なぁなママの聞いてきいて

70代でアルツハイマー認知症を発症した姑は86歳で老衰で他界。今度は実母が膝痛をきっかけに介護生活そんな日々のつぶやき

住宅街と化した故郷は・・・

2014-03-10 07:08:04 | 認知症
昨日は姑の生まれ故郷の館林へ夫の運転でドライブしてきました

デイサービスがお休みだと思うと朝寝坊をしてなかなか起きようとしない姑なので夫が「田舎にお墓参りに行くよ!」と声をかけてしまうと・・・

親戚へ出かけるだろうというスィッチが入ってしまったのか?お財布&お金を探し始めて不穏な行動になってしまう

「お墓参り」とだけ言えば良かったのになぁ~~

それからGPS携帯をつけて肌身離さず持たせる予定のいつものポッシェットがまた無い

前の晩、寝ることも忘れてずっと続けられていた『探索活動』

3人であちこちとひっくり返して探したら出て来ました・・・洋服ダンスの引き出しの中から

車の中では、初めのうちは私たちの会話に分かることも解らないことも・・・すべてに相槌を入れている感じの姑でしたが、途中からすっかり無口になったので寝ているのかと思ったが眠りはせずに座っている、送迎の車に乗っている気分になっていたのかしら

何処へ連れていかれるのだろうか?と不安だったのかなぁ

高速は空いていたので順調に進んで自宅から一時間ほどで無事にお墓に着くことができました

本家のほかに弟の眠るお墓も並んでいる墓地なのですが・・・姑はもうすでに何処に誰が入っているのかも、お参りの仕方も解らなくなっていましたが無事にお墓参りを済ませることは出来ました

今回は親戚には寄らすに、お蕎麦屋さんで三人で暖かいお蕎麦を食べましたが姑もペロッと一人前食べきっていました

ツツジの頃には大勢の人でにぎわう『躑躅が岡公園』へ寄ってのんびりと散策を楽しみました

子どもの頃には良く遊びに来たんだと昔話をしていました、男の子はこの沼で泳いだんだよとも・・・

一時間ほど暖かな日差しの中、散策をして綺麗に咲いていた梅も眺めて楽しい時間を過ごせたと思います

館林にいる間の姑の口から出てくる言葉は「畑だから早くに家が建って・・・お家がいっぱいで・・・」ということばかり、エンドレスに続いていました

姑が故郷を離れた60年ぐらい昔はどこもかしこも畑だらけで、家など少なかったのでしょうが

帰りは道の駅『はにゅう』に寄り、お土産を眺めて楽しそうでした

家に戻った姑はやっぱり疲れたようで・・・夕食の支度を始めた頃にはこたつでうたた寝をしていました

突然起き上がって着ているシャツを脱ぎ始めたので「まだ晩御飯も食べていないので寝る時間ではありませんからパジャマには着替えませんよ!」と声をかけるとしばらく混乱した様子

「寒いからシャツを着てくださいね!」と声をかけると似たようなシャツに何故か?着替えて取り繕っていた

こたつでうたた寝してしまったことで『デイサービスから帰宅した』気分になってしまっていたのでしょうか

しばらく不機嫌でしたが・・・夕食の支度が出来て食べ物を見たとたんにご機嫌になって食べていました

前日、先に寝てしまった夫は反省をしてちゃんと姑を眠る体制にしてから・・・自分の寝る体制に入っていました


今朝の姑は「予定表が無いの・・・」と二階にいる私にまで訴えてくるほど予定表を探していた

送り出してから私も探してみたのだが、何処へしまい込んでしまったのですが何処にも見当たらないし・・・あの大事なポッシェットもまたまた何処かへしまい込んでしまったようで、見つかりません

今日からは土曜日までお泊りなので、そのうちゆっくり探してみようと思います

予定表に関しては以前夫が作った『予定表』なので・・・また印刷してきてくれるそうです
コメント (2)
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