秋になるとピンク色の実がぶら下がり、果皮の中から、赤い実が覗くのが可愛らしい真弓の木。
真弓という名前は、その昔弓を作るのにこの樹から作ったからだそうですよ。芯が強いのに柔軟性があるから弓を作るのによかったそうです。
さて、秋に通りかかるとかわいい実がなる真弓の木のしたを通ったら、木の下にばらばら小さな実のような花柄のようなものが一杯落ちていた。
ふと、見上げると、なんと、花だ!
いや、花と言っても華やかな花ではないのよ。
小さな小さな花が一杯。色もこんな。
初めて真弓の花を見たけど、なかなかいい感じの花よ。なにより人知れず咲いているのがいいな。
葉の陰に隠れて、ひっそり。でも花はたくさんたくさんつけて。
花弁が4枚に蕊が4本。マサキの木の花によく似ているけれど、やはり花もぶら下がるように着くんだね。色も綺麗な明るいオレンジ色で、実に華やかさ、可愛らしさを感じさせるね。
マユミは雌雄異株なんだって。この樹にかわいい実がブランぶらんぶら下がるっていうことは、この樹は雌株で、この花は雌花と言う事になるよね。
え~~、でもさあ、実がなるっていうことは回りに雄株があるって事?なんて思って調べてみたら、観賞用に売られているものはほとんどが雌株なんだって。しかも、雌株だけで、実がなるんだってさ。う~~~む、男はいらないという、潔い生き方なのね。
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次回は仲間の木、マサキの花が何かと登場しますよ。あまり、期待せず、お待ちくださいね。