老婆猫の縁側日記

パワフルおばさんの呟き

四国霊場別格16番~20番

2007-05-30 11:30:44 | Weblog
16番札所は萩原寺です
名の如しその季節には一面に萩の花が咲きます。
   
  御詠歌 「尊くも 火伏をちかふ 地蔵尊
           萩の御山に 世を救ふらむ」

       


17番札所は神野寺(かんのじ)

 御詠歌 「ちまちだに いまもそそぎて のりのしの
                    恵みあふるる 満濃の大池」

弘法大師様が、満濃の大池を、まるで見守っているかのように佇んでいます。

           

17番札所は海岸寺

御詠歌 「せとのきし まなこやひらく かいがんじ
                   よろこびみちぬ 身も心にも」
       
海岸寺では住職様のお話を聞くと、人生観が変わる、とパンフレットに書かれている。泊まる事が一番らしい。

一度、宿坊とやらに泊まってみたいものです。その時は、一番候補に挙げておこう。

       

           
19番札所は香西寺(こうざいじ)

 御詠歌 「南無大悲 延命地蔵 大菩薩
           みちびきたまへ この世のちの世」

            

20番札所は大瀧寺です

マップによると、塩江温泉道の駅から二通りの行き方が載っている。さてどちらに進路をとるか?マイクロバス通行可と有る、距離の短いほうを選択。これが間違いの始まりである。

県道7号線経由、キャンプ場を越えた辺りから、ドンドン道幅が狭くなる。
それでも人家が一軒、また一軒、人は居ないようだ。
薄暗い山道を進めど進めど、段々不安になってくる。標識も無い。このまま行って大丈夫なんだろうか?

何かしら感じ、立ち止まった所へ、今来た道から、歩き遍路の若者がくる「ヤレヤレ」ホッとする。まるで、弘法大師様のお使いの者に見えた。彼には後光がさしていたやも知れませんね。ありがたや、ありがたやです。

少し引き返し、ようやくたどり着いた。3回くらい死んだかと思うような思いをしました。

その思いをまだ引きずっていたのか、マイクロバスを見つけるや否や、その運転手さんに唐突に「向こうから来たんですが、帰りはどちらへ行ったらいいですか?」その時は必死でした。

今思えば、聴かれた運転手さんも驚いたことだろう。その車は島根ナンバーでした。88ヶ所参りも含め、こんな思いをしたのは初めてでした。
どうももう一方が正規のルートのようです。

別格最後の札所は厳しい修行(?)でした。が、無事、到着に感謝感謝でした。

 御詠歌 「霊峰の 岩間に開く 法の道
                厄をながして 衆生ぞすくわる」

       

厳しいはずです。四国88ヶ所総奥の院と石碑に刻まれています。
ちなみに海抜946m大瀧山上に位置します。

今月のBABANNAおまけで~す

2007-05-28 15:08:36 | Weblog
今日はラッキーが三つ重なり、急きょBABANNA三姉妹の集合で~す

何処に行くか思案をしたものの、所詮田舎の事、そうそう行く先も無し。
それではと、タオル美術館のラベンダーを見に行くことにしました。

『今日は暑いね』さすが長女さん、ささーっと姉さんかぶり。よくお似合いですね~。
そういえば、お母ちゃんは、いつも手ぬぐいを頭にかぶっていたね。

        

       園内は、ラベンダーは勿論、バラの花も咲いていました。


        

       お昼は、園内のレストランでシェフお勧めランチです。
       ご飯以外完食。

      

後はいつものパターンで温泉へ直行でーす
最後になりましたがお仕事中の我が家の旦那様いつも『有り難うございます』感謝感謝

映画「眉山」を観ました

2007-05-25 09:11:18 | 映画
母のそばには、いつも眉山があった。

母親・龍子(宮本信子)娘・咲子(松嶋菜々子)の演技にすんなり入り込んだ。
旅行社に勤める娘に母親が入院したとの知らせが入る。
母は末期がんに侵されている。

看病する日々の中、母と娘が本音を言って、しばしばぶつかり合う。まして出生の秘密があればなお更のこと。それでも、ぶつかりながらも、母と娘……

ベットに横たわる母に、もたれて眠る娘。

以前、そんな光景を見たことがある。自分に重ね合わせていた。
私の母もそっと頭を撫でてくれていたのだろうか?そっと肩を抱いてくれたのだろうか?
小さくなった母の病院のベットの中に、時々滑り込んだことを思い出していた。

感動は、父から母にあてた古い手紙を頼りに、父と母の思い出の場所をたどりながら、父親がどんな人なのか、何故、母がこの人の子供を産みたいと思ったのか?自分の存在の意味を求めて、行き着いたところが、父親であろう所の一軒の小さい病院での場面。

二人はぎこちなく言葉を交わす。
この場面の言葉は見つかりません。
父(夏八木勲)と娘のやり取りにどっぷりでした。

「もうすぐ、踊りの季節ですね……徳島のことです」
「よろしければ、遊びにいらしてください」

親子の名乗りが出来ない二人。

クライマックスは、阿波踊りの喧騒の中での、父と母と娘のトライアングル。
『目は口ほどにものを言う』と、言いますが、ズバリそのものです。

江戸っ子の母が、何故徳島に?徳島は父親の故郷です。

この愛は、正しいのかどうか私には判りません。が、献体の話も織り込まれ、ちょっと考えさせられました。

    「娘・咲子は私の命でした」

私は、阿波踊りを昨年も見に行きましたが、映画の中の、阿波踊りのシーンは圧巻でした。

眉山」その昔、万葉集の中で、なだらかな美しい眉のようなシルエットを
「眉のごと雲居に見ゆる阿波の山」と詠まれたことから名がついたと言われているそうです。

お遍路さんでとか、年に何度か徳島に行くことは有りましたが、そういう思いで見たことは有りません。勿体無いことをしたと思っています。次は映画の足跡をたどってみようと思っています。

今年もアマリリスが咲きました。おまけもついています

2007-05-24 14:37:17 | Weblog
今年も、大輪のアマリリスが咲きました。今年は5本も花を付けています。

昨年は咲かなかった真紅のアマリリスが、咲いたと思った矢先に先日の(17.8日)の大風で折れてしまいました。

最初は球根の大きさもほぼ同じのはずが、年々差が出てきています。同じに育てているはずが、不思議です。


      

我が家の蛙さんは、メダカの箱で一泳ぎ、その後は蘭の花の中でお昼寝です。

      


おまけはデンドロビュームです。今年も次々咲いています。セッコク系が入っているので香りがとてもいいです。

      

四国霊場別格12番~15番

2007-05-22 08:58:50 | Weblog
今日は12番延命寺からです。

   御詠歌 『千代かけて 誓((いざり)の松の ほとりこそ
             なほありがたき 法の道かな』

        

13番仙龍寺です。当寺は弘法大師42歳のとき登山されたそうです。

   御詠歌 『極楽は 他にあらぬ この寺に
            御法の声を きくぞうれしき』


        

14番椿堂常福寺の境内にあります。
皆様も心沈めて撫でてみてください。ご加護がいただけるかもしれません。

   御詠歌 『立ち寄りて 椿の寺に やすみつつ
              祈りをかけて 弥陀をたもめよ』

     

15番箸蔵寺です。箸蔵寺はロープウエーで登りました。
クネクネ山道は出来る事なら避けたいです。年でしょうかね?

   御詠歌 『いその神 ふりにし世より 今もなほ
             箸運ぶてふ ことの導き』

         
       
                     後5番で終わります。