ロルフィング ハピネストオルのブログ

ロルフィングで体を癒したら。
心の問題は、心理学で癒しましょう。

佐藤繊維株式会社 佐藤正樹さん

2011年10月27日 19時12分22秒 | インポート

先日仙台に出張で出かけたときの話です。夕方NHK仙台放送を偶然みていたら、糸で世界を変えるというタイトルで、ある人物を紹介していました。

山形の佐藤繊維の社長、佐藤正樹さんというかたです。
髪を真っ白に染めてというか、脱色したというかそれはどうでも良いのですが、他の人が考え付かないようなやり方で新しい糸を次々にあみ出している方です。
Satoseni10

何が違うかといえば、通常なら糸の注文を問屋さんであるとか、企業から注文を受けて発注するというのが常識のようですが、そうではなくて独自の糸でデザイナーさんが今までにない特徴のあるお洋服を作れる可能性を提供している点です。

というのは、佐藤さんの頭の中にはデザインのイメージがありそこから逆算して、其の元になる糸を作るという発想です。

いやはや、そんなことは考えないでしょうということをやってしまいました。

普通の人なら、そんな製品はコストもかかるし大量生産も出来ないでしょう。
そしたら買ってくれるわけないわな~で、終わってしまうところ、この方は根性があったのですね。

テレビ番組では、極細モヘアという糸の事を紹介していました。
私は詳しくないのですが、モヘアは静電気が起きやすいので糸を細く伸ばしていく過程で静電気がよりでます。その結果、糸が絡まってしまうそうですね。

それに、最新式の機械ではもっとひどく、すぐにプッツン切れて紡ぐ事ができないのです。

どういう考えでそうなったかは、述べられていないのですが、50年も前の古~い歯車の機械を使うことでモヘアを細く細く紡いでゆくことが出来ました。

実はこの過程でも、最初うまくまとまらなかったのですが、油をうまく拭きかけて(油の調整に3ヶ月かかったようです。)極細モヘアがやがて完成しました。

しかし、まだここから先があります。

せっかく完成した糸なんですが、日本で買ってくれる会社がありません。
それなら、自分で売ろうと海外ブランドのデザイナーがいるイタリアの見本市でプレゼン。

そこで、あるデザイナーの目に留まったことからその後商談が次々も舞い込むように。

きっとこんな簡単なことではなく、糸を選ぶにも世界各国を渡り歩きどの動物のどの部分の毛が使えるかなど、一流の目利きになる必要はあったと思います。

質や美しさという点でデザイナーの求めるグレードだったに違いありません。

オバマさんの夫人、ミシェルさんが着ていたカーディガンは佐藤さんが作ったその糸だったんですね。

佐藤さんが、話しているように頼まれたから作るということを辞めて、こういう糸が作りたいから作るというような発想の転換と、プラス クリエイティブな発想が会社の活力をどんどん生み出していったと思うのです。

佐藤さんが私たち視聴者に見せてくれて生き方は、多くの中小企業や個人経営の方の参考になるのではないかと私は思います。

私自身、ワンセグに録画して何度も見ています。

東北Zという番組だったということが後から分かったのですが、東北オンリーなので全国放送してもらえるようにNHKにリクエストをいれました。

一人の力でNHKが動くかどうか分からないのですが、これを読んで見たいと思ったらそくNHKにメールなり何なりしてみてください。

私は、この出来事は心理学でいう創造する力のことを物語っているように思います。創造する力は、女性性の分野です。

ただ安く売るは戦略ですが、売れれば良いのではなくてさらに価値おあるものを生み出して売ってゆく、それが更なる次のレベルの成につながったのではいかと思います。

長年、男性優位の社会を形成してきましたが、明日からは自分の中の女性性を探求した人が佐藤さんのように次の時代の成功者になるんだと思います。

やり方の発想を根本的に変えたことが、アパレルの革命児になれたという人生ストーリーでしょうか。

女性性って何だと思った方々は、そこから探さないとね。

今まで、如何に自分の女性性を抑圧してきたか、後で知る羽目になる時代になるかもしれません。

そんな時代の先を読む、出来事でした。


自己責任を持つことについて

2011年09月14日 23時24分26秒 | インポート

自己責任
自己責任を、持つことはとても難しいことです。簡単な状況ならば意図も簡単ですが、これは自分の責任では無いでしょうという場面においても出来るかということなのです。

家族関係、会社内、仕事、人間関係、お金、自分の将来や過去、もしかしたら先祖代々と言うときもあるかもしれません。

私達は、あらゆる状況のなかで関わっています。それが、どう自己責任と関わっているのかなと考えたことがありますか。

毎日のことで、忙しいから無理ですという声が聞こえてきそうです。

自己責任は、意外に気付かないかもしれませんが沢山あります。主観的かもしれませんが、自分の沢山の関係性のなかで上手くいっていない分野がそうだと思うのです。

私の場合は、お金や、しごとがこれに当てはまるのかなと思います。

心理学では、仕事やキャリヤは父親との関係をあらわしています。つまり、まだ父親を悪者にして自己責任を放棄しているのでしょう。

もう随分前に、出された宿題がありました。父親にたいして、自分がされたことを自分がした事の様に謝るというものです。
私は、父親に対して永年罪悪感がありもうその宿題が出されてから5年ほどたちましたが、全くやろうという気力さえなかったのですが、8月のセミナーの後に冒険をしましょうという宿題がまただされました。

そこで私は、父親に謝るということを冒険の一つに選び、実際に今まで自分が父親にしてきたことを伝え謝りました。

父親に謝ることで、父が近い存在になりました。もう、人生の半分も過ぎてしまいましたが、自分がした責任をやっと取り戻せたきがしています。

誰も好き好んで悪者を、つくりたくはありません。自分がしているとわかれば誤りを正せば良いだけだと思います。

さて、次なる自己責任の欠如している分野を取り戻せたらもっとハッピーになれるのか、人生ゲームは続きます。

癒しは何の為

2011年07月23日 21時17分16秒 | インポート
今日ある人との会話の中で、ヒーリングについて改めて思ったことがありました。 なぜ癒しが必要なのかと。

お金を掛けて癒す意味は、なぜなのでしょうね。

自分なりに考えられることは、私自身が感じている自分以外だと思っている否定的な感情を変える。

どの様に変えるかと言うと、愛の方向に変えるということだと思っています。 変わる瞬間に、脳の中では快感物質が放出されて誰かとの距離がなくなります。

例えば、関係性が最悪と思っていた人や出来事がさも無かったかのようです。



人生は、さも被害者や加害者の様に思えることがありますが、自身が自分の人生を作っていると責任を取り戻した時に、この癒しは効果的に自分を変えてくれます。

もしかしたら♪世界を変えるということも可能かもしれません。


アートセラピーで、震災後の心のケアー

2011年03月28日 19時43分59秒 | インポート

まず、東日本大震災におきまして震災にあわれた方にお見舞い申し上げます。

といいましても、震災にあわれた方が、パソコンなどのインターネットを利用できるにはまだ相当かかると思います。

私の知り合いで、お客様でもある方が特にひどいと言われている気仙沼や石巻などの地域で心のケアーの活動を始めます。

神戸淡路大震災のときにも、アートセラピーで心が癒されてと言うことが言われています。

地震やそこからおきる津波などの自然災害は体験した人でないと実感がわかないと思います。

神戸淡路のときは、私の家から遠くで起きていたので自分のみに起きた出来事とは少し距離がありましたが、今回の震災では東北沿岸の方と比べると苦難のレベルは違うにせよ地震が恐ろしいと感じました。

今も、あの時の状況を生々しく体験した人にとって恐怖の情景が焼きつき、時にはフラッシュバックされてしまうのではないかと思います。

特に小さいお子さんは、出来事に関して理解できないと思います。

前置きが長くなってしまいました。

カラーアートセラピーでは、クレヨン、色鉛筆、紙が必要です。もし、使い古しのものが、ご近所お友達でお持ちであれば、一関の鈴木さんの元に届けてほしいのです。

アドレスや問い合わせは鈴木さんオブログまで。

http://ameblo.jp/rainbow3751/


ポジテイブ脳は、左の前頭葉??

2010年04月03日 01時05分06秒 | インポート

先日の脳地図を書き換えるという本の中に出ていたものを、興味があるのでお話します。

前頭葉は、人では最も発達した脳部位であり,個体発生的には最も遅く成熟する脳部位です。
しかし、老化に伴って最も早く機能低下が起こるという側面もあります。

この考える脳の前頭葉の右と左の機能の違いがわかりますか。
私も知りませんでした。

アメリカウィスコンシン大学のリチャードデビットソン 教授の研究では前頭葉と感情に関係があるという論文を出されたそうです。

早い話、左の前頭葉の活動が活発な人はプラスの感情を感じるので、幸福感を感じやすい。

そして、右側だとその逆になるというものです。

たぶんこの解釈は統計的なことなので、必ずしもそういう結果になるのかはどうかは人によるでしょう。

というのも意識はそれほど単純ではないし、脳の可塑性を考えると状況により変化すると思われます。

もうひとつ前頭葉に関して面白い例は、脳卒中により前頭葉の片方ににダメージを受けたの患者さんの場合、左の前頭葉にダメージを受けると幸福感を感じられなくり、右側の前頭葉のダメージを受けた場合は不幸を感じられなくなるということになるらしい。

こういう極様に端に感情を色分けしすぎても、適材適所で感情表現がされないとある意味とても不幸にも思えてしまうのですが・・・いかがでしょうか。

結局おちは、前頭葉に関して少し知識が増えたということですかね。

もうひとつ前頭葉に関して面白い記事を発見しました。

ペンフィールドという脳内地図を最初につくった人の、お姉さんが脳腫瘍で前頭葉の一部を切除した話です。

料理が得意なお姉さんでしたが、手術後料理の段取りが全く出来なってしまったんです。
かわいそうですね。

http://www.tmin.ac.jp/medical/09/frontal1.html