ロルフィングという手技療法があります。私も、この技法の施術者です。
正確には、ボディーワークという分類に入るのですが、分類するのと一般の人が理解するのが旨く噛み合わないと説明しにくいわけです。
そこで、ロルフィングの歴史から創始者、内容等を網羅した本が斉藤瑞穂さんと小川隆之さんの共著によりロルフィングの本が完成しました。
英文で書かれた本は何冊か出ているのですが、日本語訳というのがなかなか出ていなかったのが現状でした。
以下がその本ですが、私も読みましたがわかりやすく解説されていると思います。
ロルフィングは、歴史的にはかなり古い技法です。日本では、ここ最近ロルファーと呼ばれる施術者が増えたり、フラウという雑誌で特集が組まれたりしているので、メジャーになりつつあります。
身体能力や構造の改善を根本的に変えようという方にとっては、お勧めの方法です。
先日の世界陸上ドイツ大会男子100メートル出場、アメリカ人 ”タイソン ゲイ選手も関節の痛みをロルフィングで改善したとコメントしていたそうです。
以前、トライアスロン愛好家の人にセッションしたことがあるのですが、1セッション後に自転車の平均時速が20キロから30キロメートルに変わったというお話をしていました。
この方、一日に140キロほど自転車のロード練習をする人なので、距離からすると平均時速が10キロ上がったということは、筋力がかなりついたということになります。
一回目から、2回目の間は一ヶ月あったので変化がかなりあったのだと思いますが、それにしても太ももの大きさはかなり凄かったのを覚えています。