5回東京4日目

馬主の冠名にも意味合いがあり、個人名が乗っかってくるような馬主さんは、自己顕示欲が強いひとなのかと想像してしまう。
「スズカ」の冠名を配する永井啓弐氏は三重の方で、その冠名から郷土愛にあふれる方かと想像してしまう。それはもう一つの冠名からも想像される。「サンレイ」はスズカの冠に比べる活躍馬が少ない。唯一、重賞を勝っているのが、今日のエリザベス女王杯に出走する⑬サンレイジャスパーだ。騎乗する難波剛健騎手はこのレースがデビュー９年目にして掴んだＧ１初騎乗。再来年には定年を迎える高橋成忠調教師としては愛弟子とたてる最後の晴れ舞台かもしれない。

Ｇ１初騎乗（ＶＭ）で２着という大活躍をみせた、生野賢一騎手。所属する音無秀孝厩舎４２勝のうち生野騎手があげた勝ち星は⑨ブラボーデイジーの２勝のみ。音無秀孝とい人物の厳しさと愛情が垣間見える。

幻の女王⑧カワカミプリンセス。無敗の最強牝馬がひとつの躓きから輝きを失った。今年度最優秀騎乗をみせる横山典弘騎手が、復活のマジックをみせることができるか。
同じく前走、降着の憂き目をみた⑯ブエナビスタ。こちらは負けての降着なので、馬からみれば「２着、３着も同じよ！」といったところかもしれず、カワカミのようなダメージはないかもしれない。

⑤リトルアマポーラ、昨年の女王が４番人気というのもなんとも美味しい馬券かもしれない。昨年のこのレース以来勝ち星に見放されているが、またもや外国人騎手を配して連覇を狙っている。

昨年の勝利ジョッキーが跨るのは、外国馬⑩シャラナヤ。馬主からして要注意なのだが、スミヨン騎手が騎乗していた馬にルメール騎手が騎乗するのだから、ルメール連覇の活字が躍ってもおかしくない。

内田博幸騎手にリーディングを受け渡すのか。武豊が武豊でないときは引退するときと思っている私としては、武騎手の逆襲をみてみたい。
それがこのレース⑮ミクロコスモスから始まることを期待している。

牝馬は実績よりも調子である。できることなら休み明けを挟んで、近３走以内に勝ち星があるとうれしい。そういう意味では②⑥⑦⑨⑩⑫⑭⑮⑯⑰。あとは社台系から入るか、否かである。

＜＜　今日のマーキング　＞＞
東京
【１Ｒ】③②⑦⑩⑤⑥
【２Ｒ】⑤②⑬⑦③⑨
【３Ｒ】②⑥⑬③④①
【４Ｒ】⑤⑧③①⑫⑨
【５Ｒ】⑦⑪②④⑨⑤
【６Ｒ】⑨②⑧⑥③①
【７Ｒ】⑤②⑨⑩⑧⑭
【８Ｒ】⑤①③②④⑦
【９Ｒ】⑪⑨⑯⑮⑥②
【10Ｒ】①⑫⑥⑤④⑩
【11Ｒ】⑤⑬⑦②⑨⑪
【12Ｒ】⑫⑤⑦⑨⑬②
京都
【９Ｒ】②⑨⑧④⑥③
【10Ｒ】④⑯①⑫⑩⑮
【11Ｒ】⑯⑤⑫④⑩②
福島
【10Ｒ】④③⑥⑨⑬⑦
【11Ｒ】①⑨⑤⑫⑬⑦
【12Ｒ】⑦①⑬⑫⑤⑯