4月8日、奈良学友会関東支部と奈良大学同窓生の共催で「鎌倉見学会」が行われました。
当日は、晴天の上、鎌倉市の祭りと重なり、数多くの観光客でごった返していました。
鎌倉市役所の前で集合しましたが、その折にも、鎌倉祭に参加するのでしょう武士の姿をした
人々が通り過ぎて行きました。
守屋さんや今日の見学会の計画を立ててくださった中田さんのあいさつの後、本日の講師である福田先生の
紹介がありました。
見学会は、初め市役所のそばにある御成小学校の前を通過しました。
御成小学校の正門は、天皇の保養地が鎌倉にあった時代のものをいただき、代々その形を継承している風格のある門でした。
眼前にある校舎も木造で、2つ塔がある和洋折衷の優れた建造物です。
六地蔵を過ぎ、和田塚跡を見学しました。
和田塚は、鎌倉初期、北条氏によって滅亡させられた和田一族の霊を祭る場所です。
この地に和田塚が設置されたのは、海岸までの道路を造る際、数多くの人骨が発見されたこと、和田一族の滅亡に関係
が深い場所として設置されたそうです。
鎌倉時代、町と周辺部の区別が明確で、死者は周辺部に埋葬されたそうです。現在でも、鎌倉にやぐらが多く存在するのは
がけ地が鎌倉の周辺部という認識があったからといえます。
次に、甘縄神明社に行きました。
甘縄神明社は鎌倉最古の神社とされています。北条氏とも関係が深く北条時宗産屋の井戸が残っています。
次に訪れたのは鎌倉大仏で有名な高徳院です。
鎌倉大仏はいつ見てもいいものです。昼食を兼ね、礎石探しを行いました。全部で40ほどの礎石が残されているようですが、
実は食事をしたところが礎石だったのです。
今回。福田先生の説明がなければただの大きな石としか思えません。知るほどに物の見方が変わるよい例といえます。
ついでに、大仏様の横顔を
晴天の下では、大仏さまもより一層美男子に見えました。
食事の後、長谷寺を見学しました。
ここも鎌倉の名所で、ひときわ参拝者が多く、身動きが出来ないほどでした。
桜をはじめ春を告げる花々が庭せましと咲いていました。
それに今日は花まつり、参拝されている人々はどんな願いをかけているのでしょうか。
次に、御霊神社に行きました。
御霊神社は「権五郎神社」とも称され、鎌倉の地を開拓した鎌倉権五郎の霊を祭る神社です。
当日は、祭礼に際し、神輿を保管場所から出す貴重な場面に出会いました。
最後に、極楽寺の切通しを通り、極楽寺に向かいました。
極楽寺では、毎年4月8日、花まつりに合わせ、忍生塔の公開が行われます。今回の見学会も、祝日と重なることで
計画されました。
忍生塔や極楽寺そのものが狭いので、極楽寺の鎮守熊野神社で2班に別れ見学をしました。
途中では、山桜の大木が空を切り裂くように満開の姿をみせてくれました。
極楽寺では、時間が限られゆっくり見学はできませんでしたが、鎌倉時代、数多くの土木工事や人々の救済を
行った「忍生」の人徳を感自させる厳かな雰囲気が感じられました。
特に、3時に閉門となるところでしたが、極楽寺さんのご厚意により全員が見終わるまで忍生塔の施錠を待っていただきました。
本当に感謝に堪えません。ありがとうございました。
本日の見学会は、ここ極楽寺で終了となりました。
今回の見学会には、奈良学友会や在校生だけでなく、群馬県から結城さんたちのグループ、中田さんとの関係で慶応通信学部の
グループというように枠を超えた楽しい見学会でした。最初は総勢140名と聞き、どうなるのか心配をしましたが、
怪我人もなく無事終えることができたことに感謝します。
守屋さん、中田さん、講師の福田先生、見学会の計画から実施まできめ細かくご配慮いただきありがとうございました。
楽しい見学会でした。
ありがとうございました。
当日は、晴天の上、鎌倉市の祭りと重なり、数多くの観光客でごった返していました。
鎌倉市役所の前で集合しましたが、その折にも、鎌倉祭に参加するのでしょう武士の姿をした
人々が通り過ぎて行きました。
守屋さんや今日の見学会の計画を立ててくださった中田さんのあいさつの後、本日の講師である福田先生の
紹介がありました。
見学会は、初め市役所のそばにある御成小学校の前を通過しました。
御成小学校の正門は、天皇の保養地が鎌倉にあった時代のものをいただき、代々その形を継承している風格のある門でした。
眼前にある校舎も木造で、2つ塔がある和洋折衷の優れた建造物です。
六地蔵を過ぎ、和田塚跡を見学しました。
和田塚は、鎌倉初期、北条氏によって滅亡させられた和田一族の霊を祭る場所です。
この地に和田塚が設置されたのは、海岸までの道路を造る際、数多くの人骨が発見されたこと、和田一族の滅亡に関係
が深い場所として設置されたそうです。
鎌倉時代、町と周辺部の区別が明確で、死者は周辺部に埋葬されたそうです。現在でも、鎌倉にやぐらが多く存在するのは
がけ地が鎌倉の周辺部という認識があったからといえます。
次に、甘縄神明社に行きました。
甘縄神明社は鎌倉最古の神社とされています。北条氏とも関係が深く北条時宗産屋の井戸が残っています。
次に訪れたのは鎌倉大仏で有名な高徳院です。
鎌倉大仏はいつ見てもいいものです。昼食を兼ね、礎石探しを行いました。全部で40ほどの礎石が残されているようですが、
実は食事をしたところが礎石だったのです。
今回。福田先生の説明がなければただの大きな石としか思えません。知るほどに物の見方が変わるよい例といえます。
ついでに、大仏様の横顔を
晴天の下では、大仏さまもより一層美男子に見えました。
食事の後、長谷寺を見学しました。
ここも鎌倉の名所で、ひときわ参拝者が多く、身動きが出来ないほどでした。
桜をはじめ春を告げる花々が庭せましと咲いていました。
それに今日は花まつり、参拝されている人々はどんな願いをかけているのでしょうか。
次に、御霊神社に行きました。
御霊神社は「権五郎神社」とも称され、鎌倉の地を開拓した鎌倉権五郎の霊を祭る神社です。
当日は、祭礼に際し、神輿を保管場所から出す貴重な場面に出会いました。
最後に、極楽寺の切通しを通り、極楽寺に向かいました。
極楽寺では、毎年4月8日、花まつりに合わせ、忍生塔の公開が行われます。今回の見学会も、祝日と重なることで
計画されました。
忍生塔や極楽寺そのものが狭いので、極楽寺の鎮守熊野神社で2班に別れ見学をしました。
途中では、山桜の大木が空を切り裂くように満開の姿をみせてくれました。
極楽寺では、時間が限られゆっくり見学はできませんでしたが、鎌倉時代、数多くの土木工事や人々の救済を
行った「忍生」の人徳を感自させる厳かな雰囲気が感じられました。
特に、3時に閉門となるところでしたが、極楽寺さんのご厚意により全員が見終わるまで忍生塔の施錠を待っていただきました。
本当に感謝に堪えません。ありがとうございました。
本日の見学会は、ここ極楽寺で終了となりました。
今回の見学会には、奈良学友会や在校生だけでなく、群馬県から結城さんたちのグループ、中田さんとの関係で慶応通信学部の
グループというように枠を超えた楽しい見学会でした。最初は総勢140名と聞き、どうなるのか心配をしましたが、
怪我人もなく無事終えることができたことに感謝します。
守屋さん、中田さん、講師の福田先生、見学会の計画から実施まできめ細かくご配慮いただきありがとうございました。
楽しい見学会でした。
ありがとうございました。