11月4日(土)、セレッソ大阪はJリーグ参入以降初のタイトルである、「2017ヤマザキルヴァンカップ」を制覇した。できることなら埼玉まで行きたかったけど今回は我慢して、娘二人とテレビの前に鎮座して一部始終を見届けた。観戦のお供はもちろんヤマザキビスケット社のおやつ(5種類!)である。地上波生放送で埼玉スタジアムの青空が映った時の美しさと誇らしさは筆舌に尽くしがたいものがある。
試合内容はご存知の方も多いだろう。開始1分、いきなりの健勇弾に驚き(川崎DFの信じられないミス!)、その後は一方的に攻められる展開にドキドキハラハラして90分を過ごし、後半ATにカウンターからソウザが終わりを告げる一撃を決めたところで優勝を確信して思わず叫んでしまった。娘と一緒だったから自重したけど、スタジアムに行ってたらたぶんここで号泣していたと思う。ソウザのゴールでテンションが上がっちゃって、表彰式になるころには結構冷静になっていた気がする。優勝は素直にうれしいけど、無冠が続くことになってしまった強豪・川崎フロンターレを慮るとちょっと心苦しいものがある。(でも川崎はウチの持っていない「J2優勝」を2回やっていたんじゃなかったっけ?)
思えばセレッソにハマったのは2000年(平成12年、当時23歳)やったから、もう17年も経った。あのころは大学卒業したての青年だった俺も、いまでは四十路のおっさんになってしまった。ところで、セレッソってのは不思議なチームで、昔から必ずといっていいほどシーズンのどこかで「今年の大一番」みたいな試合がある。
2000 長居の悲劇① (現地観戦)
2001 J2降格&天皇杯準優勝 (天皇杯:準決勝@埼玉、決勝@国立を現地観戦)
2002 J1昇格 (昇格決定試合を現地観戦)
2003 天皇杯準優勝
2004 最終節J1残留
2005 長居の悲劇② (現地観戦)
2006 J2降格 (降格決定試合を現地観戦)
2007 香川デビュー 【2007.4 ロサンゼルス転勤】
2008 香川&乾コンビスタート
2009 J1昇格
2010 ACL出場権獲得
2011 ACLベスト8 【2011.9 日本帰任】
2012 最終節J1残留
2013 ACL出場権獲得
2014 J2降格
2015 J1昇格プレーオフファイナル敗退
2016 J1昇格 プレーオフ優勝
2017 ルヴァンカップファイナル
(「2ちゃんねる」セレッソ板より一部加筆修正)
いい年も悪い年もあるけど、中位をだらだら行き来して見せ場がないままシーズンを終えるようなことは決してないので、リーグの中でも比較的エンタテイメント性が高いクラブなのではないだろうか。これが褒め言葉なのかどうかはよく判らないが。
リーグ戦、カップ戦を総合的に考えると、今年は実は史上最も成績のいい年ではないかと思える奇跡の年なのかもしれない。リーグ優勝には届かなくなったものの、現在3位でACL圏内だし、天皇杯も12月23日の準決勝に駒を進めている。ひょっとしたら無冠から一気に2冠なんてことも十分に考えられる。まだまだワクワクドキドキが終わらない。
3年前は大枚はたいてフォルランを獲得したくせにグダグダなクラブ運営から降格ロードを驀進していた。
一昨年の今頃は、下位に取りこぼしまくって大宮(首位)、磐田(2位)、福岡(3位)と引き離されて行った。
昨年の今頃は、2年連続で自動昇格の望みが薄くなり、大熊采配に愚痴ばっかり言っていた。
この頃に戻って「2017年の秋にセレッソが優勝カップを掲げるんですよ~」って言っても誰も信じてくれないやろなあ。
ということは、逆もあるわけで、来年の今頃、セレッソは降格争いの真っただ中にいる可能性だって十分にあるといえる。実際に、リーグ優勝に肉薄した2000年、2005年だったが、その翌年(2001年、2006年)は降格の憂き目にあっている。だから、セレッソファンは安心しないし慢心しない。今目の前にある景色を十分に楽しんで、次の試合を楽しみに待つ。きっと死ぬまでその繰り返しなんだろう。世界中に無数にいるフットボール馬鹿たちはみんな。
試合内容はご存知の方も多いだろう。開始1分、いきなりの健勇弾に驚き(川崎DFの信じられないミス!)、その後は一方的に攻められる展開にドキドキハラハラして90分を過ごし、後半ATにカウンターからソウザが終わりを告げる一撃を決めたところで優勝を確信して思わず叫んでしまった。娘と一緒だったから自重したけど、スタジアムに行ってたらたぶんここで号泣していたと思う。ソウザのゴールでテンションが上がっちゃって、表彰式になるころには結構冷静になっていた気がする。優勝は素直にうれしいけど、無冠が続くことになってしまった強豪・川崎フロンターレを慮るとちょっと心苦しいものがある。(でも川崎はウチの持っていない「J2優勝」を2回やっていたんじゃなかったっけ?)
思えばセレッソにハマったのは2000年(平成12年、当時23歳)やったから、もう17年も経った。あのころは大学卒業したての青年だった俺も、いまでは四十路のおっさんになってしまった。ところで、セレッソってのは不思議なチームで、昔から必ずといっていいほどシーズンのどこかで「今年の大一番」みたいな試合がある。
2000 長居の悲劇① (現地観戦)
2001 J2降格&天皇杯準優勝 (天皇杯:準決勝@埼玉、決勝@国立を現地観戦)
2002 J1昇格 (昇格決定試合を現地観戦)
2003 天皇杯準優勝
2004 最終節J1残留
2005 長居の悲劇② (現地観戦)
2006 J2降格 (降格決定試合を現地観戦)
2007 香川デビュー 【2007.4 ロサンゼルス転勤】
2008 香川&乾コンビスタート
2009 J1昇格
2010 ACL出場権獲得
2011 ACLベスト8 【2011.9 日本帰任】
2012 最終節J1残留
2013 ACL出場権獲得
2014 J2降格
2015 J1昇格プレーオフファイナル敗退
2016 J1昇格 プレーオフ優勝
2017 ルヴァンカップファイナル
(「2ちゃんねる」セレッソ板より一部加筆修正)
いい年も悪い年もあるけど、中位をだらだら行き来して見せ場がないままシーズンを終えるようなことは決してないので、リーグの中でも比較的エンタテイメント性が高いクラブなのではないだろうか。これが褒め言葉なのかどうかはよく判らないが。
リーグ戦、カップ戦を総合的に考えると、今年は実は史上最も成績のいい年ではないかと思える奇跡の年なのかもしれない。リーグ優勝には届かなくなったものの、現在3位でACL圏内だし、天皇杯も12月23日の準決勝に駒を進めている。ひょっとしたら無冠から一気に2冠なんてことも十分に考えられる。まだまだワクワクドキドキが終わらない。
3年前は大枚はたいてフォルランを獲得したくせにグダグダなクラブ運営から降格ロードを驀進していた。
一昨年の今頃は、下位に取りこぼしまくって大宮(首位)、磐田(2位)、福岡(3位)と引き離されて行った。
昨年の今頃は、2年連続で自動昇格の望みが薄くなり、大熊采配に愚痴ばっかり言っていた。
この頃に戻って「2017年の秋にセレッソが優勝カップを掲げるんですよ~」って言っても誰も信じてくれないやろなあ。
ということは、逆もあるわけで、来年の今頃、セレッソは降格争いの真っただ中にいる可能性だって十分にあるといえる。実際に、リーグ優勝に肉薄した2000年、2005年だったが、その翌年(2001年、2006年)は降格の憂き目にあっている。だから、セレッソファンは安心しないし慢心しない。今目の前にある景色を十分に楽しんで、次の試合を楽しみに待つ。きっと死ぬまでその繰り返しなんだろう。世界中に無数にいるフットボール馬鹿たちはみんな。