鑑賞日:2018.2.12
評価:5.5
奈良地方に局地的に降った雪が積もった朝。この日は家族と次女のクラスメート親子を車で大阪の北摂まで送って行くことになっていた。朝早く起きて準備して車のフロントガラスの霜を溶かそうとドアを開けた瞬間ビックリ!霜どころか一面の銀世界ではないか!なんとか車で出発したものの、最寄駅の踏切を渡ったところで車を断念。ご一行には電車で目的地に向かった貰うことにした(ちなみに大阪市内や北摂地方は雪ではなかったらしい)。その後私は家に帰ろうと車を動かすが、坂道で悉く停止車両があり、迂回すべく隣の駅付近をうろつくもなかなか突破口が見いだせない。普通に戻れば3分かからない道のりに40分ぐらいかかって帰宅することになった。雪国の人にとってはあたりまえの光景も、奈良では正に「奇跡の実話」な朝である。
さて、期せずしてひとり暇になった私は、「映画でも見るか」と高の原イオンシネマへ行くことに。イオンの株主優待がきわめて有能で、「いつ観ても1000円、しかもポップコーンorドリンク券付」ということで最近はイオンシネマにも顔を出すようになった。乗り換えを含め電車で3駅の「高の原」にあるイオンは奈良県と京都府にまたがる県境のモールであるが、着いてびっくり!なんとここには雪の形跡がほとんどなく、数キロの差で全然違うんやと驚いてしまう。
雪の話が映画の話よりも長くなってしまった・・・で、映画であるが、「マンハント」「今夜ロマンス劇場で」などと天秤にかけて迷った挙句に選んだ作品は「8年越しの奇跡」。佐藤健・土屋大鳳が主演する実話をもとにしたもので、この冬最もヒットした作品である。最後はハッピーエンドになるというストーリーの結末が判っているのでドキドキしないのが残念だが、描写はそこそこ細かく、それなりにいい映画だと思った。それにしても土屋大鳳という女優は評価の分かれるところで、好きという人もいればアンチの声も聞くし、正直よくわからないなあ(自分はどちらかと言えば好きな感じ)。
ラストの小豆島のシーンは完全にフィクションだと思うがどうだろう。素直に受け止めりゃいいものを最後にひと山作らないと映画にならないのだとわかってしまう自分の感性の無さはきっと映画や芸術に不向きな人間性を体現していて、いつも微妙な気分で映画館を出る羽目になる。俺って映画鑑賞に向いていないのかなあ。
評価:5.5
奈良地方に局地的に降った雪が積もった朝。この日は家族と次女のクラスメート親子を車で大阪の北摂まで送って行くことになっていた。朝早く起きて準備して車のフロントガラスの霜を溶かそうとドアを開けた瞬間ビックリ!霜どころか一面の銀世界ではないか!なんとか車で出発したものの、最寄駅の踏切を渡ったところで車を断念。ご一行には電車で目的地に向かった貰うことにした(ちなみに大阪市内や北摂地方は雪ではなかったらしい)。その後私は家に帰ろうと車を動かすが、坂道で悉く停止車両があり、迂回すべく隣の駅付近をうろつくもなかなか突破口が見いだせない。普通に戻れば3分かからない道のりに40分ぐらいかかって帰宅することになった。雪国の人にとってはあたりまえの光景も、奈良では正に「奇跡の実話」な朝である。
さて、期せずしてひとり暇になった私は、「映画でも見るか」と高の原イオンシネマへ行くことに。イオンの株主優待がきわめて有能で、「いつ観ても1000円、しかもポップコーンorドリンク券付」ということで最近はイオンシネマにも顔を出すようになった。乗り換えを含め電車で3駅の「高の原」にあるイオンは奈良県と京都府にまたがる県境のモールであるが、着いてびっくり!なんとここには雪の形跡がほとんどなく、数キロの差で全然違うんやと驚いてしまう。
雪の話が映画の話よりも長くなってしまった・・・で、映画であるが、「マンハント」「今夜ロマンス劇場で」などと天秤にかけて迷った挙句に選んだ作品は「8年越しの奇跡」。佐藤健・土屋大鳳が主演する実話をもとにしたもので、この冬最もヒットした作品である。最後はハッピーエンドになるというストーリーの結末が判っているのでドキドキしないのが残念だが、描写はそこそこ細かく、それなりにいい映画だと思った。それにしても土屋大鳳という女優は評価の分かれるところで、好きという人もいればアンチの声も聞くし、正直よくわからないなあ(自分はどちらかと言えば好きな感じ)。
ラストの小豆島のシーンは完全にフィクションだと思うがどうだろう。素直に受け止めりゃいいものを最後にひと山作らないと映画にならないのだとわかってしまう自分の感性の無さはきっと映画や芸術に不向きな人間性を体現していて、いつも微妙な気分で映画館を出る羽目になる。俺って映画鑑賞に向いていないのかなあ。