「古代武蔵国の新羅郡と高麗郡の成立の背景を探る」と題した第7回高麗郡建郡歴史シンポジュウム開催されたので、日高市生涯学習センターで聴講してきました。
古代武蔵国の中心部に位置する入間郡の一部に8世紀初期~中期にかけて相次いで朝鮮系の流れをくむ郡が設置されました。今回は古代新羅郡の実態を論議して高麗郡建郡の理解を深めました。
霊亀2年(716)に高麗郡、天平宝字2年(758)に新座郡が建郡された。(続日本紀)
シンポは4講演とデスカッションがありました。
1.「新羅郡の遺跡」:講師・鈴木一郎(和光市教育委員会)
志木市の遺跡:城山遺跡、田子山遺跡
新座市の遺跡:大和田カミ遺跡群、駒形遺跡
朝霞市の遺跡:稲荷山・郷戸遺跡、向山遺跡、馬堀遺跡、西久保遺跡
和光市の遺跡:花ノ木遺跡、吹上遺跡、下里遺跡、漆台遺跡等について解説があった。
2.「遺跡出土土器からみた新羅郡の実態」:講師・根本靖(所沢市教育委員会)
志木・朝霞・和光・新座の各市から出土した、須恵器・土師器について
3.「武蔵国からみた新羅郡と高麗郡の建郡」:講師・加藤恭朗(元坂戸市教育委員会)
新羅郡と高麗郡の古代寺院について
4.「新羅郡建郡の歴史的背景」:講師・柿沼亮介(早稲田大学高等学院経論)
文献史学からの講義
パネルディスカッション
「古代新羅郡と高麗郡の成立ーその実態をめぐってー」:コーディネーター・中野高行(日本高麗浪漫学会)
(デスカッション風景)
(パンフレット)
現代の朝鮮半島の諸情勢をめぐって古代朝鮮と古代日本を考えながらも、新羅郡の実態解明にはまだまだの時間があるように思えました。
詳しく、書いてありますので、参加したような、気分です。
有難うございます。
私は、歩中(アル中)ですので、先日も、松戸の
慶喜公の、弟 昭武公 幻の時期将軍の、別邸、戸定邸を、歩いてきました。殆ど、千葉大学になっていましたが、
お庭も、現存して、紅葉が綺麗でした。
又、すぐお正月が来ますね。寒暖の差が激しいので、お体ご自愛下さい。
よいお年をお迎えください。
古代高麗郡を中心に皆さん熱心なのに驚きます。
よい年をお迎えください、来年もよろしくお願いします。