一月の終わりのある週末、テレビをつけていたらNHKのようこそ先輩という番組に出会いました。
出演者は、女優の大竹しのぶさん。
後で確認したら、去年の十月に放送したものだったようです。
何が良かったかと言うと、何を感じているかと言うことを誰かに正直に伝えると言うことなんです。
自分の気持ちを誰かに伝える、あるいは表現するというのはシャイな日本人にとっては、難しいようです。
私自身も、今の気持ちを身近な人に伝えるということはやはり苦手です。
でも、ちゃんと話さないとわかってくれないんだよと、しのぶさんは子供たちに話しました。
それはそうだなー、いつもありがとう、ごめんなさいって素直に言うから心と心がつながるんですよね。
この番組を見て気づいたのですが、しのぶさんが感情をこめて表現したときにすぐに相手と繋がったことです。
女優だからと言えばそうなのでしょうが、それ以上の何かを見た気がしました。
子供たちには、普段誰かに言えないことを話すという宿題が出されました。
みんな、きちんと宿題をやり遂げて心が晴れ晴れしていました。