岡崎慎司&エスパルスの志
オレンジごころ
自律にはいたみが伴います 17歳のカルテ(DVD)

原題 GIRL,INTERRUPTED(中断された少女)
/上映時間2時間7分
/字幕翻訳:太田直子
/サントラ盤:ロック・レコード
/原作:草思社「思春期病棟の少女たち」
監督: ジェームズ・マンゴールド
(1999年/アメリカ)日本公開2000年
なかなか、ショッキングなシーンもありましたが
内容的に深いな。と感じました
精神科病院のイメージとしては、ちょっと日本との違いがあります
描かれていたにのは、一人ひとりが違う生き方をしてきて
いろいろな問題を抱えていて
一番のテーマは共依存から自律していく道のりだと感じました
原作者の文章にも・・・(入院の経験者で、ノンフィクションだそうです)
「どうしてあんなところに入ったのか、と人は尋ねる。彼らが本当に知りたいのは、自分たちもそこに入るなんてことがあるだろうか、ということ。本音の方の質問に、私は答えられない。言えるのはこれだけ……入るのは簡単よ」
--スザンナ・ケイセン(原作者)
「共依存」とはアルコール依存症の夫を支えてしまう妻のように
自分自身の問題を解決することを置いておいて、
あいてのためにエネルギーを費やして、依存しあってしまう関係性です
一人ひとりが自律性を高めて、助け合ったり、協力し合っていくことが
大事です
もちろん、全面的に援助しなければならない時期や状況があったとしても、
ずっとそれが続くのではなく、自分自身の足で立ち上がり、歩んでいくこと
登場する少女たちの生きづらさは、わかりにくい面がありますが
最後には、痛みをともなってでも、越えていく様子が理解できます
個人的には、入院生活のなかで、楽しそうに遊ぶ姿に
本来、一人ひとりが持っている健康的な、エネルギーが感じられて
そこが好きでした
ついつい、仕事がらみの本や映画を見てしまうくせがあって困ります
もっと、広い世界を知らなくちゃ、と心掛けてはいるのですが~
でも、見てよかった



これまで、支えてくれた家族や職場やすべての、みなさんに感謝しています
ありですか?日本代表


これ、どうやって選ぶの~
テレビ放送して、東北の皆様にも見てほしいです~
「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )