アラフォーの「あをによし」ブログ

奈良に住むアラフォーのおっさんの日常をつづります。ほんまにどこにでもいるおっさんです。

「世界○○」への違和感。

2017-09-09 10:27:30 | 考えたこと
 こないだ新聞のテレビ欄に「世界新体操」なる表記があったのに妙な違和感を覚えた。たぶん語呂が悪いからだと思う。体操の世界選手権だから「世界体操」であるのだろうが、そういえば近年のこの手の大会はいつも「世界陸上」「世界バレー」「世界水泳」「世界卓球」みたいなネーミングが付く。「世界野球」と「世界サッカー」は聞いたことがないなあ。

 「世界○○」に共通しているのは、どこかのテレビ局(キー局)が独占中継権を持っていて、大会の数週間~数日前からこれでもかと宣伝を押し出す。スポーツニュースで特集が組まれたり、番組内でテロップ広告やニュースキャスターの前に広告版が置かれていたり、気合いが入っている局は選手をニュースやバラエティに呼び出したりさえする(特に某フジテレビ)。バラエティにバレーボール選手が出ているのには賛否両論あるようだが、私が違和感を覚えるのは、それ以外のテレビ局が「ガン無視」を貫いていること。大会が始まってからも放送する局は局を挙げての盛り上げ祭りをしている一方、他局ではスポーツニュースでも少ししか扱わなかったり、中にはニュース映像さえ放送しない局も多い。ニュースとして取り扱うと、他局のコンテンツの宣伝になってしまうということなのだろうか。この温度差が際立つから、僕はいつもこの手の大会を素直に受け入れられないんだと思う。そりゃあ、独占放送権だから多額のお金を要したことやスポンサーの関係とかがあるのはわかるのだが、露骨に無視しあうのはどうかと思うのは私だけだろうか?

最新の画像もっと見る

コメントを投稿