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金沢区・長浜公園の四季

横浜市金沢区・長浜公園を拠点とした、野鳥・昆虫・植物などの四季の記録です。(皆の長浜ブログ)

スズミグモ ♀ 蜘蛛

2006年08月15日 18時35分09秒 | その他
◎すずみぐも ♀ 15mm 卵型 (漢字不明)


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コガネグモ科のやや大形(♀=15mmくらい)の蜘蛛で、熱帯~南方系の種。
神奈川県では、1980年横浜市南区で発見されて以来、各地で発見されている。
地球温暖化に伴う生物分布の北上の好例として取り上げられ、調査されてきたようだ。
* スズミグモの分布の北上 に詳しく書かれている。

色模様については、個体差・変異が大きく、いろいろあるようで、
この写真のもののように無地(模様無し)もいるが珍しいようだ。
普通は、褐色ベースに、白い稲妻状の斑紋があるようで、緑や赤のベース
のものもいるようだ。

特徴は、腹部上部(肩の部分)にコブ状の突起がある。
網は、ドーム状で大きく、80cmにも達する、パラシュート網(ドーム絹網)。
粘液のついた糸ではなく、絹糸状でべとつかない。
この大きなドームの中央部に下からぶら下がるようにしている。
まれに、中央部に、円を描くように、白帯(隠れ帯)が張られる。

また、ジョロウグモ が網を共有利用するのも特徴で、長浜公園のものは、
スズミグモ の大きな網の周りに、16個体くらいのジョロウグモが網を
張っていて、まるで、集合住宅の様・・・造網時期は随分前と思われる。
このジョロウグモを、「網共有ジョロウ」と呼ぶ。

・・・・・・(ITO)・・・

クモいろいろ

2006年08月01日 22時14分51秒 | その他
昨日、今日は湿度が低いのか通る風が涼しく過ごしやすい。 せっかくの散歩日和に午前中は所要があり、夕方半周の散歩となりました。(missi)
*ササグモ 脚はとげとげ、網を張らないタイプのクモ。
*ナガコガネグモ 獲物をぐるぐる巻きにして、腹側もきれいです。
*ワキグロサツマノミダマシ 薩摩の実(ハゼのみ)

フクログモ科コマチグモ

2006年07月24日 20時29分28秒 | その他
色がきれいなクモだなと写真に撮りましたが良く見ると口元が黒い。 調べるとコマチグモの一種だそうで毒蜘蛛だそうです。 咬まれると痛いそうです。 ご用心。 メスはススキの葉などを三角に結び中で卵を守るそうです。 しかも最後は自ら子供の餌となるそうです。 母はえらい! (missi)

タイワンリス 

2006年07月11日 20時30分11秒 | その他
まだ、長浜公園やその周辺では見てない・・と思うけど・・
以前、16号線をまだ超えて来ていない、ようなこと聞いたような。。。
* タイワンリス 枝の上で木の実を食べる
* タイワンリス 幹に腹ばいになり・・
* タイワンリス 何故?この体勢??

木の実を拾っては、幹を駆け上がり・・枝の上、、と思っていたら、
頭を下にして、幹に腹ばいにくっついて、その体勢で木の実を食べ始めた・・
恐らく、足の爪で引っ掛けて、そのまま「ぶら下がり」の状態と思われるが、
・・・何故?この体勢が良いのだろう・・・???

氷取沢や上郷には、入って来ているし・・
総合公園は、どう? だったかな???・・・(ITO)

腹いっぱい?

2006年07月08日 18時09分56秒 | その他
8日午後、上げ潮に逆らって青大将が水路を北から南へクネクネと、しかもゆったりした動作で泳いできた。
長いものが苦手な身としてはただ見送るつもりだったが、よく見ると胴体の途中が何か変。通常と違うとなれば四の五の言えない。パシャパシャと10数枚。
毛穴の開く思いで現像して見ると蛇腹の膨らみは角が立っており、鳥でも入っているのかも。(A窓)(AK)

親水空間の流れの主、大ドジョウ

2006年07月05日 17時24分54秒 | その他
親水空間の小さな流れにドジョウが棲んでいるのは知っていたが、昨日大きなドジョウが姿を現していた。近づくと泥を巻き上げたので、逃げたと思った。泥がおさまるのを待って見ると悠然と水底に横たわっていた。近づいても逃げなかった。長さ約15cmくらいの大きなドジョウでヤナガワでは食べにくそうなものであった。あんな小さな流れにもどこから来たのか分からないが、ドジョウがいるのになんとなく感激した。早くカエルが来ないかな。
*ドジョウ全体

ヒトハリザトウムシ

2006年07月03日 14時29分44秒 | その他
*ヒトハリザトウムシ  (ITO)
昆虫でも、蜘蛛でもありません、
クモガタ類、ザトウムシ目 の節足動物です。
この写真のものは、城ヶ島の海岸で、ヤブジラミの花に10匹以上群がっていたものの一つです。まだ、成体になったばかりだったのでしょうか・・
それにしては、大小、さまざまな大きさが入り混じっていました。
日本にいる、海浜性のザトウムシは、1種だけなようで、そうなら
* ヒトハリ・ザトウムシ (カワザトウムシ科) というものになります。

* ヒトハリザトウムシ(1)
* ヒトハリザトウムシ(2)
* ヒトハリザトウムシ(3)
卵で越冬し、成体は、7月~から出現し、ほとんどは年内に生命をまっとうする。
集合性が強く、昼間は海岸の岩陰などに群れていて、夜になると、活動を活発にし、浜辺の フナムシ などを食べる。その他、雑食性のようだが、
この写真の場合は、昼間、集団で、ヤブジラミ の花密を食べているようだった。

砂浜と海食崖のあるような自然海岸に生息するため、そういう自然海岸の消滅により、生息地がなくなってきているようだ・・

名前の、「座頭」は、長い脚で、前を探りながら歩く様子が由来。
英名では、 Daddy Long Legs 足長おじさん



フナムシ 

2006年07月01日 23時09分13秒 | その他
* フナムシ
長浜の水路にもたくさんいます。
等脚目(ワラジムシ目)、フナムシ科 の動物ということです。
英名: Wharf Roach 波止場のゴキブリ
>好き嫌いもあるかと思いますので、平気な方だけ下記をクリックしてください。
* フナムシ ・・ぞろぞろ・・・
* フナムシ ・・色合いも明るく、大きな奴がいたぞ・・
(ITO)