小指ほどの鉛筆

日記が主になってきた小説ブログサイト。ケロロ二次創作が多数あります。今は創作とars寄り。

受験ww

2008年01月22日 19時57分38秒 | ☆Weblog
私立受験してきました~~!!
腹鳴った。orz

どれもあまりパッとしなかった感じですが、とりあえずがんばれたと思います。
個人的にですが(笑

でもこれで少しだけ落ち着きました。
結果が来たら発狂するかも知れないけどね(汗

合格しても、不合格でも、どちらにせよ県立受けたくねぇエエエエエエ!!!!
また腹鳴りそうだし。(そこか
受けたくない~~~!!
ヤダヤダ~~~!!

でもがんばんないと!(ファイト私!!



43 待ってる。ずっと、待ってる。(クルゼロ)

2008年01月22日 18時10分56秒 | ☆小説倉庫(↓達)
冷たくなった手は
血で紅くなった手は
もぅ誰も握ってはくれないと思っていた。

楽しかったあの頃のことを思い出すたびに、その手はさらに冷たくなるような気さえした。

それなのに、どうして・・・
どうして君は僕の手を握ろうとして、近づいてくるの?

________________________________

ぬるっとした感触に、最初はそれが血だということを理解できなかった。
目の前に倒れこむ敵の姿を確認してようやく、自分が生きていることを実感する。
「君は・・・誰?」
屍と化した彼らにそう尋ねても、帰ってくるのは生ぬるい風だけ。
「僕は、知らない人を殺さなくてはいけないの?」
帰ってくるのは、沈黙だけ。
「君の名前を教えて。僕が覚えていてあげるから。」
どこか祈るように問いかけ続ける。
そうしているうちに、いつの間にかこの手は冷えきっていた。
朝日が昇る。
それから逃げることはできない。
ヒカリをさえぎるように、または汚れた自分を浄化するように、そっと手をかざした。

「誰か僕を・・・殺して。」

そう願ったのは、本心だっただろうか。

もう一度彼らに微笑みたい。
もう一度、彼らの手を握り締めたい。
本当は・・・そう願っていたのに・・・。

「どうして僕はここにいるの?何所から間違っていたの?」
全てが間違いだったと言われればそれまでだ。
けれども、少なくとも幼かったあの頃は、まだ正常だったはずなんだ。

もう一度、僕は綺麗な手を持てるだろうか?
人を殺めてしまった以上、戻ることは出来ないだろうか。
許されないのだろうか。

_______________________________

「ゼロロ。」
彼は、親しげに僕の名前を呼んだ。
「好きだ。」
幾度も聞いたその言葉は魔法のようでもあり、呪いのようでもあった。
「お前が血に染まっているからなんだってんだ。」
君に近づきたかった。
本当は、ずっとずっと、求めてきた。
「俺にはそんなこと関係ねぇ。誰が、何が、どんな権利で俺を縛れるんだ。言ってみろ。」
時と、空と、人。それが僕を縛っている縄だった。
君はそのどれをも拒絶して、誰もが一度は望むであろう関係すら、絡めることは無かったのだ。
「どうして僕の手を掴もうとするの。僕は正常でいられない。もう綺麗なところなんて、何所にも無い。」
「お前は十分に綺麗だろ?あいつ等とは違う。」
「何が違うって言うの!?むしろ僕は、皆よりも真っ黒だ・・・。」
久しぶりに泣きたくなった。
でも泣いてはいけない。
約束したから。
「俺だってそうだ。」
「君の手は綺麗だから、染まってしまう。」
「染めてくれてかまわねぇ。」
「ダメ。」
「何でだよ、ゼロロ。」
悲しそうな顔の彼を見るのは、正直辛かったのだ。
でもそうでもしなければ・・・君は汚れ、僕は壊れてしまうと思った。
「僕は綺麗になれない。」
「何故。」
「僕が殺めた人々は、帰ってこないから。罪は、消えないんだ。」
「じゃあお前は、ずっとこのまま苦しみ続ける気か?」
「・・・多分ね。」
許されてはいけないだろう?
そんなの、いけない。
「ばかばかしい。そんなばかげたこと、聞いてられるか。」
君はね。
君はこんな話、ばかげていると思うよね。

「許されないならどうしてお前は今、罪による罰をうけてんだ?許されない罪のために、なんで罰を受ける必要がある?悔い改めるチャンスもねぇのに、罰を与えられる必要が、何所にあるって言うんだ?」

はっとした。

「お前、苦しんでんだろう?それで許されねぇってなら、それこそ理不尽じゃねぇのか?」

僕は罰を与えられた。
見放されてはいなかった。
そう思うだけでも救われたような気がしたのに・・・
君はその後、僕を・・・僕を抱きしめてくれた。

「許されるんだよ、お前は。」
ありがとう。
そう言ってくれて、ありがとう。
ずっとそれを望んでいたんだ。
「俺だって、罪の5つや6つあんだよ。」
それはそうだ。君だって生きているんだから。
でも、そんなのは僕にとって何の問題にもならないよ。
「・・・俺も、許されると思うか?」
「君が何の罪を負っていたとしても、僕には及ばないはずだよ。だから、僕が許されるのなら、きっと大丈夫。」
「・・・なら良いんだけどよ。」
大丈夫、なんだよね?
僕は、許してもらえるんだよね?
「俺が許されねぇんじゃ、結局アンタと一緒にいられねぇからな。」
彼らはもう一度、笑顔をくれるだろうか?
君はいなくなってしまったりしないだろうか?
僕は・・・本当に許されるのだろうか?
「俺が悔い改めるまで、アンタは待ってられるか?長くなるぜぇ?」
意地悪く笑った君。
それが君の本心から出た笑いならば・・・。
僕はいつまででも待っていられるだろうと思った。
「待ってる。ずっと、待ってる。」
顔を上げられなかったのは、泣いていたから。
「ずっとずっと、いつまでだって。君のこと待ってるから・・・」
ねぇ、本当に。
「だから、君も僕のことを、待っていてくれる?」

「当たり前だろ。」

「ありがとう。」

ありがとう
ありがとう
ありがとう・・・

きっと僕はまた、笑えるだろう。
心の奥底から、また笑える。

______________________________




「僕のことを、待っていて。」



________________________________

ほい終了~~~~ww
いきなり軽い雰囲気のあとがき~~~wwww
ちょっと書いてみたかったんです(笑
ん?
大丈夫ですよ?私いたって正常です。
別にうつになっているわけでもありません。
ただこんなのが書きたかっただけです(ぇ

次は歌を使うぞ~~!!
授業で使ってる歌がクルドロっっぽいので、使っちゃいます☆←

ではでは~~☆

あわわわわわわゎ・・・・・

2008年01月21日 17時38分39秒 | ☆Weblog
あーーーーーーーーーーーーー・・・
どうしよう、どうしよう・・・明日私立受験ですよーーーーーー!!!!!
勉強なんてしてないよ!!
わかっていたさ、わかっていたんだがな・・・やりたくなかったんだorz

今日は塾です。
最終調整に入るぞーーおーーー!!!!
あーーー・・・
もう無理な感じがしてきた。
絶対面接失敗するし。
絶対テストでパニックになるし。
絶対貧乏ゆすりしちゃうし。
絶対おなか鳴るし。(はい?
うっかり忘れ物しそうだし。



心配だーーーー!!!!!!
不安だーーーー!!!!!!

誰か私の代わりに受験してきて・・・(T_T;)

アニケロ感想

2008年01月19日 11時07分57秒 | ☆Weblog
楽しみにしていた今日のアニケロ!!
スキーだ!!温泉だ!!

ケロロのスノボー上手い!!きっとケロロは運動神経も頭も良いと思う。
ドロロと小雪が一緒に鎌倉を作っていたのにドキュントしたv
鎌倉を作って冷たくなった手を、ドロロはクルルに温めてもらうといいよw
でもクルルも手足冷たそうだな・・・。
途中でクルルが何度も出てきたのにうけた。
ケロロが景品目的じゃなくて、皆と遊びたかっただけってのもまた・・・。
何か意外だ。
ゲレンデ効果!!ドロロは色白だからな~~ww(個人的趣味
美しいだろうな~~wwゾルルだったらもっと似合うだろうな~~wwww(何

温泉、クルルの飲んでいたラムネが黄色だったぞ。
アレは・・・アレじゃないか??にんじんとかジャガイモとかが入っている・・・。
湯上り温泉効果ww
きっとドロロは誰よりも美人だ。(ぇ
クルルはすぐにのぼせちゃうと良い。
桃華視点の冬樹がかっこよすぎて笑った。
美化200%!!!
膝枕膝枕ww
そしてやはりケロロは強かった。
絶対あの人普段は能力発揮してないだけだって。
本当はきっと色んな事考えてるすごい隊長なんだって。


さて、次回は!!
ゲロゲロ30分!!だっけ?????
うろ覚えだ;
なんか凄いことしちゃいそうな予感。
ケロロは何度見てもいつ見ても面白いから困っちゃうよね(笑

別ジャンルですがね。

2008年01月18日 18時04分40秒 | ☆Weblog
別ジャンルですが、バトンをもらったのでやろうと思います。
指定は【日吉】です。
これってテニプリ以外でもいいんですかね??
いいやぁ!!私から変えちゃえええぇ!!!!!(!?)

◆誰に回すか5人を選んでください。

貴子さん(別指定で)、桔梗さん、み~るさん ・・・花○ちゃん。
四人しかいないのは気にするな。

◆その5人との共通点は?

強いて言えば、趣味の理解者・・・じゃないか?


◆5人のいいところは?

イロイロと語れる。(跡部さんの前ではこんな姿見せられねぇ!!)


◆5人との出会いは?

俺はブログの開設がキッカケだと思うんだが・・・どうなんだ?


◆この5人とは今後どうして行きたい?

下克上だ!!(良い意味で。)


◆5人は自分のことをどう思ってる?

そんなこと俺が分かるわけないだろう。


◆5人とは喧嘩したことある?

喧嘩ってほどのこともないな。


◆5人は一生の友達?

///・・・まぁ、それでも良いんじゃないか・・・こ、これからも・・・・よろしくな・・・。



+。指定。+

貴子さん【跡部】

み~るさん【クルル】

桔梗さん【ドロロ】

花○ちゃん【スザク】


頼んだぞ。
じゃあ、俺はもう行くからな。

_______________________

では、お願いします。
突然別ジャンルにしてしまい、申し訳ありません;
けれども私には・・・私には友達がいないんだーーーー!!(何


32 拒否権を持っているのはお前じゃない、俺だ。(クルゼロ) 24の続き。

2008年01月17日 17時36分25秒 | ☆小説倉庫(↓達)
次の日、クルルはアサシンの修練所へと足を運んだ。
ゼロロがもし任務についていないとすれば、クルルにはそこしか当てが無かった。
「クルルだ。」
大抵は名前を言えばどこにだって入れてもらえる。
それは少佐の特権。
「クルル少佐!?な、なんの御用で・・・?」
大きな門の前には、番人が二人。
そんなものつけなくても、アサシン相手に向かっていこうとする奴もいないだろうに。
「会いたい奴がいる。ゼロロはいるか?」
クルルがゼロロの名前をだすと、二人の門番は驚いたように顔を見合わせた。
そして困ったように腕を組むと、二人で話し合い、しばらくしてクルルに向き直った。
「・・・今、この修練所には3人のアサシンしかおりません。ゼロロさんの詳しい動向御教えできませんし、分かりませんが、ここには・・・。」
遠慮がちにそう言った彼らに、小さく舌打ちをする。
別に二人に向かってそうしたわけではない。ゼロロがいないということに苛立ちを感じたのだ。
―ガルルが慌てんのも、不思議じゃねぇのかもな。
アサシンが厳重に扱われているのにはそれなりの理由があるのだろうと、クルルはそっと頭の隅で考えていた。
「そうかよ。」
そっけなくそう言うと、クルルはまた来た道を戻っていった。


「ちっ、何でいねぇんだよ。」
イライラを募らせながら、ガルルが待つ自室へと戻る。次の角を曲がってからしばらく歩けば、すぐについてしまうことだろう。
クルルは今まで歩いた分の疲れが、今になってどっとこみ上げてくるのを感じた。
「のわっ!?」
「っ!!」
その角を曲がったとき、誰かとぶつかりかけた。
いや、普通ならぶつかってしまうはずなのだ。けれどもクルルがよろめいただけですんだのは、相手の反射神経がすさまじいことを物語っていた。
「おい、おま・・・!!」
文句を言おうとしたクルルを黙らせたのは、その青い瞳だった。
深く深く、透き通ったビー玉のようなその目を持つのは、クルルが知っている限り、一人しかいない。
「クルル少佐!?すみません!お怪我はありませんか!?」
「ゼロロ!」
慌てて駆け寄るゼロロと視線が合う。
その目は以前に会ったときとは違い、感情が見える、澄んだ瞳だった。
「あぁ、心配ねぇよ。お前が避けてくれたんだろ??」
「まぁ、それはそうですが・・・」
心配そうに眉を下げるゼロロが、そのときのクルルにはとても可愛く思えた。
「・・・俺、アンタを探してたんだよなぁ。」
「え?」
唐突に、クルルがそう言い出した。
「修練所まで行ったんだぜぇ??」
「え?えぇ!?す、すみません!!」
「他の任務でもあったか??」
クルルは、ゼロロが答えることが出来ないとわかっていて、そう聞いた。
「・・・御教えできません。」
小さな間が、肯定を示してくれる。
悪戯っぽく笑ったゼロロが、こっそり事実を教えてくれたのだと気づかせた。
「アンタって人は・・・。」
二人だけのときに見せてくれるその不意の笑顔が、クルルには何よりも嬉しかった。
「それで、私を探していたというのは・・・??」
ゼロロが首をかしげる。
「あぁ、ちょっと話したかったんだよな。」
「何をです?」
真面目に捉えられる。
「・・・アンタに会いたかったわけ。」
「??;」
困り顔のゼロロの腕を引っ張る。
「あーーーったく!!なんでそう鈍いんだよ!!!」
自室へと引っ張っていこうとするが、途中でゼロロに止められた。
「あ、あの!!お話したいことがあるなら、私の部屋に行きますか・・・?」
「あ?俺の部屋すぐそこなんだけど。」
「私の部屋、そこです。」
「・・・」
予想以上に近かった部屋に驚いて固まってしまったクルルを見て、ゼロロはクスリと笑った。
「行きましょうか?」
ゼロロは掴まれた手を握り返して、部屋の扉を開いた。


「まさかこんなに近いとは思わなかったぜ・・・。」
差し出されたティーカップをソーサーに戻し、クルルが不服そうにそう言った。
「クルル少佐のことですから、とっくに知っていると思ってましたよ。最近部屋を変えたんです。」
「何で?」
「少佐の近くに居たかったんです。」
儚げな瞳に、ドキリとしてしまう。
「・・・なんて、冗談ですよ。」
けれどもまたすぐに、いつもの表情に戻ってしまった。
少しだけ本気にしてしまった自分が恥ずかしく、クルルは一度戻したティーカップを、再び手に取った。
「ところで、何をお話しますか?」
「・・・あのさぁ・・・」
紅茶を一口飲み、一番気に食わない事をもう一度指摘する。
「敬語、止めろよ。」
「ダメです。」
「二人だけだろ?」
「それはそうですが、これは上官からの命令なんです。」
律儀なアサシンに、頭を抱えたくなる。
クルルは、馬鹿がつくほど几帳面な自分の護衛を思い出した。
今頃部屋でクルルの幸運を願っているだろうか?それとも・・・
「敬語禁止。」
「少佐、お願いですからそのようなことを言わないでください。」
「拒否権を持っているのはお前じゃない、俺だ。」
「少佐・・・」
困ってしまったゼロロを前に、クルルはちょうど良い温かさになった紅茶を飲み干した。
「・・・・・・・命令してください。」
「あ?」
ゼロロが小さく言った。
「私に命令してください。そうすれば、その通りにします。」
「・・・」
クルルは命令というものが好きではなかった。
自分が少佐であるということを認めてしまうような気がして、好んで使う気にはなれなかったのだ。
「頼みじゃ、聞いてくれねぇのかよ。」
「命令は絶対です。けれども少佐の地位を持つ貴方なら、命令を上書き出来るでしょう?」
「・・・それでタメ口聞いてくれんのかよ。」
「命令ですから。」
命令。
それがゼロロにとっての、アサシンにとっての、絶対。
「しょうがねぇな・・・じゃあ命令だ。二人でいるときだけでいい。敬語禁止。」
「了解。」
にっこり微笑むゼロロに、ホッとした。
ドロロにとって、苦にならない命令。
そんなものが自分に言えるのだと、少しだけ安心する。
「クルル君は、どうして命令をしたくないの?」
敬語を止めたゼロロが、突然聞いてきた。
「命令がしたくないわけじゃねぇんだよ。ただ、少佐ってのが気にくわねぇ。」
「もっと上に行きたいの?」
普通の人なら当然の質問だろう。
けれども、クルルはそんな普通の質問に、普通の答えを出さない。
「逆だ。処分されてぇくらいだぜ。」
処分という言葉に、ゼロロがピクリと反応した。
「こんな堅苦しいとこ、誰が好んで来るんだよ。気違いにも程があるぜ。」
「珍しいね。大抵の人は、もっと昇格したいって言うのに。」
「俺はそんな名誉も地位もいらねぇ。」
「そう。」
椅子を引いて、立ち上がるゼロロ。
「今日は僕、一日中フリーなんだ。珍しいでしょ?」
「そうなのか?アサシンの動向は全くわからねぇからな・・・。」
「そっか。そうだよね。」
その後姿が、少しだけ悲しげにも見えた。
だからだろうか?クルルも立ち上がると、そっとゼロロに歩み寄った。
「ゼロロ。」
そして、背後に立つ。
「何?」
振り向いたゼロロに、思いっきり抱きついた。
驚いたゼロロが数秒の間をおいて慌てだす。
「ちょ、クルル君!?どうしたの!?」
「・・・アンタは、どうなんだ?アサシントップになって、嬉しいか??」
ゼロロが驚いた顔でクルルの言葉を聞く。
「俺はそうはおもわねぇ。アンタも苦しいんだろう?その顔見てりゃ、なんとなく想像はつく。違うか?」
「そう、かも知れない・・・でも、違うかもしれない。」
「どっちだよ。」
力なく微笑んだゼロロを見て、もっと強く抱きしめた。
「どうなんだよ。ゼロロ。」
自分の前では本音を言って欲しい。そう願うクルルの思いが、ゼロロには痛いほどに感じられた。
「クルル君・・・僕ね、アサシンになりたくて、軍に入ったんだ。」
言葉を選ぶように、慎重に、ゆっくりと、ゼロロは話し始めた。
「でも、こんな強さはいらない。大切な人を守ることの出来る力が欲しかった。でも・・・それに気づいたときにはもう、遅かった。」
クルルを抱きとめた両手を、そっと離す。
クルルはいっそう強く、強く、抱きしめて放そうとしなかった。
「クルル君は、どうだったんだろうね。」
「・・・俺は、自分の決定に後悔なんてしてねぇ。少し戸惑っただけだ。」
「強いね。」
「強くねぇよ。」
強くなんて無い。今ゼロロは苦しんでいるだろうに、自分は何も出来ないのだから。
こんな地位、何の役にも立たない。
好きな人一人、助けてやることも出来ないのだから。
「ゼロロ・・・」
好きだ。
そう言おうとしたのに、言葉が出てこなかった。
「何?」
「・・・なんでもねぇ。」
なんてことだろう。
本当に、自分は何も出来ない。
好きな人一人、慰めることも出来ないのだろうか。
安心させてやることも出来ないのだろうか。
「クルル君、そろそろ帰ったほうがいいんじゃない?」
唐突にゼロロがそう言った為、クルルは一瞬思考が停止した。
「何でだ?」
自分といるのがイヤなのではないだろう。
だったら、何故??
「なんd・・・・」
不思議に思ったそのとき、来客を知らせるベルが鳴った。
ゼロロがそっと、腰に回されたクルルの手を解く。
「お迎えだよ。」
にっこりと微笑んで、扉を開ける。
そこには、ガルルが立っていた。


「少佐!!心配したじゃないですか!!!」
「一人で行くって言っただろう!?」
「今何時だと思っているんですか!もうすぐ会議が始まるんです!!」
「はぁ!?会議だと??んなもんどうでもいいだろう!?」
「よくありません!!もうどれくらいサボっていると思ってるんですか!?連続5回はもういい加減厳しすぎます!!」
クルルを心配してわざわざゼロロの部屋を調べ上げてまで探しに来たガルルに、ゼロロは内心拍手を送りたい気分だった。
「さ、少佐。戻りましょう。」
「嫌だ。」
「わがままを言わないでください。」
「言ってねぇ。」
「言ってます。」
このままでは終わりそうにないと思ったゼロロが、途中で口をはさんだ。
「クルル少佐、お帰りになった方がよろしいかと思われます。私なんかでよければ、いつでもお話し相手になりますよ。」
その一言が、クルルの足を動かした。
「・・・しょうがねぇ。そうしてやるよ。」
クルリと後ろを向いたクルルに、ガルルが驚いたように目を開いた。
「帰るぞ、ガルル。」
「あ、はい。」
帰り際にクルルに笑顔を向け、ガルルからのお礼のお辞儀を受ける。
「さようなら、クルル少佐。」
一人呟いたその言葉は、消えそうなくらい小さかった。


それから約1ヶ月間、軍でゼロロを見た者はいない。


______________________________

はい終了~~~。
なんかまとまりがなくなってしまいましたね。
毎度の事ながら申し訳ありません・・・読みずらい文章で。

今まで結構お題を消化してきましたが、難しいものですね。
台詞というのも、そのキャラがどういう状況に置かれてそう言ったのか、毎回考えるごとに行き詰まります。

では。
そろそろ勉強せねば(汗

精神科は何所ですか。

2008年01月16日 18時45分22秒 | ☆Weblog
私立受験まであと一週間切りましたよ。
あはは。
何かもう笑っちゃえ☆

それが終わったら県立受験ですよ。まぁ当たり前ですがね。
アハハ。
あー・・・やっぱり笑っちゃえ☆

結局何が言いたいのかというと、助けてください

ということです。
無理を言ってすみません。
大人しく精神科行ってきます。ウソです。ちゃんと勉強します。
というわけで、金曜日に精神k(殴
じゃなくて、塾に行ってきます。

あーーーーー・・・クルドロ描きてえぇ~~~~~!!!!!

ヤバイですよ・・・

2008年01月13日 16時49分30秒 | ☆Weblog
私の友達、席が前の子。
インフルエンザになりましたよ・・・。
今風邪をひいちゃえば楽ですけどね・・・もしこれで私が移ったりしたら。
絶対に最悪のタイミングでやってくるぞ。
最悪のタイミングでインフルエンザ来るぞ・・・。

受験に失敗したら、それこそパソコンだブログだやってる場合じゃないですよ。
禁止されるかも・・・。

現在私ピンチです。

アニケロ感想

2008年01月12日 21時17分59秒 | ☆Weblog
今日は待望のクルル主役!!

トイレの話はあれだ、なんていうか、冬樹君痛い子になってる。
パンt(殴

クルルの話・・・
楽しみにしてたけど・・・ハッ・・・所詮はクルギロか!!

良いさ良いさ!!いい方に妄想するさ!!!!!!
子犬がギロロだったなんてそんなオチ認めないぞ!!!!!

まぁ、嬉しい人は嬉しいだろうなぁ・・・クルドロっぽい話も来ないかなぁ。

次回は温泉の話です。
温泉!!浴衣!!!卓球!!!!
ドロロ~~~~!!!!!!

三連キューvv

2008年01月11日 19時40分00秒 | ☆Weblog
フフフ・・・三連休だ・・・www
素敵な三連休だ・・・wwwwwwwwww

私立の受験日まであと1週間ほど。

いつもなら三連休はブログの更新に忙しいはずなのに・・・
この三連休は遊んでられないのか!!
わかってるさ、
自覚を持たなきゃいけない事くらい分かってるさ!!
わかってるのさ・・・orz

でもパソコンを開ける少しの時間を大切にするっ!!
がんばって少しでも小説を更新する!!