老婆猫の縁側日記

パワフルおばさんの呟き

映画 マンマ・ミーア

2009-02-04 17:34:49 | 映画
今日は愛媛は春のような暖かさです。と、書き出すと北国のようですが、昨日までは本当に寒かったです。最高気温7度とか8度とか、北国の人には笑わそうな温度ですが……少々ハイになっています

     どんなことがあっても、笑っていよう。
     自分の人生がもっと好きになる。

のキャッチフレーズに魅せられて午前中”マンマ・ミーヤ”見てきました。

エーゲ海に浮かぶギリシャの小島を舞台に、母と娘の絆を描いた物語です。

ちょっとアムロナミエ似の20歳の娘・ソフィーは父親を知らずに育った。
ソフィーの夢は「パパと一緒にバージンロードを歩くこと」

母の日記からパパらしき三人を見つけ、結婚式の招待状を出す……

エーゲ海の真っ青な海に魅せられたり、そこにはハプニンが一杯。
歌に踊りにと観ている私もドキドキ、笑ったり、泣いたり

   ええっ どうなるの?どうなるの?

挙式前日。嫁ぐ娘と送り出す母、其々の思いが切ないくらい、愛情一杯に描かれています。

この世界で何が、誰が、一番大切なのか……


自分の人生をもっともっと好きになろう。もっともっと楽しもうと思いました。

又、私たちの年代の人達へのエールにも思えました


映画「あの空をおぼえている」

2008-05-14 10:11:14 | 映画
「不思議な世界」に迷い込んだような気分から始まります。

写真屋さんのお父さん(竹野内豊)・幼稚園の先生のお母さん(水野美紀)(お母さんのお腹には赤ちゃんが)そして、小学4年生のお兄ちゃん・可愛い・可愛い、とってもお茶目な妹。この女の子がまた・また可愛い過ぎ……

       いつも笑い声が絶えない家族に突然不幸が

     大切な人を無くした家族が「きずな」を取り戻し立ち直っていくストーリーです

家族のきずな・思いやり、又、無理のないストーリーに涙しました。
今、一度家族を考えさせられました。「家族っていいな~・素敵だな~」って

    
     
          そんな矢先、昨日とてもショックなことが有りました。

今シーズン初めての「○○サークル」5月13日午後一時半から。
代表者が、始めにあたり会の運営や方針・年間の予定やらを大きな声で説明。

その一時間後、代表者が倒れられたと……事務所の方がこられて「救急車を呼びましたから」と言われ

     (どうも本人が異変に気付き事務所まで行かれたようです)

代表者から説明があったあと、机の配置が、机を二つ離れて丁度私と代表者が向かい合わせの席で、目と目が合ったわけではないのですが、顔が合ったと言うか、その時も別段変わったようには感じなかったのですが……

                その夜、訃報が入りました。

            あまりにも人の命のはかなさに驚いています。

家族にあっては、何が何だか、いったい何が????????でしょう

私も、少々、まだまだ動揺しています。

映画では、残された家族が「きずな」を取り戻し立ち直りましたが……

            私と同じ年頃の奥様を思うと言葉もありません

      ただただご冥福をお祈りすることしか出来ません「安らかにお眠りください」合掌

映画『そのときは彼によろしく』

2007-06-08 08:09:23 | 映画
小さい頃、湖畔の廃バスを秘密基地にして遊んだ三人。
あの日の約束がたぐりよせる運命(さだめ)。彼女に残されたわずかな時間が……

物理学の教科書にも載っていない強い力、どんなに遠く離れていても、どんなに長い空白の時間があっても、惹かれあう強い力が有れば…繋がっている人々の奇跡の物語です。

無口で、不器用だけど、誠実な三人。
ドラマ自体に派手さは無いけれど、静がこんなに素敵なものかと思いました。
友情あり、恋愛もあり、又、親子の絆もあり、人の生死もある。

ストーリーも判りやすく優しくて、ファンタジーで、アクアプランツの緑にも癒され、良い事ずくめです。
緑がこんなに安らぎをもたらすことを再発見です。(それに長澤まさみちゃんが可愛いし、久しぶりの山田孝之君も、小日向さんも最高)
ドラマに出てくるような人たちが多くなると、争いなんて無くなるのに……

この映画は、若者も、大人も、今、忘れかけている大切なものは何か、を、見つけてくれるドラマだと思います。映画の途中からは、奇跡が起こることを願いながら観ていました。
ジワーッと涙がにじみでて、優しくなっていく自分を感じました。

我が旦那様に、今日の『お帰り』はいつもと違う気分で言えそうです。

映画「眉山」を観ました

2007-05-25 09:11:18 | 映画
母のそばには、いつも眉山があった。

母親・龍子(宮本信子)娘・咲子(松嶋菜々子)の演技にすんなり入り込んだ。
旅行社に勤める娘に母親が入院したとの知らせが入る。
母は末期がんに侵されている。

看病する日々の中、母と娘が本音を言って、しばしばぶつかり合う。まして出生の秘密があればなお更のこと。それでも、ぶつかりながらも、母と娘……

ベットに横たわる母に、もたれて眠る娘。

以前、そんな光景を見たことがある。自分に重ね合わせていた。
私の母もそっと頭を撫でてくれていたのだろうか?そっと肩を抱いてくれたのだろうか?
小さくなった母の病院のベットの中に、時々滑り込んだことを思い出していた。

感動は、父から母にあてた古い手紙を頼りに、父と母の思い出の場所をたどりながら、父親がどんな人なのか、何故、母がこの人の子供を産みたいと思ったのか?自分の存在の意味を求めて、行き着いたところが、父親であろう所の一軒の小さい病院での場面。

二人はぎこちなく言葉を交わす。
この場面の言葉は見つかりません。
父(夏八木勲)と娘のやり取りにどっぷりでした。

「もうすぐ、踊りの季節ですね……徳島のことです」
「よろしければ、遊びにいらしてください」

親子の名乗りが出来ない二人。

クライマックスは、阿波踊りの喧騒の中での、父と母と娘のトライアングル。
『目は口ほどにものを言う』と、言いますが、ズバリそのものです。

江戸っ子の母が、何故徳島に?徳島は父親の故郷です。

この愛は、正しいのかどうか私には判りません。が、献体の話も織り込まれ、ちょっと考えさせられました。

    「娘・咲子は私の命でした」

私は、阿波踊りを昨年も見に行きましたが、映画の中の、阿波踊りのシーンは圧巻でした。

眉山」その昔、万葉集の中で、なだらかな美しい眉のようなシルエットを
「眉のごと雲居に見ゆる阿波の山」と詠まれたことから名がついたと言われているそうです。

お遍路さんでとか、年に何度か徳島に行くことは有りましたが、そういう思いで見たことは有りません。勿体無いことをしたと思っています。次は映画の足跡をたどってみようと思っています。

映画「HAPPY FEET」

2007-03-19 10:02:08 | 映画
旦那様は日曜出勤。この日を逃してはと思い、映画「HAPPY FEET」を見に行くことにしました。
   
     

寒い南極大陸、そこに住むのは皇帝ペンギン達。心に歌を、胃袋には魚を満たし、そして
子供たちには生き抜くための知恵と勇気を教え、そんな生活が少しずつ崩れかけている。

ごく普通に出会ったパパペンギンと、ママペンギン。“心の歌”から愛が芽生え、そして愛が卵になった。
その卵から生まれたチョット変わった子、口ばしからではなく足から生まれた主人公のマンブル。

皇帝ペンギンにとって一番大事なことは“心の歌”を歌うこと。
マンブルは音痴で、その上、声も悪い。
周りから変な目で見られ、劣等生のマンブルは、いつも一人ぼっち。

マンブルは“心”を伝えようとすると、歌よりも足が先に動き出す。

歌は、からっきし駄目だけど、ダンスは極上。

ダンスだけは譲れない。好きで好きでたまらない。これこそ“自分”これこそがマンブルの“ハッピーフィート”
(ロックであったり、ポップスであったり、ラップであったり、曲に合わせてお尻フリフリ、タップを踏むマンブルに、私も“ハッピーフィート”)

心のそこから湧き出るアツい思いを引っさげて、果てしない冒険の旅に出る。
ほんの小さなステップが、友達を作り、危険を乗り越え、そして奇跡を起こす。

健気なマンブルに涙する、こころ洗われる映画でした。

その余韻のせいか、最後に流れるイメージソング、NEWSの『星をめざして』を予約して帰りました。