毎年近くの高校裏のフェンスにいろんな蔦が絡みつく。
そのうちのひとつ、アオツヅラフジ。本当なら秋になれば青い実がなるはずなのだけれど、草刈りの犠牲となり、あわれ、いつもぶっちぎられちまうのだあ。
このアオツヅラフジは雄花雌花があるらしい。だけれども、雌花はめったにお目にかかれない。小さな花で、肉眼では蕊の様子はよくわからないので、こんどこそ雌花ではと期待しながら、他の花を様子が違うものを求め、怪しいフェンスへばりつきのおばさんと化すのであるよ。
6月に入ってから毎日のように写すけれど、まず、ピントがあわないのよねえ。
仕方がない。虫めがねの登場で、ますます怪しさグレードアップ
まあね、ここ、フェンスの前は物置になっているから、校舎の中やグラウンドが見えるわけではないので、カメラを持っていてもチカンと間違えられる心配はないけど(^_-)
6月2日 青ツヅラフジに花がだいぶつきはじめた。
早速虫眼鏡を取り出して、
さて上の写真の花は雄花ばかり、もしかしてあれは雌花ではないだろうかと、ワクワクしながら写真に撮って見た
う~~ん、残念やっぱりこれも雄花かな?雄花の蕊がまだ、花粉を出す前なのかな?
でも去年は雌花を発見し、小さな実がつくまで見れたんですよ。碧くなるまでは無理だったけどね。
アオツヅラフジの詳しくは→こちら と こちら をご覧ください。どうも一株の中に雄花と雌花があるというのと、雌雄異株だというのとあるんですが、どちらにしても、雌花は数が少ないと言うのは確かです。
受粉はどのように行われるのか、よくわかっていないようですが、もともとは実が目立つ植物のようですから、確実に受粉する仕組みを持っているはずなんですけどね。
アオツヅラフジの花は一度記事にしましたが、写真は雄花でした。やはりアリンコがついていました。アリが受粉をたすけているかどうか考えてみましたが、花粉をつけても、同じアリが雌花を訪れるかどうか、あやしいものですね。