筑波峯(TUKUBANE)

奈良学友会(奈良大学文学部文化財歴史学科同窓会)関東支部報

奈良学友会 関東支部報「筑波峯」3号

2010-06-11 19:51:29 | 日記
奈良学友会 関東支部報「筑波峯」3号を発行しました。
内容は、5月22日に行われた奈良歴史地理の会 講演 元帝塚山大学 岩本 次郎教授による
「平城京条坊研究の先駆者 北浦定政」の紹介と、5月15日に行われた奈良学友会第3回総会の報告です。ぜひ、ご覧ください。会報は、インターネットエクスプローラー上にあるSkydriveに張り付けてあります。今回は印刷ぶちでご勘弁ください。機械のトラブルです。
本部より、多くの会員や在校生に「特別現地研修 琵琶湖上スクーリング」の参加を呼び掛け下さいという連絡がありました。「奈良学友会たり 第8号」に掲載されていますが、再録をいたします。
参加希望の方は、奈良学友会本部までおご連絡ください。

日 時  2010年8月9日(月)
集合時間 午前9時30分 大津市浜大津港
講 師  奈良大学 坂井 秀弥教授
研修内容 船上から琵琶湖周辺の文化財、遺跡の見学。沖島や竹生島への上陸
     *船上特別文化財講座 2講座
参加費  6000円(船代、昼食代。拝観料を含む)
参加対象者 奈良大学卒業生・在校生・奈良大学関係者 および 同伴者
その他  参加申し込みされた方には、後日案内をお送りします。

(追記)
「文化財歴史研究会」の運営委員の募集を「筑波峯」第3号と一緒にお送りいたしました。
研究会の趣旨は、卒業生にとり研究発表の場として活動をしていきます。在校生には、卒業生の
卒論やその後の研究成果を聞くことで自分の卒論の参考になると考えています。
さらに、発表会の後、質疑応答で、卒業生や在校生による意見交換により、お互いの研究の充実を
図っていく会となるよう考えています。ぜひ、運営委員になるようお願いいたします。     

関東の奈良 武蔵国分寺・武蔵国衙を訪ねて

2010-06-09 16:57:06 | 日記
 6月6日(日)、奈良学友会 関東支部では、奈良線と1300年を記念し、武蔵国分寺、国衙の見学会を行いました。当日は、天気も良く、少し暑いぐらいでした。参加者は会員や在校生を含め31名でした。
国分寺の案内をしてくださるガイドさん2名は、わざわざ集合場所までおいでくださり、出発時点から案内をいただきました。最初に、東山道意向再生展示を見ました。当時の道幅を示す印が展示場の前後にありました。12メートルの道幅は思った以上に広く感じられました。展示場から都立国分寺公園を向け、真姿の池に行きました。真姿の池は、国分寺から田園調布までつながる国分寺段丘の始まりで、高低差が約10~15メートルほどありました。今日でも湧水がわいていますが、奈良時代には今以上流水量があったようです。真姿の池から2班に分かれ、資料館や現在の国分寺、薬師堂を見学しました。
国分寺跡や7重の塔跡の見学をお終えた後、国分尼寺に集合し昼食をとりました。昼食時は。大きな木陰の下で食べました。昼食後、伝鎌倉街道をとおり、西国分寺駅に向かいました。
電車で府中本町まで行き、大國魂神社に参拝しました。神社では、神主さんの案内で宝物館や社殿の説明を受けました。神主さんの説明では、来年鎮座1900年祭を迎えることや源義家が欧州に軍をすすめるときひっ京を祈願するためによったことなど、歴史の古さを感じる説明をしていただきました。
神社の後は、国衙後を経由し府中の森博物館に行きました。府中の森博物館では、ガイドさんが「暗闇まつり」と奈良時代の武蔵国を中心に説明をしていただきました。
予定より遅れて4時30分ごろ解散をしました。
そのあと、有志で懇親会を行いました。
今回の見学会は、かなり欲張りすぎたようで、歩く距離も長く、歩き疲れた方も多かったようです。また、係の打ち合わせも悪く、府中の森博物間では入場に際しトラブルがあったことを深くお詫び申し上げます。次回は、子今回の見学会の問題点を明らかにし、より楽しい見学会を実施していきたいと考えています。
よろしくお願いいたします。