小指ほどの鉛筆

日記が主になってきた小説ブログサイト。ケロロ二次創作が多数あります。今は創作とars寄り。

追加。

2011年07月31日 22時01分03秒 | ☆イラスト
にょぐらのやつ描き終りました。
全体を写すと色々潰れてますけど^^;



電車、レール、彼岸花・・・
まぁ、明らかにBGMが影響してますよね^^
でも初めて電車描いたんです。東武線です。
腕は駅員さんの腕なんですけど、これも東武鉄道の制服のライン。
以前の茶っぽいのも好きだったんですけどねー。
かっこよくなっちゃってまぁ。

にょぐらの名前決定しました。
「倉持 紫」(くらもち ゆかり)です。
クララで。
ちなみに設定では、母親が藤っていう名前で、藤の色から紫を連想するのと、
源氏物語で光源氏が、藤壺にそっくりな紫の上を見初めるのとを掛け合わせてます。
うちのグララの境遇としては、父親が母親大好きで、それが亡くなっちゃったもんだからグララに面影重ねて幻想見ちゃうんで。
極端だけど源氏に重ねました。
こういうことが出来ると、あぁ、文学やってて楽しい・・・って思えるんですけどね。

あー、あと一枚下書きしたら、清書だ・・・ペン入れだ・・・
楽しいのは下書きまでですよ。

♪銀紙の中身暴けば 分かり易く人は群れる

2011年07月31日 17時02分30秒 | ☆イラスト
暇だったのでお絵かき。
漫研提出用の。





夕子とシャインウサギ。
で、アリスパロ。
自己紹介用に。

そういえば、結局自分は何枚描くことにしたんだっけか。
描く人はカラーも描くみたいなんですけど、私はそんな気力もなく・・・^^;
モノクロだけだと、最低3枚か?
あ、そうだ、自己紹介用に2枚必要なんだっけか?
よくわからん・・・

もう一枚はにょぐらを更に女子高生にしてみた。





そうするともはやグララとはなんの関係もないね。うん。
まぁ、基礎だけもらったオリ女です。
アリスパロのやつとは描き方を少し変えたんですけど、母曰く「あー、でもわかるよ。」って。
輪郭とかは変わらないですからね。
ちょっと手が小さすぎたので描き直さねばと。
写真をとってみるとおかしいところがよくわかりますよね。
そういう意味でもブログにアップするっていうのは私にとっては大事な事なんですよ。
あと、こういうとこで細かいキャラ情報とか出てくるんでね。
オリキャラばっかりの小説を今も読んでくださっている方がいるのかは分からないですけど・・・
コメントくれ!^p^←

そう、そんなにょぐら・・・えっと、倉持さんとかにしとくか、を、メインにした小説が書きたいです。
父上と駅員絡めて。
駅員のテルルは寺内とかでもいいし、輝彦とかでもいいし。
警察官でもいいよね。
あ、だめか。←?

arsがだんだん設定萌にきました。
今までは単純に長男が可愛かっただけなのに・・・!(本当か?
パロとか考えてたんですよ。



タイバニの影響入ってますけど、それぞれに能力があるみたいなのを。
我ながら厨二的だ・・・
んで、長男は絶対に水だろうと思ったわけですよ。
しかも辛いもの好きと。
なんか辛い=火っていうイメージが強いので、水なだけに辛いもの(火)もへっちゃらっていうのが。
イメージとしてはそれぞれのカラーで、
長男 水
二男 火
三男 地
四男 雷
五男 毒
かなぁ、と。
三男と五男がわかりにくすぎるっていう。
三男の地っていうのは、動植物。仲良しの動物を召喚出来て、植物も生やせる。空と水の中の以外。
水中の生物だと、サメとか鯨とかイルカあたりを長男が呼べるんじゃないかな。
五男は毒・・・っていうのは、毒ガスみたいなものを使えるっていうか、うん。
でも、逆に薬みたいな回復もできると思います。
魔法系に近いのかも?たまに薬膳作ります(笑
そういうのを考えてたり。

楽しいです。
テスト近いけど明日も暇だと言い張る。
超カラオケ行きてぇ。

あ、タイトルのはボカロの「腐れ外道とチョコレゐト」です。
メロディが好きすぎる。
これジョイに入ってんの?

しやがれ!

2011年07月30日 21時58分25秒 | ☆Weblog
出だしの大宮コントなんだww
リーダーのラーメンへのこだわりって何だw
いや、ラーメン店でのこだわりかww
背負うんですよここまで!
いつも背負ってないみたいじゃないか!(笑
Nw宣伝忘れないww
予想放棄すんな^^
ゲストは古田さん。
出たw中村ww歌舞伎メンツ。
お土産すげぇ!!
マスク。
Aちゃんなんかヘビーだなぁ^^^^
M似合わねぇw
Nはなんか小学生っぽいなぁww
Sちゃんwww
狙いやがったww
Aちゃん目が!目が!!
リーダー目が見えねぇじゃん!!ww
おwリーダーwwベルトもらったwww
「鼻がくそ痛いこれ」
主演女優にモテるらしい。
「「らしい」だからね。」
「モテるね。」
自称ww
八嶋さんww抱かれちゃダメだろww
リーダー聞いちゃいけない事聞いちゃったんじゃねぇか?ww
D・・・
リーダーウケまくってるじゃねぇかww
目ぇキラキラしてるw
Jww
熱く語るのにみんなが慣れちゃってるってww不憫だろww
娘が二次元の人・・・おや?
ヲタク・・・おや?
あ、ジャックだv
秋葉原の極意wリーダーに学べばいいよ^^
激辛もリーダーに学べばいいよ^^
袖のないSちゃんw
Mww
リーダーが窮屈そうw
Aちゃん斜め上をいくねwww
「Sの中ではロックなんだろう。」
Nの動き・・・
セット回転中大宮何してんの?^^
こそこそやりたいAちゃん。
おいAww
Sちゃんボケに徹するなw
よくわからないで食べるリーダー。
あ、このジオラマ部屋見たことあるわw
お。リーダー食いついた。
心霊写真のガチャポンってなんだよw
稲川ww
そうそう。リーダー辛いの好きなんだよね^^
Sちゃんが紹介してくれるのがv
お。美味そうなケバブ。
辛いけどうまい。その通りだよ!
辛いのは、もちろん辛いけどそれがオイシイと思うんだよね。
未知との遭遇!
めっちゃ気まずそう・・・ww
久住さん!!
食!
ファッション。なんだ、リーダーいつも通りじゃないか^^←
笑い方本当好きだ。
お疲れ様です^^
からしとワサビは苦手なのよね。
頬張るリーダー可愛くて好きv
店主困ってんじゃねぇかw
「立派なもんです」
100辛。
良いメガネvvv
鬼畜メガネwww
棒読みww
Aちゃんから揚げ食べてるww
咽とるw
リーダーが平然とww

次回は竹中さん!
Sちゃんと相性よさそう。

2011-07-30 16:55:16

2011年07月30日 16時55分16秒 | ☆Weblog
缶サイダー
残ったつぶの
はじける音がして
ふり向く私の
目には涙
なに、悲しいわけじゃない
ただ本を読んだだけ


風が心地いい。
お隣のお母さんの声。
優しくて楽しいのね。
その歌は、シャキーンのやつでしょ。
もっちゃん、かくれんぼ?
幸せの声。
子を持つ女性の、なんて強かなことか。

夏の夜の夢

2011年07月30日 00時31分35秒 | ☆Weblog
ビー玉のころがる
飴色をした机の上の
声を上げるラムネのような
幸せな夢をみたいんだ


久々にゆっくり眠れる…
明日は引きこもるんだ。
姉貴はコス衣装作ってるし、雨だと父上も車出してくれないから。
あ、母の車だったら使えるけど(笑)
まぁ、雨だしね。

うん、雨なんだよ…

本、どれか読もうかな。
でも、いつだって梶井基次郎の小説が読みたいんだよ。
全集借りようと思いつつ、重そうで借りられない…
てかそもそも、借りるの嫌いなんですよ。
今日は調べなきゃいけないのを借りてきたんですけど、
雨だから神経張るし、なんか、色んな人が色んな環境で、色んな精神状態で手にとったものを部屋に持ち込みたくないっていうか…
神経質ですね。潔癖でもないくせに。
なんか、アンティークですよね、図書館の本って。
古本もそうですけど、私は図書館の方がその性質が近い気がする。
本は物ってくくりじゃないんだよ。本なんだ。
何か、他の無機物とは違うよね。
言葉って、それだけ強いんだよ。文字でこれだから。
見聞きするものの影響力、なめちゃいけないよね。

基次郎好き。
高くてもいい。
新品で全集がほしい。
なんか、あんまりないですよね。
夏の百選にもなるのに、檸檬のやつしか見ません。あの黄色い表紙のやつ。
調べなきゃ。
最悪本屋に行って、出版社にまで問い合わせてもらって新品買う。
これで貯金崩すなら惜しくないと思う。

あの人は凄い。
すごく好き。
いままでのどの作家より。
てかこれ以上私に合う作家を見つけたら、私発狂するだろ。
すんごい合う。読みやすい。いくらでも読みたい。

VS

2011年07月29日 21時13分19秒 | ☆Weblog
録画したの見ました。


Nww
出オチwww
怪物君に次ぐのかw
ゲスト。
安田さんだぁぁぁぁ!!!!!
水曜どうでしょうで馴染んでおります!!
てか、Nずっとメガネなの?
おや、スザンヌ・・・
ちゃんとスニーカーだね^^
「きたわってます!」
あ、メガネ外した。
流石安田さんwちょいちょい挟まってくるねww
リーダーの顔色ww
夏だからって焼けてくんなww
で、結局なんであっちのグループは微妙な顔をしているんだ?
あ、結局メガネつけてる。
あらま。いきなり嵐チームw
安田さんw
Sちゃんスベってんじゃねーかww
まさかの同点。
安田さんwww
Mの無茶振りww
なんとなくテンションの低い外野。
Aちゃん!
ゲーム復帰おめでとう!!
本気で拍手してくれるリーダーが優しいv
リーダーww
役名をどこで覚えたってwwそりゃ家だろ。
安田さんんんん!!!!
おおおw
Aちゃんw
あらら^^
楽しかったならよかった!
うまくいきそうなのかw仲良くしてねーww
リーダーww
何をwww
安田さんちょいちょいw
おw牛乳早飲みでた!
あれすごいよね。
牧場でのやつw吐いたんだよね?あれ安田さんじゃなかったけ?
ビートルズw
お。いきなりパーフェクト。
最近のゲストは上手いなぁ。
お!!
おおおおお!!!!!
伊藤さんすげぇぇぇ!!!!
「あなたすごいんだね」
Nw
目が怖いww
「ウチのボスがいますから」
Oくん!?
いきなりドジ踏んだが?ww
可愛い。
おおwSちゃんナイスキャッチw
リーダーの軌道補正が可愛いww
ことごとく輪をくぐるリーダーww
ターゲットがマッチョww
後ろからみたら少女時代ww
足がきれいなんですねわかります^^
ぴっちゃぴっちゃってなんだよww
山!!
Aちゃんw
「俺左でもいけるよな」
楽しんじゃってるww
なんでも楽しむAちゃんいいよ^^
あー、惜しいっ><
Sちゃんwプレッシャーに弱いww
凝視してるリーダー。
「じゃあ現地集合ね」
現地いかなかったww
楽しそうな天然。
おい、Nなんで今リーダーに寄った?
安田さんっ!
オイシイところ狙ってるw
あらまぁww
混乱を呼ぶ男だね^^^^
おおおお!!
倒れた!!
安田ww
久々のホッケーだ。
安田さんw謝んなwww
おおお。
こりゃ勝ち目ないわ。
おw
ブルーパック増量ww
ちょっと待て!A!!
やめろww
やめろよwww
多いわww
リーダー止めてww
でもAちゃんが楽しいのをみんながよかったよかったって感じで見てるのがいいね^^
Aちゃんの早さをリーダーで弱めるのがいい感じ^^
お疲れーw
ダメ嵐は誰だー!
Aちゃん核心をついてくるなww
またとばっちりかリーダー。
あれ?ドロドロww
Jww
久々じゃね?落ちるのww
落ち方可愛いなぁww

次回は!
リーダーJに縋ってる可愛い!
後輩相手なのにww
最近は負け続きかな?それでもいいけど!^^

「ガッチャンだよ」
A氏ww

わーい。

2011年07月29日 20時28分07秒 | ☆Weblog
明日から3連休だぁ^^

・・・

三連休で喜んでる私、それでいいのか・・・?

う~っ、集中講義もまだあるし、テスト期間も4日から始まるし・・・

新学期は早々図書館での発表もあるだろうし。

ハードだ・・・私にはハードだ・・・

てか、結局どれくらい休めんの?


14.何で謝るの?(ガルゾル)

2011年07月29日 17時26分37秒 | ☆小説倉庫(↓達)

いない。

ここにも、

ここにも、

どこにもいない。


「ゾルル・・・」
暗い家の中、疲れて帰ってきたガルルを迎えてくれる人はいない。
他の隊員たちの居場所はわかっている。仕事なのだ。
けれども、アサシンの任務があるとは聞いていない。
小隊に組まれたゾルルの予定は、例え隠密行動であろうとも、それなりの報告が隊長のもとに来るはずだった。
それがないということは、彼は今日フリーなわけだ。
いつも甲斐甲斐しく家のことをやってくれるゾルルは、ガルルにしてみれば妻のようなもので。
だから、帰ってきた自分を迎えてくれる、基本インドアな彼の姿を、当たり前のように思っていたのだけれど。
今日に限って、それがない。
「どこかへ行ったのか・・・?」
それなら、どこかにメモでもありそうなものなのだが。
それすらもないことに、ガルルの不安は増幅された。
とりあえず落ち着こうと、コーヒーを淹れる。
これも、いつもならゾルルがやってくれること。なんでもそうだ。彼に任せていた。
「む。薄いな。」
いつものコーヒーとは、ちょっと違う。
彼のくれるものは、ガルルに毎日少しの幸福を与えてくれていた。
大佐に教わったのだというブレンドティーも、ドロロにもらったのだという観葉植物も、嫌な顔一つせずこなす掃除も、ガルルにとって、いや、この小隊にとって欠かせないことで。
最初は社会不適合者だったゾルルも、今では誰より庶民的な思考の持ち主だ。
小隊のためにもらったこの住処も、管理しているのはゾルルだと言っていい。
ただしそれは、最近になって仕事の減ったアサシンを憂う要素でもあるけれど。
アサシンの仕事が少ないのは良いことだ。
彼らが動く理由は物騒なことでしかない。彼らが動けばまた悲惨なことが起こる。
それは変えられようのない事実で。
そのために存在する彼らが、こうして幸せでいること。それはつまり、軍の平和でもあるのではないだろうか。
そんな象徴的な存在。
「平和だ・・・何もない。」
リビングだけに明かりがついている、今。
自分以外の動物は、ここにはいない。
何もない平和。
誰もいない虚しさ。
落ち着きすぎて、悲しくなった。
「ゾルル、好きだ。」
そんなことを言っても、照れて背けられる顔もなく。
「誰よりも、」
好き放題言う自分の、一日天下。
「愛している。」
それは本当だ。
けれども、何故か不安になる心。
ゾルルがいない。
何故?
自分の所為ではないだろうな。
だって、自分からどこかへ行こうなんてしないから。
きっと何か理由があるんだ。
その理由が、自分でないことを祈る。
いや、祈っているだけではダメか。
空になったカップを水に浸けて、椅子に座り直す。こうしないとゾルルは怒るのだ。色がつくからと。
「愛しているよ、愛してる・・・よな。」
自信がないのは、やましい証拠。
思い当たる節がないわけではないから、こんなに不安になる。
「お前だけだ。」
ゾルルだけなのだ。こんな気持ちにさせるのは。
こんなに自分を大切にしてくれるのは。
好きなのに、その気持ちにチクリと刺さる針のようなもの。
それが罪悪感であるならば、自分は自分の気持ちにさえも嘘をついて、何重にも重ねた嘘を、愛しい人についている。
自分は八方美人な方ではない。
仕事での愛想笑いはするが、決して心のこもったものではない。
だから、自分が好ましいと思ったものは、確かに好ましいのだと思う。
大佐、ジララ・・・
最初こそ苦手であった上司は、今では朴っておけない存在で。
大嫌いだったアサシンは、実はすごく優しい人で。
だから、好きなのだ。
安心する場所ならいくらでもある。
少し怖いけれど、シャインの隣は自然体でいられるような気がする。
大佐の執務室は集会所みたいで、いつも人がいる。
大佐と二人きりになっても、そこにはゆっくりとした空気が流れるだけ。
グララの傍にいると、彼はなんでもない話をしてくれる。
そんな、いくつもある自分の居場所。
それがゾルルとの時間に勝ることなんて、ありえないことだと思うか?
移ろっているのは彼の足だけではない。自分の心だってそうだ。
何も変わらず、いつも自分を迎えてくれていたゾルル。
自分の帰りが遅くなっても、その理由を聞かなかったのは、
優しいんじゃなくて、悲しいんだ。
急に広く感じたリビングの、片隅の椅子に座る自分。
沢山の人に囲まれて、沢山の優しさに触れて、そうして今日も、この場所に帰ってこれる。
幸せに、気をゆるまされてはいけない。
「ゾルル。」
帰ってきてくれないだろうか。
どこに行ったかはしらないけれど、そこはお前にとってどんな場所なんだ?
普通のことがないだけで、自分はこんなにも不安になる。
一番安心できる場所が、今はとても怖い。

―ガチャ

扉の開く音と、明かりのついているリビングをひょっこりと覗く赤い目。
「帰って、いた、のか・・・」
ぎこちないその声が、何よりも愛おしい。
「ゾルル・・・!」
いきなり立ち上がって自分の元へズンズンと歩いてくるガルルを見て、ゾルルは一歩後ずさった。
しかし、それを許さぬ強い抱擁。
「!?」
「おかえり、ゾルル。」
「は・・・?」
何がなんだか分からないといった様子のゾルルに、ガルルはそっと微笑む。
あぁ、やはり抱きしめるのは、彼がいい。
「ごめんな。」
「何が、だ。」
「いや、こっちの話だ。」
お前だけだと言ったのに。
他の場所であんなに楽しそうに笑う自分が、こんなに恨めしいとは思わなかった。
「どこへ行っていたんだ?」
腕を離して少し不安げに問えば、ゾルルは右手に持ったものをズイと差し出した。
「これ。」
紙袋。
中を確認すると、沢山の缶。
「これは・・・?」
「コーヒー・・・と、お茶。大佐が、もってい、け、と・・・」
「大佐が?」
沢山もらったのだという。
けれども大佐はこだわりが強いから、好きなブランドのものしか飲まない。
そこで、ゾルルに電話をしたのだ。
(奥様コミュニティ・・・)
なんだか世間が出来てしまったようだ。
仕事場ではない雰囲気に、ガルルはひどく脱力する。
「それ、と・・・これ。」
ゾルルが続いて出したのは、短刀。
思わず神経が張る。
「どうしたんだ?」
鞘に綺麗な装飾がしてある。
「グララ、大尉・・・から、もらっ、た。」
「なんでまた。」
「知らん。やる、と。」
「へぇ・・・」
アサシンは、武器の貸し借りや献上などもするのだろうか。
「ガルル。」
「ん?」
銀色の装飾を眺めながらガルルが返事をすると、ゾルルはジッと見つめてから、プイと横を向いた。
「なんだ?」
「・・・何で、謝ったん、だ?」
「え?あぁ、気にしないでくれ。」
「する。」
「・・・いや、本当になんでも・・・あぁ、分かった、そんな目で見ないでくれ。」
ジトッとした目つきで睨まれて、ガルルは縮こまる。
少し気まずいのだが。
「お前がいなくて、俺は少し身を正されたんだ。最近の俺は、お前との時間を大切にできていないとね。」
情けない話だと、ガルルは苦笑して見せた。
ゾルルは黙って聞いている。
「執務室は心地良いよ。でも、この家には敵わない。」
「本当に、か?」
疑う視線は変わらない。
けれどもそこにあるのは不安であって、見限られているわけではない。
「本当さ。」
だからこうして、お前を抱きしめたんだ。
「俺はこの小隊が好きだよ。誰より、何より、お前が好きだ。」
大佐、尊敬しています。
ジララ、友達になってください。
その程度のことを、なんて大げさに思っていたんだろう。
恋と愛とを区別できないほど、子どもではないのに。
だから、
「ごめんな。謝らせてくれ。俺は、一瞬でも優先順位を間違えた。」
そのことが、とても愚かしいことのように思えてしまう。
許して。
ここにいて。
どこにも行かないで。

子どものように縋りたい心が、誰よりお前を求めるのが切なくて。




_______


こんにちは。あとがきです。
小説ではお久しぶりです!!
いやまったく書いてなかったんで、もう書けないかと・・・←
ほとんどガルルの心情ですけど、これでもガルゾルです!!
最近グララばっかり書いてたんで、名前間違ってたりしたら教えてください・・・

雨が降った

2011年07月29日 17時07分34秒 | ☆Weblog
それもいいだろう

本が読める。



武者小路実篤のこの言葉ばかり思い浮かべるそんな毎日です。
逆なんですけどね。
本が読みたいから、思浮かべるんだろうなぁ。

最近思ったのは、私の中での読書の優先順位が意外と低いってこと。
机の上に積んであるだけの本は、コツコツ読めば確実に減っていくはずなのに。
まぁ、私は一気に読んでから、ぺらぺらともう一度読み直す派なんで。
心に余裕がないと本当に無理。
読書家なんていうものとは縁も遠いわけなんだけど。
やっぱ、読みたくない本を読んでいたのも原因として一つあるよな、とも思うわけですよ。
私は今までずっと、好きな本しか読まなかった。
そんなんで司書になりたいだなんてね。今じゃ笑っちゃいますよ。
中途半端な気持ちで耐えられる講義じゃない・・・
まぁ、そんなわけで、好きな本しか読んでいなかった私は、急に課題の本を読まされて、
別段面白くもなく、
もちろん興味はあるんだけど、意識がいつもどこか離れてて、
引き込まれるっていう感覚がどういうものだったか、ちょっと忘れかけているわけで。
それがすごく悲しいと同時に、悔しい。
私はあそこで何を学びたいんだろう。
言葉か、文化か、創作か、資格か・・・
好きなものを好きでいたくて、あんなところまで行っているのに。
嫌いになりそうになる自分が、とっても弱いんだなぁ、と。

歳を重ねるごとに、自分の甘えは叩き直される。

そんな感じ。

まぁ、今日も性懲りもなく本を買うわけですが。
ダメだよ母さん、私に図書カードなんてあげちゃ(笑
全部机に積まれちゃう。

もう絵なんて描く暇ないくらい。

言葉が好き。