドケージ)は、今までのケージ飼育の優位性を保ちつつ、"正常な行動
を発現する自由"を保証しているシステムとされています。EUにてエンリッチドケージで飼養する場合には、
1羽当たりの飼養面積は、最低750㎠、巣箱、敷き料、止まり木などを設置することが決められています。

尚、バタリーケージなどのエンリッチドケージ以外でのケージ飼養については2003年1月以降、新たに設備
導入することは禁止されており、また、2012年1月以降は今のところ全面禁止いう方向になっています。

*以降の図及び写真は、ドイツDig Dutchman社 のWEBサイト Downloads のページより抜粋した
ものであり、ナチュラファームで飼育されている写真ではありません。


▲ドイツDig Dutchman社製 エンリッチドケージシステム



▲一見、今までのケージのように見えますが、見えている写真内は、横の仕切りがありません。



▲ケージ内の様子、鶏は制限なく自由に動き回ることが出来ます。



▲垂れ幕を付けてエリア内を暗くすることにより、鶏が落ち着いて産むことができる『産卵エリア』。



▲"砂浴び""巣作り""突っつきに寄る地面の探査"等の行動欲求を満たす『砂浴びエリア』



▲"木に摑まって休む"行動欲求を満たす『止まり木』







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市民公開シンポジウム

2009-03-26 06:51:17 | アニマルウェルフェア
放し飼い卵ナチュラファームの一柳憲隆です。

24日(火)に予定通り、宮城県仙台市で開催された市民
公開シンポジウム「安全・安心な食卓は健全な飼い方から、
アニマルウェルウェア畜産を考える」に参加してきました。


東北大学大学院能楽研究科 佐藤衆介教授


WSPA(世界動物保護協会) Dr. M. Appleby

アニマルウェルウェアと言いながら十分な知識を持って
いるとは言いにくかったので、良い勉強となりました。
歴史の古いEUですが、世界的にも広がっておりインド
やタイでもそのような動きがあるそうです。
今回の講演では、放牧豚の管理について紹介がありまし
たが、牛豚鶏いずれも管理スペース、疾病対策が大きな
課題となるようです。


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米国で100万羽体制!?

2009-03-14 07:17:34 | アニマルウェルフェア
放し飼い卵ナチュラファームの一柳憲隆です。

一瞬目を疑った記事の紹介です。まさか…デス
日本経済新聞09年3月12日より抜粋。
WEB記事はコチラ
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イセ食品、米で拡大 動物愛護の流れに乗る

鶏卵大手のイセ食品(埼玉県鴻巣市)は米国で、個別の
おりに鶏を入れずに放し飼いする生産方式を本格導入する。
米のグループ会社が2010年6月期に今期比5割増の30万羽、
将来は全体の2割の100万羽に増やす。鶏舎の増改築のため
の投資額は10億円弱のもよう。米国で動物愛護の動きが
広がっていることに着目。鶏に負担をかけないことを訴えて
単価引き上げを目指す。

関連会社のイセアメリカ(メリーランド州)が来期中に米国
東海岸にあるケイシャ4棟を改築する。1羽ごとに分かれて
いるおりを撤去し、鶏舎の中を自由に行き来できるように
する。08年6月期に実験的に米国で始めたところ、安定的に
卵を確保できるメドが立ったため本格導入することにした。

鶏1羽当たりの飼育床面積は通常の2倍弱に広げる。餌を
食べ損なったりくちばしで突かれて傷ついたり鶏が出る
ため健康状態を細かく監視する。鶏がいつも同じ場所で
産む修正を利用し、鶏舎内に共通の産卵場所を設ける。
1羽当たりの飼育費用は従来の約2倍という。

イセ食品は日本国内では放し飼いを実施していないが、
消費者の間に動物愛護の動きが広がれば導入する。

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以下、記事の感想です。
アメリカでとはいえ、イセさんが着々と準備していて、尚且つ
コレまた100万羽体制とは…、合理主義アメリカでも動物福祉
の考えが浸透してきていると見ていいでしょう。
「消費者の間に動物愛護の動きが広がれば」と書いてますが、
近いうち日本でもやるんじゃないかって個人的に思います。


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コメント (2)
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